「元国立大学准教授の夫と、国立大学附属教員夫婦による、頭も体も心も最大限に高める子育て」
ここでは、オレゴン州の日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
できるだけ、記事にしたいと思います。
大阪から、アメリカオレゴン州へ移住した私たち。
夏はとっても過ごしやすく、
冬は、だいたい同じような気温で、年に数度、雪が積もるかどうか。
車社会のアメリカ。
雪が降ると、学校は休校になり、子どもたちは大喜びで、スキーウェアに着替えて、外へ飛び出していきます。
それが、今年はちょっと違う様相。
数十年ぶりという寒波がやってきて、-10℃を記録しました。
ここまでの気温は、私も初めてで、まさに、差すような痛み。
気温が低すぎて、雪は降らず、空から落ちてくるのはひたすら氷。
雪質とは違って、ただ氷が重なっていくような。
歩いても、全く靴型には沈まなくて、じゃりじゃり固い氷です。
ドアを開けた瞬間、
「さっむーーーーー!!」
と叫んでしまうけれど。
しかし、子どもは驚異的。
ほっぺたを真っ赤にしながら、そりであちこちいいルートを探しながら滑り続けます。
だんだん、それでは物足りなくなっていって、やがて、自分で滑るコースを作るように。
型を付けながら、いつも同じルートに進むように工夫し、とうとう最後にジャンプ台まで作ろうと。
ここで登場するのが、われらが大臣。
氷をかき集めて、ジャンプ台をどんどん改造し、一番ベストなジャンプになるように、あれこれ考えます。
夏の海でも、同じこと。
大臣は、ひたすら海岸で砂を掘り、水の流れを見ながら、色々なコースを作ります。
それを見て育った双子も同じ。
泳ぐより、海岸での砂の迷路づくりが大好き。
今回の大寒波の-10℃の中でも、雪遊びやそり遊びより、ジャンプ台作りに熱中していました。
大きな坂になっているところから、何度も何度も滑り降りては、
角度がどうだ
傾斜がどうだ
氷の量がどうだ
とあれこれ考えながら、ベストなコースを作ります。
私は、、、寒さ限界。
三人とも、疲れ果てるまで、滑り続けていました。
で、翌日も学校休校決定。
また外に行くのかな・・・。
子どもを育てるのは、子どもが育ちたいように育つことを、いい距離感で見守ること。
子どもが興味があることを見つけ、それに熱中できる環境を整えること。
レールを敷くのではなく、あれこれ広い選択肢をばらまきながら、子どもが自分で手に取ったものを、全力で応援しよう。
アメリカでの我が家の日常や子育て、日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてもらいたいです。
いつか、オンラインやインパーソンで、会える日を願って!!