ソロに選ばれなかったのにポジティブすぎる娘。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。

 

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合唱を習っている娘。

 

 

習い事を通して、自信を持たせることは、アメリカ人の子育ての中でとても大きな目標。

 

娘が習っている合唱でも、毎回ソロオーディションをして、希望者は、ほぼソロを歌うことになります。

 

この合唱は、そもそもオーディションに受かって初めて入ることのできるグループなので、みんな歌が上手。

 

そして、ほぼ全員が、ソロオーディションを受けるようです。

 

パートはいくつも用意されていて、一人が何個受けてもいいシステムで、全てを聞いた後、先生がパートを決めてくれます。

 

 

娘は、全てのソロを受けたらしく、やる気満々。

 

その中で、みんなが憧れる、人気のあるソロパート(Aという箇所)がありました。

 

だけど、残念ながら、娘ではない〇〇ちゃんが、そのソロを勝ち取り、娘は、Bの箇所に決まりました。

 

 

「Aは〇〇ちゃんが歌うことになったけれど、(娘)が歌うBも素敵だし良かったね!」

 

というと、娘は、自信満々に、こう説明してくれるのです。

 

 

「〇〇ちゃんも、Bのソロ受けてん。

 

 たぶん、先生は、Aを、○○ちゃんにするか、私にするか、悩んだと思うねん。

 

 だけど、Bの場所が、私の方がよかったから、Bを私にしたと思うねん。

 

 だって、Aのところ歌った時、〇〇ちゃんと私が一番うまかったからな。

 

 だから、Aのところが、○○ちゃんになったんやと思うわ。」

 

 

これ、全て娘の想像上の話です。

 

相手もとても上手だったけれど、きっと先生は、自分と最後どちらにしようか悩んだはずだと、説明してくれました。

 

 

私は、「・・・そうかもね。」と答えたけれど、この自信は、一体どこからくるんだろう。

 

 

いよいよ、コンサート当日。

 

娘は、「ずっと私見といてや!!」と言い、会場に向かいました。

 

 

本番。

 

 

どの子も本当に素晴らしくて、みんながとても楽しんでいて、子どもたちの表情を見ていると、ぐっと来るものがあります。

 

娘も、思い切り歌い、踊り、Bのソロを歌いきり、とっても楽しそうにしていました。

 

終わった後、それぞれお友達同士で、「Good Job!」と褒め合って、本番独特の高揚を感じながら、会場を後にしました。

 

 

その夜、「めちゃ楽しかった!来てくれてありがとう!」と叫んで眠りに付いた娘。

 

 

周りのことも認めながら、自分の頑張りをしっかりと自分で認められる娘。

 

(自信がありすぎて、驚くことも多々あるけれど)

 

よく頑張ったね!

 

素敵な舞台をありがとう。

 

 

 

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