「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
日本では、長く音楽教員を務めていた私。
私が大臣と結婚する時に、仕事と家のバランスについて話したことがあった。
結婚当時、私は、音楽教員になりたてで、大臣は、大学の特任助教だったと思う。
「(大学の)外に仕事に出たら、給料は上がると思う。と同時に、仕事の時間も増えると思う。」
と、大臣。
大学に残るか、企業に勤めるか。
私の答えは、何の迷いもなく、これ一択。
「お金より、二人で家庭を作りたい。」
私は外で働くのが好きだし、毎日顔を合わせて、二人で色々な話もしたかった。
そうして、大臣は大学に残り、私は、教員を続けることにしたのです。
新婚後しばらくは、共に仕事に打ち込み、それぞれやりたいように仕事を楽しんでいました。
その後、双子に続いて娘も授かり、育児休業中は、主に私が、家と子どものことを担当。
そして、私の教員復帰後は、大臣の方が仕事の時間に融通が効くため、大臣が、家と子どものことをやってくれました。
そこから、30代最後に、大きな転機が訪れます。
大臣が『転職宣言』をして、大学を辞めることになり、渡米することになりました。
そこから、私の仕事時間は大きく変化するのです。
メインの仕事は、家の中ででき、自分の好きな時間に設定することができます。
たまの外仕事の時は、大臣に家で仕事をしてもらいます。
大臣も、基本は出勤するけれど、毎日子どもの学校のお迎えに行ってくれ、そこからは家にいる生活です。
毎日、保育園へのお迎えが閉園ギリギリになり、時計のチャイムを聞きながらダッシュしていたあの当時からは、考えられない生活。
子どもと一緒に学校に行き(送迎必須のため)、一緒に帰ってきて、そこからずっと、私は家にいる。
朝も夜も一緒にごはんを食べて、毎日たわいもない話をたくさんします。
先日、レッスンアワードにうちのスクールが選ばれました。
自分の好きな仕事を、自分のやりたい時間に仕事ができていること。
周りの人や家族がたくさん支えてくれていること。
改めて、感謝。
今が、人生で一番、仕事と家庭のバランスが取れているように感じます。
家に閉じこもって、毎日家事と育児にいっぱいいっぱいになった時
仕事にのめり込んで毎日必死でギリギリまで働き続けた日々
どちらも大切な人生の1ページ。
大切な家族と大好きな仕事。
どちらも大事、どちらもなくてはならない大切なもの。
いつも支えてくれる人たちにたくさんの感謝!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!