日本の風土に根ざしたバレエをめざしたある男の物語「随想」 | 相模原市のバレエ教室のコラムー野沢きよみバレエスタジオー

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相模原市中央区淵野辺のバレエ教室 野沢きよみバレエスタジオは小さな子供たちのバレエの指導には長年の実績があり、幼稚園や保育園からもバレエのレッスンに高い評価をいただいているので、安心してバレエ始めらます!

音感、運動神経、プロポーション

柔軟性、ジャンプ力

足の甲の有無

 

これらの

からだの条件を

厳しく審査され

 

 

 

 

さらに

 

【家系を三代前から調べられる】

 

理由は

 

身長が伸びるのか

太ったりしないか

 

ということが

ある本に書かれていて

 

 

このくだりを読んで

野沢先生が現役のダンサーだった頃

バレエ公演で

ロシアから

ゲストして

来日したダンサーに

直接聴いた話と

全く同じだと

気づきました

 

 

実は

この本のタイトル

 

 

「随想――バレエに食われる日本人――」

 

著者は

石田種生先生

 

東京シティバレエ団の

創設者

 

この世代のバレエダンサーは

演劇出身者が多く

石田先生も

同じ

 

そして

 

海外のバレエのレベルと

日本のバレエの違いを

嫌というほど

感じさせられ

その思いが

日本のバレエを

何とかしたい!

 

 

日本のバレエ界向上に

情熱を捧げる

という特徴があります

 

同時に

強くナショナリズムに

動かされ

日本人で

あることを

強く意識する

世代でもあります

 

 

その生き様が

語られる内容の本です

 

現在と

あまりにも

違いすぎる時代背景

当時の日本の状況

これらを

知らない世代の方には

理解できないことが

多いことだろうと

思います

 

手と手

 

当時の

日本の後れは

圧倒的な伝統と豊かさの

欧米に

まったく歯が立たず

見下されてきた

事情があります

 

バレエもまたしかり

 

ある意味

悔しさをバネに

がむしゃらに

頑張ってきた世代

 

その努力が

現在のバレエに繋がっている

 

花-線画

 

個人の想いは

極めて特殊な

感情と体験が中心となって

語られるので

すべてが

普遍的な経験には

なりえませんが

 

個人の貴重な体験から

 

現在の私たちが

少しでも学ぶことができれば

先人たちの苦労も

少しは

むくわれるかもしれません

 

 

 

 

石田種生先生に経歴、活動についてはこちらが参考になります

 

 

 

シルエットのバレエダンサー

 

 

 

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