「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
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子どもが小さい時、我が家の短期目標は、これでした。
『子どもが10歳になった時、自分でごはんを作れるようになること』
別に、豪華でバランスの取れたごはんを全て作れるようになって欲しかった訳ではないです。
おなかが空いたと思ったら、家にある材料を見て、何が作れるかを考え、逸品でも自分で賄えるようにしてほしかった。
そんな目標を少しずつレベルアップした今、中学生となった双子だけでなく、小学生の娘も、ある程度お料理ができます。
月ー金は、現地校に通い、毎週土曜日は、日本人学校に通っている子どもたちにとって、唯一のお休みは、日曜だけ。
それも、試合やコンサート、色々なイベントが入ることもあるので、ゆっくりできるお休みは、とても貴重。
そんな日、私は、一番最後まで寝ています。
だいたい、起きるには、5番目。
早くて4番目くらい。
そして、起きると、それぞれ子どもたちが、自分たちでごはんを作ったり、残り物を食べたりして、朝食は終わっている状態。
私が下に下りると、子ども達のこんな声が待っています。
「おはよう。クレープできてるで。メロンパンもあるよ。」
甘いもの率が高い、日曜の朝です。
そして、お昼過ぎて、先におなかが空くのは、もちろん子ども。
「何作ろっかなー。何かいいのあるかな。」
と言いながら、レシピサイトを見たり、日本のごはんを検索したりして、こう叫びます。
「オムライスいいやん!これ作ってみるわ。」
と、お気に召した様子。
ごはんを炊いて(我が家は、本当に昭和初期のお釜を使っています。)材料を準備して、まずはチキンライス作り。
そして、いよいよ、憧れの卵です。
母、横から見ながら、子どもの手際の良さに惚れ惚れ。
こんな面倒な料理、私は絶対作らないから、羨望と驚きも含まれた「ほぉぉぉぉ。」とため息。
5人分、一回一回最高のものを目指し、様子を見ながら、タイミングを見計る子ども。
「できた!まぁまぁちゃう?」
と、なんとも素晴らしい仕上がり!
「いいやん、いいやん!めちゃ美味しいで!」
と、みんな絶賛。
こうして、私の週末は、ほぼごはんを作ることがなく過ぎていくようになりました。
何とも感謝ばかり。
この経験があってか、子どもは、中学生になってた今でも、毎日お弁当やごはんに、とても感謝してくれます。
母、コレストロールが高くて、卵を減らすように言われたけれど、この一食で一週間分食べました。
美味しかったよ、ありがとう!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!