元国立大学准教授の夫と、国立大学附属教員夫婦による、頭も体も心も最大限に高める子育て。
ここでは、オレゴン州の普通の日常をお届けします。
明るく元気に(何も考えずに)生きる娘。
友達も多く、学校も大好きで、日々ご機嫌そうに生きているけれど、友達と遊ぶこと以外、何に対しても興味がない。
そんな娘に、
「何か心が動かされるものに出会わせたい」
大作戦を始めることにしました。
動物をかわいがってる姿を見ては、動物園やサファリパーク、水族館に。
「いっぱい歩いて疲れたー。帰ろー。」
白ご飯や食べることがとにかく好きなので、田植え体験や枝豆収穫、みかん狩りに。
「腰が痛いー。足洗いたいー。」
音楽に体を揺らして楽しそうにしている頃は、クラシックコンサートや子どもコンサート、吹奏楽コンサートに。
「おもしろくないー。早く外出よー。」
本人が行きたいと言うので、スキーや温泉、海やプールに連れて行っても。
「もういいわ。帰りたい。」
山へ行っても川に行っても、観光名所に行っても(休憩時間のおやつタイムは好きだけれど)、とにかくすぐに帰りたがる。
家が心地いいと言えば聞こえはいいけれど、だからって、ソファーでゴロゴロしていても、人生は広がらない。
もう、半ば私の中だけで、勝手に戦いに。
「最後まで 意地でも見つける ホトトギス」(あんま良くないな。)
とよく分からない心境にまでなっていました。
そんな時、斜め上の方向から、光が差しました。
小学校の遠足で、「マチルダ」のミュージカルを見た娘が、「めちゃ楽しかった!」と言い、一生懸命ストーリーを教えてくれるのです。
私は、いつもより熱量が高い娘の姿を見て、少し希望を感じました。
翌日、図書館でマチルダのDVDを借りてきて、一緒に見ることに。
すると、BGMをフンフン鼻歌で歌いながら、「次おもしろいで!」「次こうなんねんで!」と、解説してくれるのです。
ピアノや聴音(絶対音感のトレーニング)は、もう何年も私が教えているけれど、お世辞にもうまいとは言えない。
自分でやると言ったからには、ある程度の責任が伴うと思っているので、一応続けているけれど、まぁ、、、そういうレベルです。
娘、もしや、ミュージカルが好きなのか?
(それとも、ただのテレビアニメ感覚の延長か?)
アメリカでの我が家の日常や子育て、日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてもらいたいです。
いつか、オンラインやインパーソンで、会える日を願って!!