申入書の受け渡しでいっさい答えなかった日本原電が“言葉を発した”(回答)…ちょっと前進
4/3第69回日本原電本店抗議行動…56名の参加
└──── 志田文広(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人)
◎ 4月3日(水)の雨の中での日本原電本店抗議行動に参加されたみなさま、本当にお疲れ様でした。
まだ暖かくはないこの時期の雨の中で56名もの参加者だったことは私はもちろん、首都圏連絡会としても元気がでます!
そしてこの日の原電本店抗議行動は申入書の受け渡しにおいてちょっとですが前へ進めました。
いつも申入書を提出してもいっさい答えなかった原電の職員ですが、この日は形ばかりのものとはいえ、初めて我々の前回の申入書に対する答えを口頭でしたが答えました。
◎ その答えは以下です。
「東海第二原発の防潮堤工事につきましてはみなさまに多大なるご心配をお掛けしております。現在私どもの調査は南側の調査は終えておりまして現在北側の方の調査を進めております。こちらの調査の方で進みましたらご報告させて頂きたいと考えております。」
◎ これは前回の3.11原電本店抗議行動において披田信一郎さんが“申入書”ではなく、“質問書”とし、原電の職員に、「質問しているのだから答えて頂きたい」と申したうえでその質問書を読み上げて頂いたものに対しての答えです。
披田さんの質問に対してまったく答えになっていませんが、彼ら原電の職員が我々に対して、原電前において“言葉を発した”ということはちょっとですが前進です。
◎ ちょっとの前進とはいえ、防潮堤工事欠陥工事の発覚、11.18首都圏大集会の大成功、能登半島地震の警告、一斉行動・第11波の成功。
そして4月3日、日本原電が答えたこと。
「天」は少しずつ、東海第二原発の再稼働を阻止する方向へ導いているのかも知れません。
これからも強く、鋭く、そして粘り強く闘って日本原電に再稼働を諦めさせましょう!
(「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」MLより)
(たんぽぽ舎メルマガより転載)