さて昨日の続きです。
動物性食品を毎日、または毎食食べることがなぜそんなに悪いのか。
その理由
1)動物性食品は酸性食品
体のphを酸性に傾けます。私たちの体はとっても幅の狭いph値の間で生きています。酸性に傾きすぎると死んでしまうので、それを防ぐために、私たちの体はその酸性に傾いたph値を戻そうと頑張ります。
そのときに使うのが、体内のミネラル。特にカルシウムを奪っていきます。
牛乳は一番よいカルシウム源。というのはそういった意味で間違い。カルシウムの吸収率約32%と、野菜よりも吸収率は高い。ただ、牛乳を飲むことで奪われるカルシウムも多い、ということです。
緑のお野菜からのカルシウムは、確かに牛乳よりも吸収率は低いです。ただ、体をアルカリ性にする、他のビタミン、ミネラルを豊富に含む、という意味で、体からのカルシウム流出を防ぎます。
2)繊維を全く含まない
繊維を含まないということは、生野菜や発酵食品とうまく組み合わせて食べないと、血を汚す、腸壁を汚す原因となります。アレルギー反応を起こしやすくなる、ビタミンB群の生成がうまくいかない、免疫力が落ちる、などなど、腸壁を汚すと百害あって一利なしです。
3)毒素は筋肉と脂肪に溜まる
健康になりたい。そのときにまず、何から始めればいいかという質問を受けることがあります。
そのときは、私は、動物性食品をオーガニックのものに変え、摂取量を減らす、ということを言います。(肉食の方には)
なぜなら動物の体内に取り込まれた毒素、例えば農薬やホルモンなどはどこに溜まるのか。それは、私たちが食する筋肉と脂肪に溜まるからです。
その動物のエサに残っている農薬、無理に成長させるためのホルモン、全て一緒に食べていることになります。
生産者を知り、その飼育方法を知るのはとても大切なことですよ♪
4)環境も考慮に入れよう
機関によって数字は変わりますが、約450グラムの牛肉を作るのに必要な穀物は約7キロ。
例えば7キロの高きびがあれば、何人が何日間過ごせるでしょう。お肉450グラムとは比べ物にならないですよね。
それに水。水に至っては、約450グラムのお肉を作るのには、約1600から2500リットル必要。
遺伝子組み換え食品は、世界の食糧難を回避する、という議論があります。私は、世界中の人の肉消費量、牛乳消費量を減らすほうが理に適ってると思うのですが。
まあ、資本主義社会を突き進む現代では、遺伝子食品の開発のほうが理に適ってるんでしょうがね。
どうですか?私のつたない説明で少しはわかっていただけたでしょうか(・∀・)
―風邪をひきやすい(免疫力が落ちている)
―正体不明のジンマシンが出る(血が酸化している)
―肌の調子が悪い(腸壁が汚れている)
―便秘がちだ(体内に毒素が溜まっている。酸化している)
などの症状がある方は特に、動物性食品の摂取を減らすことで改善することが多いです。特に乳製品はやめましょうね☆