先日、ロースイーツについて面白い質問があり、ローフードについて考える機会がありました。
そこで私のホリスティック栄養学に基づいた考えです。
ローフード。生きた酵素を壊さないように食べる、というのは今の時代にとても合っていると思います。
ハンバーガーやサンドイッチ、丼もの、パスタ食、グラタンやドリアなどの洋食を中心に生活している方たちの共通点は、摂取する植物酵素がとても少ない。
私のところに相談に来る方たちも、食日記を書いてもらうと、ほとんど酵素を取っていないのが現実です。
―肌の調子が悪い。化粧のりが悪い
―朝起きるのがつらい
―寝つきが悪い
―イライラする
―便秘ぎみだ
などの方は、食生活を見直し、酵素を積極的に摂ることで改善する方が多いかと思います。
ただ、日本人が生食のみの生活をするのは非現実的。
なぜなら体を冷やしすぎるから。歴史的に肉食生活をしてきた白人さんたちだからこそ、生食のみでも大丈夫なのです。
温暖な気候で生活し、穀物と野菜中心の食事をしてきた私たち日本人の体にはそこまで過激な酵素生活は必要ありません。
ただ酵素は必要。私たちには、生食というよりも、発酵食品のほうが体を冷やしにくく、受け入れやすい。
何度も書いていますが、日本には素晴らしい発酵文化がありますよね。それを活用しましょう!
近年流行っている塩麹、素晴らしいですよ(・∀・)ノーベル賞ものです。w
ローフードで私が賛成しかねるのは、甘いものが多いということ。
どんなに抗酸化作用があるからといってチョコレートをバクバク食べていいとは思わないし、それに使うアガベにも反対。
チョコレートはマグネシウム含有量も高いし、とても体にいいといいます。しかし、チョコレートはチョコレート。食べれるようにするには甘みを使うし、カフェインも入っているので、私はお勧めしません。特に、血糖に問題のある方は避けたほうが無難。
生のナッツにしても、どんなに栄養価が高いからといって食べすぎは禁物。カロリーも半端なく高いですからね。
栄養士の私がいうのもなんですが、頭でいろいろ栄養のことを考えすぎると訳がわからなくなってきます(´∀`)
日本は食べ物に関してはとても恵まれた土地。(一般的に、という意味で。放射能や震災の影響は抜きにして。)
1)お年寄りの方と仲良くなって、その土地に伝わる保存食や発酵食をマスターしましょう!
2)季節に採れる土地のお野菜や穀物、お魚を、楽しく美味しく料理しましょう!
3)伝統的な製法で作られている調味料を使いましょう!
それさえ守れば、例えば、たまーにデパ地下スイーツを買うのもよし( ´艸`)そのときは心から楽しんで食べましょう!
ローフード、マクロビオティック、ホリスティック栄養学などは、ただの食の目安。いいところを掻い摘んで、自分の食事法にしていくのが理想ですね!
Have a wonderful week('-^*)/