YAMAHA TX816の音色をYAMAHA QX1でSAVE&LOAD♪(作業用) | NOZ's Stylish Sound♪

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1980年代の音楽に輝きを放っていたシンセサイザーYAMAHA「 DX7」

繊細で綺麗な音を放つスタイリッシュなシンセサウンド「FM音源」を使って曲作りをしております♪

今回も、FC用アクションゲーム「このみのモンスターパーティ」のBGMをFMシンセサイザーアレンジで制作するのに使うFMシンセサイザーYAMAHA TX816の音色データを、YAMAHA QX1でSAVE&LOADする手順を記事にする事にしました。

ちょっと珍しい方法なのですけど、QX1からTX816にMIDIダンプリスエストを送信して、TX816を遠隔操作しながら、TX816から音色データを引き抜くような感じなんです(笑)

なのでまず、TX816のMIDI設定を確認します。

QX1からMIDIダンプリクエストが送信されるMIDI CHは、1CHで送信されます。

TX816のMIDI受信CHも、1CHになっているか、確認します。

 

  

 

次はQX1の操作です。

UTLキーを押してから、JOBボタンを押し「25」と入力しENTERキーを押して、TX VOICE INが表示されます。

 

 

BULKナンバーは1にします。

SLOTナンバーは、12345678全て表示されている事を確認して、ENTERキーを押します。

 

 

BULKネームを「TX816 FM」と入力して、ENTERキーを押します。

 

 

ここからいよいよ、TX816にMIDIダンプリクエストを送信します。

まずTX816のSLOT 1から開始します。

 

 

SET OUTSLOT:1の表示を確認して、TX816のOUT SLOTを1にします。

 

 

QX1のENTERキーを押すと、TX816のSLOT 1にMIDIダンプリクエストが送信されます。

QX1の表示が「WAITING」から「EXECUTING」に変わると、TX816から音色データが送信されます。

送信完了すると、「AF」と表示されます。

 

 

続いて、SET OUTSLOT:2の表示を確認して、TX816のOUT SLOTを2にします。

 


 

QX1からTX816のSLOT 2にMIDIダンプリクエストが送信され、TX816から音色データが送信されます。

送信完了すると、「AF」と表示されます。

このような手順で、SLOT:3からSLOT:8を繰り返します。

 

 

 
 
 

SLOT:8まで終わると、SAVE完了です♪

 

 

 

 

さて次は、QX1にSAVEしたTX816の音色データをTX816にLOADの手順です。

LOADする前に、TX816の各SLOTのMEMORY PROTECTをOFFにしておきます。

 

 

 

QX1の操作手順です。

UTLキーを押してから、JOBキーを押して「26」と入力してENTERキーを押します。

 

 

BULK 01になっている事を確認してENTERキーを押します。

「SURE? YES(Y)/NO(N)」と表示され、「Y」を入力してENTERキーを押します。

 

 

QX1から音色データが、SLOT:1から順番に送信され、SLOT:8まで送信されると完了です。

 

 

TX816に音色データがLOAD完了した後は、MEMORY PROTECTをONにします。

 

 

ここまで手順を残しておけば、後は音楽制作に集中出来ますね!

おそらく1年以上は、このYAMAHA X SYSTEMで音楽制作する事になるかと思うので、モチベーションを維持しながら、頑張ります!