難民と生きる――ヨルダンと日本の支援現場から | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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 このブログは、NPO法人まちぽっとスタッフの伊藤久雄が書いています。このブログでは、「市民自治」の推進に必要なさまざまな情報や、NPO法人まちぽっとの活動などを発信していきます。

難民と生きる――ヨルダンと日本の支援現場から

 

SJFアドボカシーカフェ第46

2015年に日本で難民認定を申請した人は7586人と認定制度発足以降で最多となり、うち認定された人は27(そのほか人道配慮により在留が認められた人は79)でした。「おもてなし」まではできても、日常生活をともにするところまでは難民を受け入れられないでいる日本。難民支援を称賛し重要視しながらも、受け入れた後々の結果についてどう責任をとるのかと、どこか綺麗ごと他人ごとの域を抜け出せないでいます。でも難民が生じる背景には、私たちも関係があります。

シリア難民をヨルダンで、多様な国からの難民を日本で、課題に直面し、解決を模索しながら支援しておられる方々と、この企画で対話します。日本に助けを求めて逃れてきた人と私たちが、ともに力を活かしあい安心して生きるには? コミュニティ支援、就労などによる「力を引き出す」支援、医療や住居など生活向上の支援、これらの支援を必要としている人は日本国内にもいるのではないでしょうか。おたがい支援しあって生きやすくなる、そんな共生社会の実現につながるにはどうしたらよいのでしょうか。すべての人の尊厳が守られる社会への一歩は? みなさんと一緒に考えたい。ぜひご参加ください。

 

●ゲスト:

【内海 旬子さん】

日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)海外事業担当。地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)理事。日本体育大学非常勤講師(ソーシャルワーク)。大学卒業後、外資系企業勤務を経て、カンボジアでのリハビリテーションセンター事業に携わり、その後もNGOにて主に障害分野の活動に従事。20064月より20139月までJCBL事務局長。20151月より、JIM-NETのヨルダンにおけるシリア難民の負傷者・障害者支援事業担当として、ヨルダンと東京を行き来している。

 

【鶴木 由美子さん】

認定NPO法人 難民支援協会 定住支援部・コミュニティ支援担当。慶應義塾大学教育学専攻、カリフォルニア州立大学大学院ノースリッジ校にてコミュニケーション学修士課程修了。移民の子どもたちの教育的・経済的支援をする団体でのインターンなども経験。児童福祉業界の人材支援・経営支援を行うソーシャルベンチャーでの勤務を経て現職。外務省NGO相談員(平成2627年度)。国際協力NGO の将来を背負っていくと期待される個人に授与されるアーユスNGO新人賞(3)受賞。

 

●コーディネータ:大河内秀人(浄土宗見樹院及び同宗寿光院住職。インドシナ難民大量流出をきっかけに国際協力・NGO活動にかかわる。一方で地域づくりの大切さを実感し、寺院を基盤に環境、人権、平和等の活動を続けている。江戸川子どもおんぶず代表、NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン理事ほか)

 

●日時: 1018  18:3021:00 (開場18:00)

●会場:文京シビックセンター 4階 シルバーホール

     東京都文京区春日1-16-21 (丸ノ内線・後楽園駅1分、三田線/大江戸線・春日駅1)

●参加費: 一般1,000/学生500円 当日受付にてお支払ください。

 

【お申込みページ】https://socialjustice.jp/20161018.html 事前にご登録ください。

【ご案内ページ】http://socialjustice.jp/p/20161018/  

 

●主催・お問い合わせ先・発信元:

   認定NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)

   160-0021 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル5F 

   E-mail: info@socialjustice.jp

   Tel: 03-5941-7948     FAX: 03-3200-9250

   ホームページ: http://www.socialjustice.jp/