是正工事② ドアのアンダーカットの続きです。

吹き抜けの壁に幕板を貼った日にドアのアンダーカットの補修も終わりました。

 

と言っても、ドアはカットしませんでした。

ドアは永大の製品でピボット丁番といってドアの上下に丁番があるタイプです。

その丁番を調節してカットせずに5㎜だけですが上げることが出来ました。

 

H氏からドアのアンダーカットについて、

・丁番を上にずらしてドア下方部分を一律にカットする

・丁番をずらしたために露見するネジ穴に詰め物をして塗装する

と、補修方法が書面で通知されました。

 

しかし現場監督は、

・丁番を現場でずらす事はできない。

・丁番はずらせないので丁番を避けてドア下をL字カットする。

と、H氏の見解全否定でした。

 

丁番に合わせてドアが堀込んであるらしいので、ずらすには工場に持ち込まないと無理らしいです。そして、丁番をずらしたとしても今のネジ穴をよけてもっと上に新たにネジ穴を開ける事になるので、今度は隙間が開きすぎてしまうそうです。

なので現場監督の言う通りに丁番はずらさずにドア下をL字カットすることになりました。

 

しかし、工事当日に補修方法を大工さんに伝えると、大工さんは「えっ?カットしなくてもずらせるよ」と…

ネジを調節しただけで簡単に5㎜上がりました!

 

そして、15㎜だった隙間が、

 

カットせずに20㎜になりました。

 

でもカーペットの厚みが15㎜なのでドア下の隙間はわずか5㎜だけです。

 

5㎜でも無いよりはましだと思いましたが、ドアにかかる圧力とホール側からのゴォーという音は改善しませんでした。冷暖房だけでも効いてくれればいいのですが。

 

気になっていたドア下の見栄えは、

 

やはり、カーペットが見えてしまいました…