レイバーネットTV第195号報告~「追悼碑 撤去しても、消せない歴史」 | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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レイバーネットTV第195号報告~「追悼碑 撤去しても、消せない歴史」

 

 心に止めながらもなかなか行動できなかったが、昨年暮れやっと新宿アルタ前の集会に行った。私自身がこの問題をきちんと認識したのは、「あいちトリエンナーレ2019」後の「表現の不自由展 東京2022」として東京都国立市で再展示された時だった。撤去の渦中にあったこの碑も白布で巻かれた姿でその中におかれていて、胸が痛んだ。

 今回、強制撤去後粉々に砕かれた作品の写真を見た時、この小石の数だけ追悼碑を建てたいと強く思った。何回撤去されても建てつづける、他者が撤去できないところにも建てたいと。撤去反対運動をしている方たちの作った「かるた」が貼られたスタジオで、共に歴史に向き合うことを強く求められていると感じた。(報告:笠原眞弓)

 

〈「群馬の森」朝鮮人追悼碑―「撤去・破壊」でも消せない歴史〉

放送日:2024年2月14日(水)午後7時半~

配信サイト:https://www.youtube.com/watch?v=N50Kkt-riVE

 

企画:松本浩美さん、尾澤邦子さん

司会:尾澤邦子さん(群馬県吾妻郡出身)

ゲスト:石田正人さん(「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会)

    松本浩美さん(群馬の森朝鮮人追悼碑撤去に反対する市民の会)