「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
週末の朝は、私はたいてい一番最後まで寝ています。
それは、朝ごはんを、子どもに任せているから。
子どもが小さいうちから、大きな目標がありました。
それは、『子どもが10歳になる時、朝食が作れるようになっている』こと。
自分が楽をしたいのももちろんだけど、火の管理や料理の手順、材料を量ったり、準備や後片付けなど、その部分も育てたかったのです。
『これを作りたい。』
と思ったなら、そのための材料と道具を揃え、手順を考えながら、仕上げていく必要があります。
もちろん、時間管理も大切だし、何より安全であることは必須条件。
ありがたいことに、渡米をきっかけに、子どもたちが一緒に台所に立つことも増えたし、
コロナ禍で、2年間のステイホームがあったので、そこでゆっくりと、子どもと向き合うことができました。
寝ているお母さんを起こすと、機嫌が悪いことも、既に学習済みの子どもたち。
それぞれ起きると、そーっと下に降りて、3人が3人とも、それぞれ好きなものを作り始めるのです。
ある時は、パンが揃い、ソーセージパン、ツナ卵パン、フレンチトーストと3種類の朝ごはんができていました。
これ、フレンチトースト以外は、パン生地から作っているので、なんとも立派なこと。
ある時は、焼き味噌おにぎりだったり、メロンパンだったり、残りもののごはんを使ってチャーハン(朝から!)だったり。
この日は、クレープを大量に焼き、生クリームを作ってくれていました。
ご丁寧に、バナナも切ってくれていて、好きなナッツやソースと一緒に、お好みに応じて仕上げていくそう。
『休みの日のごはんは、みんなで作るもの』
(というか、朝ごはんは任せきり)
という概念を植え付けて、早、数年。
今では、当たり前に、朝ごはんは作ってくれているし、夜ごはんも、声を掛けると、一緒に作ってくれます。
むしろ、休日は、大臣や子どもメインでごはんが仕上がることの方が多いかも?
私が作ると、「ありがとう」の言葉も出るし、私も、たくさんたくさん「ありがとう」を伝えます。
だって、クレープを10枚以上焼くって、せっかちで丁寧さがゼロの私には絶対できないし、そんな、面倒なことしない。
本当に本当に、心から「ありがとう。すごい!」なのです。
週末朝ごはんは、甘甘なことが多い我が家。
たくさんのエネルギー(カロリー)を頂いて、また1日全力で楽しもう!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!