「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
週末は、ごはんをあまり作らない私。
朝は主に子どもが、夜は主に大臣が活躍してくれます。
平日メニューは、子どもリクエストか、私と冷蔵庫の都合によることがほとんど。
この日は、たこ焼きが食べたいとのことで、大臣が張り切って作ってくれました。
大臣の十八番は、たこ焼き、お好み焼き、広島焼、チャーハン、お寿司、手打ちうどんやら。
あ、最近、親子丼が加わったな。
凝り性なので、それぞれ、その土地に行って、色々なお店を食べつくし、自分の求めるものを追求したレシピばかり。
たこ焼きも、色々なレシピを作った結果、自分の好みにピッタリだった、自信のある逸品です。
数か月ぶりのたこ焼きに、子どもたちもウキウキ。
さぁ、いざ、焼くぞ!
と意気込み、たこ焼きメーカーに生地を流して数分。
バチッ!!
と火花が飛んだような音がして、たこ焼きメーカーが、壊れました。
しーーーーーーーん。
ショックーーーーー!!
だって、ここはアメリカ。
じゃあ、買いに行こうとか、ネットで翌日届けてもらおうとか、無理なのです。
大臣、いつものごとく、分解していき、こう悟りました。
「これはもう、修理に掛ける時間が無駄だから、あきらめよう。」と言うではないですか。
「フライパンに流してみる?日本の卵焼き器があるから、それで分厚くやってみる?もんじゃ風でいく?」
と提案するも、全却下。
たこ焼きメーカーの丸い穴の付いた天板ごと、コンロの上に設置し、強火でガンガンたこ焼きを作り始めました。
強火のおかげで、なんと美味しいこと!
いつも以上に、絶品のたこ焼きが仕上がりました。
そして、子どもたちが、口々にこう言います。
「明日のお弁当に持っていきたい。」
と。
「うそん?たこ焼きを?」
といことで、翌日のお弁当箱は、たこ焼きが並びました。
ひと昔前のアメリカでは、お米が入っているお弁当を見て、差別されることが多かったと聞きます。
今、子どもたちのお弁当は、毎日お米だけれど、おにぎりにすると、「SUSHI!」と、周りから羨ましがられるそう。
たこ焼きの反応も聞いてみたけれど、友達が不思議がって、でも食べてみて、「Yummy!」だったとのことです。
自分の文化(バリバリ大阪)を誇りに思い、恥ずかしがることなくみんなに自慢した子どもたちに万歳!
私は、コンロにこぼれてたたこ焼きの生地を、せっせと掃除させていただきました。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!