高校の教科書、「地理」では、タイ料理のフオーを食べている写真が掲載されるほど一般的に親しまれている料理のようです。
米文化領域の東南アジアでは、常に米と会う料理が親しまれてきました。日本も同じです。今回はそのタイ料理で親しまれているフオーをつくりました。事前学習では教科書も参考にスタ-トしました。外国の料理に挑戦しながら文化を学ぶ取り組みはとても興味関心が深まります。
タイでは、個性的な調味料に「ナンプラー」があります。日本では「漁しょう」といって魚を発酵させて作った調味料です。独特な深い味わいがあり、タイ料理には欠かせないものだそうです。レストランでは、テーブルの上に4点セット(砂糖、唐辛子入りの酢、粉唐辛子、ナンプラー)がおいてあり、これを「クルアン・プルン」と言って好みの味付けをして食べるようです。
今回は一般的な料理『フオー』をつくりました。
米粉でできたフオーは、日本では乾麺として売っています。平たくつるっとしていて食べ応えのある麵料理です。
フオーに入れる具材。手前がナンプラー、玉葱、鶏肉、香草(三つ葉)は完成してからかける。その他は予め炒めておきます。
茹で上がると外見はきし麺のようですが、少し食べてみるとこしがあり食感もしっかりしています
調味料は、ナンプラー、鶏ガラ、塩、レモンです。とてもあっさりして美味しいですよ。
副菜は、もやしサラダ、バナナのフリッツたーはちみつかけです。
レモンも味の決め手で、異国情緒あふれていてどれも完食!
今回はフオーの購入をするためにベトナム料理店を訪れてたりしながら食材探しをしてきました。とても勉強になりました。
その国を知るには食べることから始めてみるのもいいですよ。
完成までにいろんな面から学んでいく楽しみもあります。