君の那覇 | モトクロスがある生活

モトクロスがある生活

1989年生まれの河村広志が日々の日常とモトクロスがある生活を赤裸々に綴ります。

 

前前前回というか、数えてみたらなんと6年連続で呼んでもらっていました!

 

沖縄のチビモトカップ最終戦。

 

 

今回は友也さんも都合がつかず、IA2は僕。IA1は稲垣達樹選手が招待ライダーとして来沖。

 

達樹とは去年も沖縄に行ったし、ある年は全日本藤沢までの長い道のりを二人で行ったり、考えてみれば意外と二人の時も多い。

 

 

いつもは末っ子パワーをいかんなく発揮し、年長者にすべてを委ねる僕も、達樹と二人だと自然としっかりしなきゃいけないな。と、気が張ります。

 

 

 

彼はバイクに乗ると速いし、降りてもベビーフェイスなイケメン。

 

しかし、僕及び中部界隈その他一部の人は、達樹が頼りない上に腹黒い性格だということをよく知っています。

 

 

 

さて、

 

相変わらず沖縄のおじさんたちは変わっていなくて、沖縄の気候のように暖かくてゆったりとした空気に満ち溢れていました。

 

 

これを感じられただけでも、もう目的の半分は達成したようなものです。

 

 

 

レース当日は雨。

 

 

あめ。

 

 

わりと台風並みの暴風雨。

 

 

 

コースコンディションはもちろんドロドロのマディ。

 

 

雨が降り続いていたのでシャビシャビなタイプのマディ。

 

 

これはまだ走りやすいタイプマディコンディション。

 

 

とはいえ、大会の進行が大幅に遅れてしまうのは明らかだったので、急遽タイムスケジュールが変更。

 

 

僕らのレースは午後に2回。

 

 

練習走行の時間は取れなかったけど、スケジュール上しょうがないし、このコンディションなら逆にありがたいくらいでした。

 

 

1ヒート目はホールショットからの2位走行。案外調子良い!

 

 

と思ってたら調子乗りすぎてコースアウト。

 

そしてジャンプで転倒。

 

借りたバイクで…。すみません…。

 

 

終わってみると達樹も転倒で喉を打ち付けていました。

 

打ったところがちょっと腫れていて、声が出し辛いのか、酒焼けしたスナックのママみたいなガラガラハスキーボイス。

 

達樹はこの日はこれで終了。

 

 

招待されておきながら見事にヤラれる出来ない二人。

 

 

ヒート2はまた別の方からバイクをお借りし、無転倒だけをを心掛けて走りぬきました。

 

 

それにしても沖縄といえど全身びしょ濡れで寒かった。

 

レースとレースの間隔も短いから着替える間もないけど、その間もまた微妙な長さ。

 

 

既に着替え終わった達樹は、そんな僕らのことを雨の当たらないところからヌクヌクと眺めていました。

 

 

その代わり、軽食のゴチじゃんけんは「タコライス」 「A&Wのハンバーガー」ともに達樹が負けたので、その分を自ら精算していました。

 

 

達樹の「残念ぷり」はこのままでは終わりません。

 

帰りの空港では頼まれたお土産をすべて買ったつもりが全然揃っておらず、それを他人から指摘されて初めて気が付く始末。

 

 

帰りの道も、達樹に任せると渋滞してるし、目的地直前で工事していて通行止めだし。

 

 

挙句の果てには、最後に達樹を車から降ろしたと思ったらおもむろに財布を取り出し、

 

 

「これ、高速代とか燃料代とか…」とか言い出すから

 

 

「いいよそんなん」と一応遠慮したものの、

 

 

 

 

「あ、大きいのしか無かったゴメン笑(1万円札チラチラ)」

 

 

 

 

最後まで達樹に踊らされました。

 

 

 

そんな達樹くんもすっかり沖縄でもお馴染みの選手になっていました。

 

 

僕も来年もう少し頑張って、胸を張って、また沖縄に来られるといいな。

 

 

 

チビモトは今度10周年を迎えます。

 

 

長く続ける。継続するということは、なかなかできる事ではありません。

 

 

これからも僕は沖縄のモトクロスが、沖縄のみんなが楽しく活動できたらいいなと心から思っています。

 

それについて応援できることがあれば、これからも是非協力したいと思っていますよ。

 

 

そんなこと言ってるとおじさんたちに「まずお前ががんばれ」と言われそうなので、静かに頑張ろうと思います。(笑)

 

 

本当に皆さんありがとうございました。

 

 

大好き!沖縄!