サイエンスプロジェクトを完成させる娘。 | のぞみブログ

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「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。

 

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学校が間もなく終わるので、最後のコンサートや遠足、いつものパーティーなど、学校行事が目白押しです。

 

 

間もなくやってくる、「サイエンスフェア」に向けて、娘が、ボードを完成させました。

 

本人が決めたテーマは、「氷が溶ける速さ」だそう。

 

 

本人がどうやら自由にテーマを選んだらしいのだけれど、これを聞いて、ふと懐かしく思い出したことが。

 

そう、日本の夏休みの宿題、「自由研究」です。

 

忘れもしない、息子が小学校1年生の頃の話。

 

(あ、いや、2年生だったかも?いや、どっちでもいい。)

 

 

私は、宿題全般を担当し、大臣は、自由研究を担当しました。

 

しかし、大臣、毎度何でも提出直前まで、動きません。

 

本人曰く、「考えてんねん。」とのことだけれど、事実は、本人のみぞ知る。

 

テーマが決まって、動き出したのが、確か、30日。

 

(29だったか?これまたどっちでもいい。)

 

 

テーマは、なんと、「氷が溶ける速さ」と、娘と同じだったのです。

 

(2歳下の娘が、このテーマを覚えいていたとは思えないけれど、偶然なのか、実験の様子が記憶に残っていたのか?)

 

 

氷を、鉄のフライパンやお皿の上、木の上や、色々な材質の上に同時に乗せ、その溶けていく様子を調べたのです。

 

数分ごとに全ての写真を撮り、表にして莫大な写真を貼り、それはそれは立派な仕上がりでした。

 

大臣の努力が窺える立派な作品。

 

 

そして、なんと、(予想はできたけれど)学校代表に選ばれ、市の催しで、展示されることになったのです。

 

そこで、市の特選に選ばれる選考があると。

 

私たち、大興奮。

 

 

いや、まさか、特選だなんて・・・ある訳ありませんでした。

 

だって、特選に選ばれたそのテーマは、「死んだアライグマが土にかえる様子」を調べたものだったから。

 

絶対お父さん、生物系やろ!!と、心の中でツッコミました。

 

小学1年生がテーマにするには壮大だし、数か月でも無理なのでは?というツッコミ。

 

 

日本の小学校自由研究が、市に選ばれた作品を見ると、ほぼどれもが、親の涙ぐましい努力が見える作品ばかりでした。

 

懐かしい。

 

 

 

そして、娘のサイエンスフェア当日。

 

「カップ麺が一番辛いのはどれか」「植物に音楽を聴かせたら」「炭酸にお菓子を入れたら」「色水の変化」

 

など、小学生らしい、無理のない、等身大の作品ばかりで、微笑ましかったです。

 

いいなぁと思ったのは、全員が自分のポスターの前に座り、親がぐるぐる回り、その都度、自分の口で説明するのです。

 

「テーマにした理由、実験過程、考察、結果」を、自分で説明し、その都度保護者から褒めてもらい、子どもは嬉しそう。

 

 

日本の自由研究もアメリカのサイエンスフェアも、どちらもいい思い出です。

 

 

 

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