第12回共同親権と子どもの養育を考える勉強会 「子どもの権利としての面接交流権」 | 親子交流(面会交流)支援団体の代表であり、お坊さんでもあり、母でもある私の日々徒然日記

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一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センターの代表理事であり、大法寺副住職でもあり。そんな自分の日々徒然日記。


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第12回共同親権と子どもの養育を考える勉強会
  

日 時 平成21年10月13日火曜日 午後3時から4時30分まで
会 場 衆議院第2議員会館第1会議室
内 容 講演および質疑
講 師 福田 雅章 (一橋大学名誉教授)
参加費 1000円

福田雅章先生は、子供の権利、安楽死、受刑者問題、死刑、少年法、治安政策などについて独創的な研究業績をあげ、実践面でも子どもの権利条約に関する国連特別総会日本政府代表団顧問、DCI(Defence for children International)日本支部代表を歴任。「子どもの権利」実現のため国際的に活躍しておられます。


※特記事項 共同親権・子どもの養育を考える連絡会議は、ペアレンティング協議会と親子の面会交流を実現する全国ネットワーク(略称:親子ネット)が、国会内の勉強会を共同で開催するための団体名です。


連絡先 共同親権・子どもの養育を考える連絡会議
担当   川口 定男 TEL 080-5430-7956
※勉強会への参加を希望される方はお手数ですが上記の担当者へ事前にご連絡下さい。
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と、いうわけで、またまた遅い記事のアップで申し訳ありませんあせる


昨年の10月に行われた勉強会の様子ですA=´、`=)ゞ


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国会内で私たちの勉強会にご尽力いただいている自民党衆議院議員の下村博文代議士より、「子どもが成長するまでは両親が共同して子どもを育てていく必要があるという共通認識のもと、国会議員の立場から『世話人』としてお手伝いをさせていただきます」と力強い挨拶をいただきました。


2件の子どもの連れ去り事例を紹介した後、一橋大学名誉教授でDCI日本代表の福田雅章先生より、『子どもの権利としての面接交渉権』というテーマでご講演をいただきました。


日本は「『子どもの権利条約』を大きく誤解している。大人の権利形態を子どもにそのままスライドさせようとする社会の風潮に危惧を覚える」と、子どもの権利条約について教えていただきました。

特に子どもの意見表明権について、本当に大きく頷いてしまいました。


いま、若年層の暴力が社会問題になっていますが、本当ならば、そうした破壊的な行動に向かわないように自分の怒りなどの感情を表せる人間になることが、とても大切であるのだと思います。


両親が離婚した際、別居親との面接交渉を拒否する子どもたちがいます。一番安心できる場であったはずの家庭が、両親の離婚によって崩壊するのです。子ども自身には止めることができず、無力感を覚えます。その怒りが、生活を別にする別居親に向けられてしまう場合が見受けられます。


その怒りを別居親さんに受け止めてもらえることで、子どもはゆっくりと落ち着きを取り戻していくことができます。


子どもが別居親に会いたくないという怒りを表しても、同居親も別居親も鵜呑みにせずに第三者機関にご相談ください。


お子さんの怒りを受け止めてあげていただきたいと願います。

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