屋根のパラペットの部分に藻、苔、カビ等が発生しています。

これについても現地見分で確認して頂きました。


 

原因は隙間の防水処理の未施工です。

矢印の所に指が入る程度の隙間があります。

隙間の部分に全く防水処理をしていないので中のモルタルが雨を吸収してこのような状態になってしまうそうです。

気になって、よそのお宅を見ても、こんな事になっている家は一軒も見つかりませんでした。築年数が建っているお宅でもとても綺麗でした。

 

そして中庭も同じです。

頻繁に浸水している中庭です。

外壁と基礎高が同じ高さな上に杜撰な排水計画によって雨が降ればすぐに基礎上まで雨水が溜まります。

パラペット部分と同じくここも隙間があり、防水処理されてないのでカビが発生しています。

普通なら水切りが設置されるはずですが水切りさえありません。

こうして写真を見るとまるで築何十年も経過した家みたいですね。

悲しいです。

 

この会社は「デザインには特に力を入れている」と宣伝していますがこのような施工ではデザインも何もあったもんじゃないです。

デザインどうこう言う前にまともな施工をしてほしいです。

 

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現地見分では計22ヵ所の確認となりました。

建築会社が認めている瑕疵については確認の必要がないとの事なので省きました。

天井裏も脚立に上って覗く形で見て頂きました。

瑕疵によっては足場を組む事もあるそうで、訴えた側の出費となるので大変です。

我が家は足場の必要はなかったので良かったです。

 

各瑕疵の説明は弁護士さんと新たに支援して頂いている建築士さんがして下さり、無事に終了する事ができました。皆さんに感謝です。

次回裁判期日は2月7日となりました。

11月15日の現地見分から3ヵ月も先になってしまいましたが、あまり裁判の事を考え過ぎないように過ごしたいと思います。

 

今年もこんなブログにお付き合い下さりありがとうございました。

良いお年をお迎えください。