昨夜の健康番組でのお話です。
生き物は一生の内での心拍数は決まっていて、当然早く打てば寿命は短くなる、というわけです

この話は以前から聞いていましたが、日経関連の情報で、2010年にはウェブ上で話題となっていました。
上の図は安静脈と突然死の関係を表していますが、いずれにしても、早い鼓動はよろしくないということですね。
では鼓動が早い人というのはどういう人か。
まずは運動不足の場合ですね。
心臓は心筋という筋肉に覆われています。
この心筋が運動している人は骨格筋同様に分厚く強い収縮力を持っています。
ですから、一度にたくさんの血液を全身に送ることができる心臓です。
しかし、運動不足の人の心臓は、心筋は薄く、力が弱いので一度に多くの血液を送り出すことができません。
でも体に血液は必要ですから、では心臓はどうするかというと少量の血液をたくさん鼓動させることで血液を全身に送ろうとします。
つまり、心臓の強い人は少ない鼓動で一度にたくさんの血液を送り出せ、弱い心臓は一回分は少ない血液量を早く、たくさん鼓動させることで必要な血液量を全身に送り出しているということになります。
運動することで強い心臓を作って、一回のドックンでたくさんの血液を送ることで心拍数を増やさないことが長寿につながる、あるいは突然死のリスクを下げるというわけですね

ちょっと待って、運動するんだよね。。。その時は心拍数は増える。たくさん運動すれば心臓は強くなるんだろうけど、結局心拍数を増やすことになるから、寿命が短くなるのでは。。。

なるほど。。。
では計算してみましょう。
一般的に、いわゆる適度な運動は、その強度は、1分間あたり138-年齢/2の心拍数で、時間は20-30分と言われています。
例えば30歳の方なら138-30/2=123拍/分で、30分実施すれば、約3,600回。
この方が安静時心拍が、70回/分とすると30分間の心拍数は2,100回。
運動することで1,500回分、鼓動を増やしたことになりますね。
では、この方が運動によって心拍数が10減って、安静時心拍数が60回になったとしたら、70回であれば1日の心拍数は100,800回。それが60回になれば86,400回。マイナス14,400回。
運動を実施した時はプラス1,500回ですが、運動により心臓が強くなれば鼓動数は10,000回以上減るわけですから、30分程度の運動で増えた鼓動数は、安静時心拍が減れば元は簡単に取れる

東邦ガス診療所(名古屋市)の林博史所長は、「毎日、分速80メートルの早歩きを最低20分続ける。3~4カ月たつと、脈拍数は5~10減る」とお話しされていますので、先の計算からも、やはり適度な運動で安静時心拍数を下げた方が断然寿命は伸ばせる、と計算上はなりますね。
ではどんどん運動をやれば良いのか、というとそれは、過ぎたるは及ばざるが如しのことわざ通りで、また運動は諸刃の剣であることはよく認識しておかなくてはなりません
でも現代人の多くは、運動不足によって生活習慣病を患う方が多いわけですから、今回の心臓を強くするだけの話ではなく、メンタル面にも好影響をもたらす適度な運動を取り入れていきたいですね!
ストレスによって心拍数が増えることは誰しもお分かりでしょう。呼吸も浅くなり、神経はいつも興奮状態。。。
目を覚ましている時間が16時間ほどとして、その全てを運動しなくてはならないわけではなく、その1/30の30分ほどの時間を使うだけです。
しかも全力で走るのではなく、安静時よりは少しドキドキする、その程度から始めれば良いのですから!
まだ寒い日が続くこの2月ですが、もう春はすぐそこまできてます!
さあ、新たなスタートを切るこの春から、まずは今よりは少し体を動かす、そんなところから運動、フィットネスをあなたの生活に取り入れていってください‼️