「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
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学校の終わりは、イベント続きで、授業内のパーティーもたくさん。
生徒それぞれお菓子を持っていくことになっているとのことで、自分で$7のお菓子を買い、パーティーを楽しんだ双子。
帰ってきてすぐ、足音の勢いが違うことがはっきり分かりました。
「$7以上稼いだで!!」
見てみると、リュックは最大限に膨らみ、両手にも、スナック菓子を山ほど抱えて帰ってきたではありませんか。
その数、15個以上?
半分以上、封が空いているも、新品もいくつかあります。
おまけに、余ったジュースまで。
ちなみに、前回のパーティーでは、両手にジュースを抱え、満面の笑みで帰宅したのです。
妹も大興奮で、みんなで、ダイニングにお菓子を並べます。
「なんでこんな持って帰ってきたん?食べていい?これめっちゃ好き!」
と、娘は、いつも通り、欲しい欲しいアピール。
いつもは、厳しい双子も、これだけの宝の山に、いつもと違う反応を示します。
「そうやなー。まぁ、ちょっとぐらいやったら食べてもいいけど、しゃーないなぁ。」
ちなみに、うちは、お小遣いはあげていません。
小学校高学年だったか、中学になった頃だったか、お小遣いの話がたまたま出たので、欲しいのか聞くと、即決で
「いらない。(家のお金が減って)もったいない。」
とのことでした。
もちろん、学校で必要なものは、何でも買うし、教科ごとに要請があるエキストラフィーは、親が支払います。
「必要になったら言ってよ。」
と言っているものの、靴が小さくなったり、かばんが破れたりしたら、新しい物を買うも、それ以外には何も求めてきません。
双子は、ちょっとしたお小遣いを、自分で稼いでいます。
$1ずつ稼いでいるので、$7にどれだけ価値があるかを、よく分かっている。
たぶん、私がポイっと$7のお菓子代を、家から出していたら、この感覚は生まれなかったと思います。
自分で$7のお菓子を持って行ったからこそ、何とか、それ以上の価値を見出したかったんだろうなぁ。
さて、どうしてこの残り物を全部手にしたのか?
双子は、毎時間、スペイン語の授業の後片付けや、パーティーの後の掃除で、必ず先生を手伝うのです。
すると、先生は、他の子がどれだけこの残り物を欲しいと言っても、「No.」と言い、双子に全てをくれるそう。
こうして、息子たちは、宝の山を手に入れて、またしても、これを武器に、お小遣い稼ぎをするのです。
子どもには、金銭的に余裕がある暮らしは絶対させないと思って育ててきた、私の大作戦。
今のところ、$1を大切にし、ただでは転ばない子どもたちに育っています。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!