小倉利丸 : 国際司法裁判所による保全措置命令の日本語訳全文を公開 | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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小倉利丸 : 国際司法裁判所による保全措置命令の日本語訳全文を公開

 

倉です。1月26日に国際司法裁判所(ICJ)が出した南アによるイスラエルに対するジェノ

ザイドの罪での提訴についての保全措置命令の全文の翻訳ができました。

 

ICJは事実上、イスラエルの行為をジェノザイドの罪にあたる蓋然性が高いことを指摘し

ましたが、それでもイスラエルは攻撃の手を全くゆるめていません。ICJが停戦を命じな

かったことへの批判もでています。賛否含めさまざまな議論があるところです。また、こ

の26日以降、南アは追加の保全措置の申立てを出し、イスラエルが反論し、これについて

もICJが26日の命令を再確認する文書を出すなど、応酬が続いています。更に、ニカラグ

アがこの裁判への参加を表明しています。

 

26日に出されたICJの決定はあくまで暫定的なもので、イスラエルのジェノザイドの罪の

是非の最終的な判断には数年かかると言わいます。そのあいだに、ガザから全てのパレス

チナの人々が殺害も含めた排除の現実的な可能性が高まっています。

 

以下、告知文です。自由に拡散(迷惑にならない範囲で)してください。

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お知らせ

1月26日に出された国際司法裁判所による保全措置命令の日本語訳全文を以下に公開しま

した。

https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/339

PDF版

https://www.jca.apc.org/jca-net/sites/default/files/2024-02/26Jan24_ICJ_ord_4.pdf