だまってサポートしてくれる大臣。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での

子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

うちの子育てのポイントなどを交えながら、

お答えしたいと思います。

 

 

大臣は早起き。

5時には起きて、仕事をしています。

ごはんを炊くのは、大臣の担当で、

毎朝お釜で、ごはんを炊いていてくれます。

 

(なんせ、炊飯器がないから、

タイマーが設定できないんだな。)

 

 

平日の朝は、基本私が担当。

朝ごはんを作り

(と言っても、毎朝納豆とお味噌汁だけ。)

お弁当を作る。

(と言っても、前日夜にほぼ終了。)

 

納豆とお味噌は手作りなんだけど、

特におかずを作るという工程はなし。

 

 

私が、自分の目覚ましで起きた後、

寝室の電気を点け、カーテンを開けるのが

子どもを起こす合図。

 

特に声は掛けず、

あとは順に子どもが起きてきます。

 

アメリカでは、一人で外を歩けないので、

親の送迎が必須。

もし遅刻をすると、

私たちは仕事で、学校に行けず、

そうなると、休んだ分の

キャッチアップが大変だそうで、

毎朝きちんと起きてきます。

 

それがある日。

私が珍しく目覚ましを掛け忘れ、

盛大に寝坊。

当然、子どもたちも起きず。

 

大臣が一階から、

出発20分前に

「起きてないの?」と

声を掛けてくれて、皆驚愕。

 

私は、

「目覚まし掛け忘れたみたい。ごめんね。」

と子どもたちに謝ると、

「お母さんのせいじゃないよ。大丈夫。」

と。

 

いつもは、ギリギリまでオフィスで

仕事をしている大臣も、

キッチンに立ってくれ、

「ごはんは炊けてるよ。何しよう?」

と、声を掛けてくれました。

 

「洗って!剥いて!切って!揚げて!詰めて!」

と、機関銃のように指示をする私に、

完璧な助手の手つきで、

あれこれしてくれます。

 

子どもたちは、何とか

ごはんとお味噌汁だけは食べて

(流し込んで)

お弁当を持って出発してくれました。

 

 

こういう時、家族にとっても感謝。

 

もし、ここで子どもが私に

「なんで起こしてくれなかったん?」

とでも言ってきたら、

 

「本来自分で起きるべきところ!

普段起こしてもらってることに感謝しろ!」

と、言い返したはず。

 

 

相手に矢印を向けるのではなく、

自分に矢印を向け、自分はこの中で

何ができるかを考え、行動する。

 

これが、小学生の娘にまで

きちんと伝わっている。

 

誰も寝坊した私を責めず、

「大丈夫大丈夫!」と言って、

できるサポートをしてくれる家族。

 

相手を否定しても何も生まれないし、

互いに嫌な気持ちになるだけ。

 

自分にできることは自分でし、

苦手なことは誰かに助けてもらい、

誰かが困っていることは、助けてあげる。

 

そんな、当たり前の世界を、

まずは家族の中で大切にしていこう。

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、

いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、

夫婦の形、

自分の人生についてのお話も、

たくさん聞かせてください。

 

いつか、オンラインやインパーソンで

会える日を願って!!