「戦争に芸術をつぶさせるわけにはいかない」・・・・ | 相模原市のバレエ教室のコラムー野沢きよみバレエスタジオー

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ウクライナ国立バレエの芸術監督の寺田宜弘氏が「Newsweek」

「世界が尊敬する日本人100」に取り上げられ,

その紹介記事が、Web版のNewswekに掲載されていました。




Newsweek [世界が尊敬する日本人100]

「戦争に芸術をつぶさせるわけにはいかない」ウクライナ国立バレエを率いる日本人、寺田宜弘の「戦いの舞台」


 

花二つ

 

 

 

「戦争に芸術をつぶさせるわけにはいかない」

 

この言葉が胸に深く突き刺さりました。

 

以前にも、このブログでウクライナ国立バレエ団については

取り上げました。

 

まず、芸術監督が日本人であること。
寺田宜弘氏になって日本人にとって親しみを感じさせる。


 

次に、ロシアによる侵略によってバレエ団の存続とダンサーたちが祖国ウクライナに居住が困難になったこと。

 

しかし、その厳しい状況下にあってダンサーを集め

結集させて、バレエを継続させたこと。

 

そして、来日公演を行なっていること

 

 

 

 
 
 
このような背景にあった、ウクライナ国立バレエ団の記事は
私たち日本人にとって、バレエに関わる人間にとって
 
 
「戦争に芸術をつぶさせるわけにはいかない」
 
 
この言葉は実に重く、深く鋭く心がえぐられます。
 
 
 
少なくとも、今日の命を生きながらえることさえ困難な現実を前に、このような言葉を言えるだろうか。
 
 
平和な日本にいては、この言葉の本質を本当に理解できるのだろうかさえ、疑問に思えてきます。
 
 
 
花とトゥシューズ
 
 
同じような状況を私はフランスの「レジスタンス文学」に
みます。
 
 
ドイツ軍によってパリは陥落し、占領された第二次世界大戦での
ことです。
 
 
「レジスタンス文学」は、文学者が大衆と共に言葉で繋がり
分かち合うことで、連帯、祖国への思いは強い絆となったのです。
 
 
さらに、文学者たちは平易な言葉を用いることで
一般大衆への共感をさらに呼び込みます。
 
 
そして、詩人たちは「詩」を表し
その短い洗練された言葉で、想いを伝えます。
 
 
「言葉」は、より人間の内面に深く届き、心に突き刺さり、
人々に勇気と希望を与えてくれます。
 
 
「文学」を信じ、「芸術」の存在の力を感じます。
 
 
 
花
 
 
 
どちらも、困難な状況に有りながら
「芸術」が彼らを救い、連帯させ、心の絆となって
生き抜いています。
 
 
 
「芸術」がいかに、私たちの日常に必要なのか
また、大切なものなのかを改めて強く、心に気づかせてくれます。
 
 
いま、日本では「バレエ」といえば大人の方に人気の習い事に
なっているようです。
 
 
さらに、大人を対象としたコンクールもあるようです。
 
 
平和であることの証拠です。
 
 
日常生活の中の習い事の一つとして、「バレエ」が多くの世代の方に受け入れられていることは、本当に素晴らしいこと。
 
 
素晴らしい、奇跡の時間なのだと感じます。
 
 
いま、私たちの日常生活の中の習い事の「バレエ」は
「芸術」を強く感じる機会は少ないかもしれません。
 
 
 
しかし、日常生活が脅かされたり
普段とは違う状況に遭遇したり
極端に異なる状況が私たちの目の前に現れたとき
 
 
 
 
干し花
 
 
 
 
私たちは、「芸術」を呼び起こし
その存在の力を、意味を
・・・・
 
 
 
「バレエ」が身近にあることの幸福に
感謝する瞬間なのかもしれません。
 
 
 
バレエスタジオ
 
 

 

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