「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
アメリカのスクールイヤーは、6月で学校が終わり、長い長い夏休みに入ります。
年度末が近づくと、行事もたくさんで、毎日お疲れ気味の子どもたち。
普段は、学校から帰って夜ごはんを食べたら、習い事やあれこれで、あっという間に毎日が過ぎていきます。
それが、ある日の夕方、ふとリビングを見ると、息子がお昼寝してるではないか!
なぜか、コタツからは少し離れて、カーペットに横になって、すやすやと。
こんなの、いつぶりだろう?
もしかしたら、数年ぶり?
とにかく、記憶にないくらい。
なんだか、赤ちゃんに戻ったような息子。
そっとブランケットを掛けても気づかず、気持ちよさそうに寝ていました。
1,2時間経って、ふと目覚めた息子。
「寝てたわ。」
と、本人も少しびっくりしていた様子。
そこから、いつも通り、空き時間に庭でバスケをしたり、お菓子作りをしたり、久しぶりにのんびり過ごしていました。
『疲れたら休む』って、とっても大切なこと。
普段は、全力で動いている子どもたちだけど、体も心も、疲れたら休憩する。
日本人は、皆勤勉で真面目で、一生懸命頑張る人が多い。
ちょっと心配なのが、無理をすることを美徳とする思考。
私も、日本で教員をしていた時は、決して授業に穴をあけなかったし、毎日150%出し切って、毎晩寝るころは疲れ果てていた。
大臣は海外出張も長かったし、子どもは保育園と小学校で、もう毎日が綱渡り。
(仕事は大好きだったし、楽しんでいたのは事実。)
だけど、こちらに来てからは、新たな価値観を学んでいる。
アメリカ人は、決して無理しない。
一番大切なのは、自分と家族、その友達。
仕事のために生きるという感覚は、皆無と言ってもいいんじゃないかな。
オフィス勤務している人なんて、金曜の午後からは、皆浮かれ足で仕事にならないと言う。
毎週金曜の午後は、街へ向かう道路は混むし、皆、週末のお出かけに向けてウキウキ。
お休みの日は、山や海で遊ぶのもいいし、近所をみんなでお散歩してもいい。
家族とゆっくり食事を作り、ゆっくり色々な話をしながらおしゃべりをするのも。
映画を観たり、ちょっと美味しいお茶をゆっくり飲んだり。
娘は、舞台を観に行くのがリフレッシュだし、双子は、定期的に釣りに行くことで、平日を頑張れているそう。
平日を、必死で働きすぎて、週末いにその疲れを取る繰り返しでは、なんだか寂しい。
マイナスになった分を、ゼロに戻すには、時間もそのためのエネルギーも多く必要だ。
自分の切り替えスイッチをたくさんもって、疲れたら休みながら、たくさんリフレッシュしよう。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!