「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
合唱を習っている娘。
家でも毎日、10分ほどの練習時間は取っているけれど、それとは関係なしに、朝から夜まで熱唱している。
小学校の音楽の授業では、楽譜はなく、歌詞から音楽を覚えていく子どもたち。
というか、先生方も、ギターやドラム出身の方が多くて、楽譜を見ることが得意な人は少ない印象。
子どもたちは、皆耳が驚くほどよくて、数回聞けば、ざざっと最初から最後まで歌える。
私の方が全く付いていけなくて、今までいかに楽譜に頼ってきたを痛切に感じる。
習い事でも同じで、基本は、楽譜なし。
ピアノを使わない発声練習もたくさんあって、見ているだけで面白い。
日本の発声練習は、正しく音が取れて、きちんと声を出すための事前練習のような位置づけ。
アメリカの発声練習は、楽しい時間で、これから始まるレッスンを、よりワクワクさせてくれるもの。
そして、ある程度の歌が仕上がってこれば、降り付けが付けられることが多い。
コレオ専門の先生が来て下さり、その曲に合わせた降り付けを教えて下さる。
この瞬間から、娘のウキウキスイッチが入り、一気に盛り上がってくる娘。
みんなで真似しながら、少しずつ形にしていく子どもたち。
私のお気に入りは、必ず、自由に動く時間があること。
「好きなポーズを決めて!」
と、途中の中間部分だったり、最後のキメポーズだったり、みんなが、自由に思い切りポーズを決める。
それぞれのカラーがよく出て、揃えることに重点を置くのではなくて、見ていてとても面白い。
そうそう、学校の授業や行事だけでなく、習い事にも、親のボランティアは必須。
習い事は、たいていタームごとで変わるので、例えば、こんなふうに募集される。
「3カ月の習い事中、一人8時間付きましょう」
そして、お金で時間を買うこともできる。
「付けない場合は、$〇〇払ったら免除です」
なんて風に。
これは、監督やコーチの飲み物や食べ物を用意するのではなく、教室を整えたり、子どもを全員見送ったり、あくまでも子どものためのボランティア。
私は、とっても興味があるので、毎度楽しみにこのボランティア時間を過ごしている。
娘の音楽だけでなく、周りのお友達との関係性もたくさん見えるし、何より、みんながとっても楽しんでいて、見ているだけでかわいらしい。
いよいよ、本番が近づいている合唱。
また今回も、素敵な舞台を見られそう。
たぶん、今晩辺りから、娘の家でのダンスタイムが始まりそうだ。
毎度のごとく、「お母さんに教えてあげる」というだろうから、娘の猛特訓を受けるとするか。
どれだけ頑張っても、一曲でさえ覚えられない私。
今日もガチンコで娘指導のコレオをマスターするぞ!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!