「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
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この間、ジャズコンサートがあったので、子どもたちの音楽歴について、色々考えていました。
5歳ごろにピアノを教え始めるも、私の職場復帰のタイミングで、すぐに終了。
小1,2年生ごろ、学校の音楽界で、ピアニカ以外の楽器が、オーディションで選ばれるとのことで、気合い再熱。
何より、子どもが特別な楽器に憧れがあったので、数日間、集中特訓をし、双子それぞれが、オーディションに合格。
見事、シンバルと鉄琴という、大役を仰せつかりました。
ピアノを習っている子が多いであろう中で、楽譜も読めない、リズムもさっぱりの二人が、よく合格したなと思う。
明確な短期目標があったので、オットマンを大太鼓に見立て、「こう!ちがう!これでこれがこう!違う!」と、超スパルタレッスンに付いてきた息子の頑張りの結果だなぁ。
小3で渡米後、私が自宅にいる生活になり、ピアノを教え始める。
「どうする?やってみる?」の問いかけに、双子の一人が、「やる!」と即答で始めるも、
もう一人は、「どうしよっかな。」と悩んだために、先に一人が、『ド』の場所を習得。
もう一人は、結局、自分は『ド』が分からない悔しさから、「やらない。」ことを選択。
コロナ禍で、2年ほどステイホームとなり、学校、仕事、習い事がない時に、暇つぶしに、リコーダーを始める。
ソプラノリコーダーで、小学校の音楽の教科書を全て終了し、アルトリコーダーもちょっと体験。
その後の日本一時帰国で、自分たちは、学校でリコーダーが習ったことがないのに、日本の小学校のクラス内で、一番上手なことに驚く。
たぶん、これが自信になったんだろうなぁ。
そこから、中1の選択授業で、バンドを選ぶことになり、クラリネットを初め、あれよあれよと、ソロを勝ち取っていきました。
翌年は、中2のバンドを飛び級して、中3生と一緒にバンドをすることになり、その中でも、中3生を差し置いて、ソロを掴みます。
学校に300人ほどいるバンドメンバーの中で、唯一2人、州の選抜メンバーに選ばれる。
二年目には、ジャズのエキストラクラスも取り、初めてサックスを手にする。
ジャズは、私は全く分からないので、基礎リズムだけ教えて、「すごい!かっこいい!」と言いながら、褒めまくる。
そして、ジャズを習い始めて一年、先日、コンサートがありました。
なんか、(ジャズは全然分からないけれど)とっても良かった!
日本的な、楽譜通りきっちりと演奏するのではなく、リズムに乗りながら、自分自身を表現するカッコよさ。
アメリカで、ジャズのスペシャリストに学べる環境に、改めて感謝。
何に繋がっていくかなんて分からないけれど、何でも初めにやってみる、食いついてみるって、本当に大事だなぁ。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!