「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
アメリカの学校は、9月始まりの、6月終わり。
そこから二カ月半は、のんびり宿題もなく(というか、大型休みはいつも宿題がない。)、バケーションを楽しむ人が多い。
春は、新年度に向けて、色々準備をしていく時期。
中学生になる娘は、中学校の説明会があったり、進級する息子たちは、新学年で学びたい選択科目を選ぶ。
うちの中学では、6-8年生とも、2教科の選択科目を選ぶことができる。
6年生では、バンド、合唱、料理、木工、ロボット、菜園、クイズ、運動、スペイン語など。
日本の4教科プラスアルファのイメージに近いかな。
8年生になると、その種類も増えていく。
そこで、驚くべき教科を発見。
「How to Become a Millionaire(ミリオネアになる方法)」
なんと!!
どうやら、語学やアート、音楽同様、導入を学ばないとその授業は受けられないそうだけれど、なんと魅力的な。
まさに、日本で言われ始めている、お金の勉強。
そして、いかにもアメリカな、なんとも分かりやすいタイトルだこと。
他にも、ダンスやヨガ、ディベートや農業、ロボットと、何とも魅力的な選択授業が並んでいる。
双子は、残念ながら、バンドとスペイン語を選択するそうで、これは選ばないのだそう。
どうやら、高校までに、必ず一つの語学を選択することが必修だそうで、それはそれでいい選択。
アメリカ人は、お金を増やす方法をとてもよく知っている。
毎月決まった額を稼ぐために、自転車操業で生活をするのではなく、色々な方法で資金を増やしている。
もちろん、国が豊かだと理由も大きいのだけれど、余暇を楽しむ姿勢は、学ぶべきところが多い。
仕事をしないといけない
働かないといけない
お金を稼がないといけない
という感覚よりも
お金に動いてもらう
楽しんで稼ぐ
時間の価値を一番に
まだまだ私たちも学び途中だけれど、お金に翻弄させられる生活は避けたい。
何よりも、家族との時間や自分のための時間を一番に、日々の生活をできるだけ心豊かに過ごしたい。
物質的なものは、今の私には必要ない。
毎日の瞬間が、心穏やかに感謝ができる時間でありますように。
そして、自分の力や時間を、他の人のために使える余裕を、持ちたい。
困った時は、人に助けてもらい、余裕があるときには、人を助けられる。
そんな当たり前の助け合いの世界を、子どもにも伝えていきたい。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!