「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
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アメリカの学校は、保護者のボランティアなしには、回りません。
普段の授業も、色々な行事もお祭りも、寄付集めも、ありとあらゆるところで、ボランティアが募集されます。
渡米したばかりの、子どもがまだ小さい時は、色々な不安もあって、普段の授業にもよくボランティアで入っていた私。
今は、週に一度の放課後合唱授業に、伴奏ボランティアとして入っています。
ある日、娘の小学校最後の遠足ということで、ボランティアが募集されました。
昨年、息子の遠足ボランティアに行った時には、お金の勉強するために、小さな街の中で、働くことを学んだ子ども達。
ところが大失敗。
それぞれのお店のCEOやCFOの役割を持った子どもたちが、銀行でお金を預けたり引き出したりで、もう英語が全く分からない。
私は、申し訳ないくらいに、うろうろしながら突っ立っているだけで、全く役立たず。
もう前回のような申し訳ないことにはなりたくないので、事前に遠足の内容をチェック。
今回は、オレゴンガーデンという、大きな植物園のようなところを歩き、ボランティアの仕事は、基本は見守り。
「それならば!」と喜び勇んで申し込み、さらに張り切って、子どもたち一緒にバスに乗っていくことにしました。
自分の車で行くこともできるけれど、アメリカの黄色い通学バスにも乗ってみたかった私。
そこで、子どもたちが自由にあちこち座り、私は二人掛け席のところに、一人ゆったり座ります。
するとびっくり、娘のお友達が、ニコニコして横に座るではないですか。
私にもいつも優しくしてくれる、大好きなお友達なんだけど、片道1時間のバス、二人っきりで話が持つのか?
私は、必死で頭を回転させながら、全神経を集中させ、ひたすら、小学校5年生の女の子と話し続けました。
これぞ必殺技、『質問攻め』。
ひたすら家族や習い事、小学校や中学校、この夏の予定やらを質問し続け、その子は、嬉しそうに色々話してくれました。
オレゴンガーデンに着いた時、もう私は既に一日分の頭の動きが停止。
あとは、本当に、子どもたちの後ろから付いて、植物を見てひたすら癒された私。
いいお天気の中、生物や地球の循環の話を聞きながら、のんびりゆったり歩けて、最高に気持ちがいい。
そして、子どもと二人きりで、一時間も英会話を頑張った私、よく頑張った。
大人と話すと、こちらのレベルに合わせてくれるのだけれど、子どもは、超早い上に、スラングも多くて、お手上げ。
はい、言い訳です。
小学校最後の遠足。
私にとっても、楽しくてめちゃ疲れて、思い出深い一日になりました。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!