時間がもったいないと泣く息子。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

 

バスケを頑張っている息子たち。

 

週3回の練習と2回の試合に加え、毎日の個人練習とプライベートレッスンも頑張っています。

 

ある日、試合中に腰を痛め、試合ができなくなり、途中退場しました。

 

その日は、足を引きずるように帰ってきて、一つ一つの動作が痛そうで、「いててて」と言いながら、寝転んでいました。

 

(まるで、大臣のぎっくり腰を思わせる雰囲気)

 

 

 

翌日も、まだ痛みが残る中で、練習はできず、双子の一人だけ、自主練に向かいました。

 

双子たちは、常にライバルで、刺激しあう仲。

 

一人が練習に向かうと、腰を痛めた息子は、焦っている様子。

 

自主練は、シューティングマシーンを使っての練習なので、毎回シュート率が可視化できる彼ら。

 

「何パーセントやった?」

 

と聞いては、自分が練習できていないことが残念そうでした。

 

 

 

それから、少し良くなっては、まだ本調子でないことに気づき、また練習を休む日々が数週間続きます。

 

そして、次の試合は、全欠席で、ベンチで応援することになったのです。

 

本人は、だんだん焦りも出て、歯がゆさと、体が本調子でないことに、イライラしている様子。

 

 

 

大臣は、学生時代は熱心にスポーツをしていたので、本人の気持ちも、状況も、よく分かっているよう。

 

とにかく、100%回復するまで、練習しないほうがいいというアドバイスを続けています。

 

 

 

私は、とにかく本人の気持ちも理解できるし、ガス抜きをすることに徹していました。

 

どうやったら回復できるのか。

 

マッサージをしたり、カイロを提案したり、あとは、お料理を一緒にしたりして気を紛らわせたり、できることは何でも。

 

 

 

今やっているスプリングバスケは、期間限定のチームで、たった三ヶ月ほどの習い事。

 

次の試合も近づいてきているけれど、まだ本調子ではない様子。

 

次の試合も出れなかったらどうしよう、と考えている息子。

 

「必ず治るからね。」

 

と、お布団にいる彼の頭をなでると、布団で顔を覆いました。

 

 

「時間がもったいない。」

 

思春期で、感情を表に出すことが少なくなった息子が、声を絞り出します。

 

 

 

腰を痛めた事実は仕方ない。

 

そこから、どうして回復させて、これから起こりにくくするために、何ができるのか。

 

私ができることは、懸命に向かっている息子を、全力でサポートするのみ。

 

きっと、この経験が、この先の何かに繋がっているはず。

 

 

熱中しているものを持っていること、泣くほど頑張っていること、一歩一歩乗り越えていく息子。

 

早く治りますように。

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

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