2023年3月9日に

診断が下りた日のことはこちら。

 

 

 

診断後、医師は息子にも病気のしくみを簡単に説明をした上で、

 

「現段階ではそれほど重くなさそうだから、

 『生活リズムを整える』

 『水分塩分は多めに摂取』

 『整腸剤で腸内環境を整える』

 で3月末まで様子を見ましょう。

 

 3月末の様子次第で血圧をあげる薬を検討しよう。

 せっかく合格した中学校、4月から元気に通いたいしね!」

 

と明るく励ましながら話してくれましたおねがい

 

 

このときは親子ともに体調不良の原因もわかって安心し、

「この方針に従って対応すればすぐによくなっていくだろう」

と思っていました。

 

まさかその後、こんなに大変な日々が待っているとも知らず・・・

 

 

ちなみに問診時に

「急に背が伸びたなどはありますか?

 成長に栄養を持っていかれて発症する場合があります」

と話があったのですが、

これは心当たりがありすぎて。

 

息子は小6初めは、150cm弱、45キロ。

決して痩せ型でもなく、

なんなら小4〜5はコロナ休校などもあり少しぽっちゃりしていたくらいでした。

 

それが小6最後のこの時期は158cm、43キロ。

身長は8cm伸びたのに体重は減り、

すっかり痩せ型になっていたのです。


※ちなみにそれから1年経った2024年5月現在

 165cm、46キロ

 さらに痩せに拍車がかかりました


 

元々赤ちゃんの頃から全く食に興味がなく、

本当にごはんを食べない子だった息子。

 

離乳食も大げさではなく本当に1口たりとも食べてくれず、当時は本当に悩まされました。

 

1歳前に保育園に入ってからは少しずつ食べるようになったものの、偏食だし少食。。

 

小学生になってからもそんな感じでしたが、

小4でコロナ休校があったり、

小5のうち半年強は塾をオンラインコースにしていたりで、

インドア生活をするうちにぽっちゃりしてきていました。

 

ちなみに今思えば、この小4〜5あたりから、

たまーに頭痛を訴えることが出ていました。

これも予兆だったのかな。。

 

その後、生活が変わったのが小5冬。

小5の冬期講習から通塾コースに戻したことがきっかけです。

 

塾までは徒歩20分orバス5分or電車1駅だったのですが、

なんだかんだで徒歩で通うことが多く運動量が増えました。

 

それに加えて食に興味がないため、

「塾前や塾の休憩時間に何か食べるのも面倒だから何もいらない」

と何も食べないまま塾終了の20〜21時まで過ごし、

帰り道に友達とお菓子を1つ買って食べながら歩いて帰ってくるということをしていました。

 

帰宅後に夜ごはんは用意するものの、

「軽めでいい」と言って、

そこそこの量を出しても残す始末。

 

おそらくそんな生活が要因ですっかり痩せ型となったのでした。

 

のちに栄養療法の病院で血液検査をしたところ、

たんぱく質、ビタミンB、鉄は大幅に不足、

さらに低血糖を起こしていることも判明しました。


それもこれも小さい頃からの偏食少食、

さらに小6期間の食生活が拍車をかけたのだろうと思うと、

悔やんでも悔やみきれません悲しい



また、起立性調節障害は体質的な遺伝要素も多少あるらしいですが、

思い出すと実は私は中学生の頃、日常的に立ちくらみがありました。


当時はそれが普通なんだと思って気にも留めていませんでしたが、

息子がこの病気になって色々調べているうちに、

「実は私もその気があったのでは…」

と思ったりしています。



とはいえ、悔やんでも過去に戻れるわけではないので、

まずは指導されたことを守って3月末まで過ごしてみることにしました。