実は先月のことですが、お義父さんが84年の生涯に幕を下ろしました。
昨年の夏に脳梗塞で倒れ、左半身がまったく動かなくなりました。
その後は数ヶ月間の在宅介護の時を経て、ケアハウスに移り約一年で亡くなりました。
脳梗塞で倒れたときに、部位が悪く、左半身が元に戻ることはまず難しいという話をドクターから聞かされ、右側だけでも衰えないように、体を動かすことを勧めたり、ミラーを使ったトレーニング法で、少しでも脳に刺激を与えて、左半身が少しでも回復しないかと試みたこともありました。
しかし、お義父さん自身の気持ちが萎えてしまっていました。
身の周りのことを全てお義母さんに任せ、自分はわがまま放題であったことは、亡くなる少し前でしたが、ポロリと漏らしていました。
脳梗塞がメンタル面にも影響を及ぼしていて、性格がきつくなってしまったことも、わがままな言動を多くしてしまっていたようです。
病気だから仕方がないよね、と家族では話していましたが、施設の方へのクレームについては、家族が謝罪することもままあり、ストレスであったことも事実でした。
私はこれまで身の回りで介護しなくてはならない人は皆無でしたので、お義父さんのことは初めての介護の経験になりました。
と言いましても、下のお世話をすることもなく、たまにカミさんと顔を出して、話を聞く程度のことなので、世に言う介護の苦労には当たらない程度のものだったと思います。
しかし、実の父親となるカミさんの様子や、お義母さんの様子を見ていると、その心痛は大変なものがありました。
亡くなって1ヶ月以上が経ち、今週には四十九日を迎えますが、今改めて脳梗塞で倒れてから約一年と2ヶ月のことを振り返るに、倒れた直後にもっとリハビリに力を入れていたらまた変わったのかなと残念な思いにもなりますが、では、あの時、お義父さんに付きっ切りになれたかといえば、それは難しかった。。。
結局、一番身近な人で寄り添えるのは、パートナーなんだと思います。
お義母さん、とても献身的でした。しかし、あまりにも最初に力が入りすぎて、自分が倒れてしまいました。
そのあとは、心身ともに疲れ、施設に任せる選択を取りました。
夫婦関係はパートナーが倒れた時こそ、その絆の深さが試されます。
そして、この絆は精神面だけではなくて、身体の疲労が大きく影響することも現実としては大きな部分を占めると思います。
お義父さんの場合も、何かと問題になったのはトイレのことでした。
もし、なんとか自力でトイレに行ければ、オムツの問題をはじめ、在宅介護も可能だったかもしれません。
この新聞記事は今朝の中日新聞に掲載されたものです。
なんとか自力でトイレに行けるようにトレーニングすることの重要性を取り上げています。
何よりも本人のやる気なのですが、これまでに私が関わってきました中高年の方で、捻挫や骨折でしばらく休まれた方が、通院中にドクターから会ふぐ早いと褒められた話をいくつか聞く機会がありましたが、これは長年にわたってのフィットネスが功を奏したこととみなさんお話しされます。
脳梗塞は捻挫や骨折のように必ず回復する怪我とは違いますが、しかし、元々の筋力、骨、あるいは血管、神経を含めた、いわゆる運動器がしっかり機能していることは、ダメージの回復には影響をもたらす要因になると思うのです。
人は病気で倒れたときに早く回復するために!と日々の運動をするわけではありません。
というか、そんな目的意識では、運動なんて続きませんからね!
我々人間は動物なんです!
じっとしていては、その使命は果たせません!
加齢とともに力が弱くなることは仕方がありません。
ですから、若い頃と同じような動きはできないし、逆にしてはいけないこともあります。
怪我をしては元も子もないですからね!
しかし、年相応に、というか、長い時間または大きな瞬発的な力を出すようなやり方はせず、ちょこちょこ、こまめに動く「多動」をお勧めします。
60分座ったら15分は立つことを目処にしてもらっても良いですね。
運動としないで、立ってみる!
これだけでいいんですよ❣️





