能登半島地震だけではない!海底活断層の過小評価は各地で常習化  | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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能登半島地震だけではない!海底活断層の過小評価は各地で常習化 

むつ核燃料貯蔵施設・柏崎刈羽原発の稼働中止を求める院内集会&政府交渉

https://foejapan.org/issue/20240419/17145/

 

5月1日(水)13:30~16:30

参議院議員会館B105 オンライン併用

 

スケジュール

13:30~14:50 院内集会

15:00~16:30 政府交渉(原子力規制庁)予定

 

お話 栗橋伸夫さん(核の中間貯蔵はいらない!下北の会)

桑原三恵さん(規制庁・規制委員会を監視する新潟の会)

阪上 武さん(原子力規制を監視する市民の会)他

 

主催:核の中間貯蔵はいらない!下北の会/規制庁・規制委員会を監視する新潟の会/

国際環境NGO FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会

詳細・お申込み https://foejapan.org/issue/20240419/17145/

 

青森県むつ市に建設中の使用済核燃料の中間貯蔵施設(リサイクル燃料貯蔵センター:以下むつ貯蔵施設)が今年9月にも操業を始めようとしています。新潟県の柏崎刈羽原発からの使用済み核燃料が運びこまれる予定です。

 

運び込まれた使用済核燃料は50年以内に再処理工場に搬出することになっていますが、六ヶ所再処理工場の操業の目途は立っておらず、たとえ操業したとしても50年後には廃止されています。むつ貯蔵施設が永久に核のゴミ捨て場となるのは必至です。

 

搬入元の柏崎刈羽原発では再稼働に向けた手続きが進んでいますが、原発内の使用済燃料プールが満杯に近く、むつ貯蔵施設に搬出しなければ稼働が続けられない状態です。むつ貯蔵施設の操業開始は柏崎刈羽原発の再稼働と密接にリンクしているのです。

 

能登半島地震では、隆起地形の沖に横たわる海底活断層の過小評価が問題となっています。各地の原発周辺においても、変動地形学から読み取れる海底活断層を、音波探査偏重により短く評価することが横行してきました。

 

柏崎刈羽原発とむつ貯蔵施設はいずれも隆起地形上にありますが、海底活断層が短く評価され、あるいは全く存在しないことになっています。原子力規制委員会は、両者の稼働を止めて再審査を行わなければなりません。

 

院内集会ではむつと新潟から報告を受けます。交渉(予定)では原子力規制庁に対して、両施設の海底活断層の過小評価について問い、稼働の中止と再審査を求めます。オンラインでも参加できます。振るってご参加ください。