MIDIパッチベイのセッティング変更♪ | NOZ's Stylish Sound♪

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1980年代の音楽に輝きを放っていたシンセサイザーYAMAHA「 DX7」

繊細で綺麗な音を放つスタイリッシュなシンセサウンド「FM音源」を使って曲作りをしております♪

いや~、またまたMIDIパッチベイのセッティングを変えてみました(^^;

MIDIパッチベイとは、複数のMIDI楽器を並列接続する事で、同時に演奏出来るMIDI楽器を増やす装置の事です。

MIDI規格では、MIDI THRU端子を使って直列接続した場合、最大4台までは正常に動作するように配慮されております。

しかし5台目以降は、ケーブルの長さや機器通過時に生じる信号劣化によって、正常に動作しなくなる場合があります。

そこで、5台以上使っても安定した演奏を実現させる方法として、MIDIパッチベイが出番となります。

単にデジタルシンセサイザーの台数を増やす目的以外にも、MIDIパッチベイ本体正面にあるスイッチやボタン、ツマミを操作する事で、MIDIケーブルを抜き差ししなくても、自由に接続を変更出来るので、複数のMIDI機器を接続してワークステーション化にする目的で、MIDIパッチベイを導入するケースもあります。


毎回セッティングを変更する度に、これがベストだ!と思って使い始めるのですが・・・

やっぱり、使って行くに連れて、気が付く事が出て来るものです。


「更に無駄を省く事が出来ないものだろうか?」

使い込んで来ると、見付かるものですね♪


さて、MIDIパッチベイに戻りますが、現在MIDIパッチベイは、YAMAHA「MJC8」を2台使っております。

YAMAHA MJC8


これまでは、機材が増える度に、とりあえず空いている端子に接続しておりました。

どこに接続しても、信号が行き届くので、正常に動作していれば、それで良いと思っていたからです。

特に意識していなかった機材の接続ですけども、今回は、2台あるMIDIパッチベイを、属性で分けてみました。

MIDIパッチベイに接続されているMIDI機器をコントロールするYAMAHAシーケンサー「QY700」には、MIDI OUTが2系統ありまして、それぞれ、「MIDI OIU A」と「MIDI OUT B」の名称になります。

YAMAHA QY700


今回の接続変更で、「QY700」の「MIDI OUT A」を、1台目のMIDIパッチベイに接続、「MIDI OUT B」を、2台目のMIDIパッチベイに接続しました。

これによって、「QY700」の「MIDI OUT A」側は、1台目のMIDIパッチベイと接続されているMIDI機器を、「MIDI OUT B」側は、2台目のMIDIパッチベイに接続されているMIDI機器を、それぞれ受け持つ事が可能となりました。

MIDIパッチベイ表にすると、こんな感じです。

MIDIパッチベイ表2015年9月26日更新


現在MIDIパッチベイには、8台のFM音源シンセサイザーが接続されておりますが、これを、4オペレーターFM音源を1台目(Aポート)に、6オペレーターFM音源を2台目(Bポート)に、それぞれまとめました。

今までは、音色データを転送する時に、2台のMIDIパッチベイを結ぶ必要がありました。

これはこれで、MIDIパッチベイを使った頭の体操になって、良かったのですが・・・。

しかし今度は、1台のMIDIパッチベイの中で、音色データの受け渡しが可能になりますので、2台のMIDIパッチベイを結ぶ手順が減りました(^。^)

4オペレーターのFM音源同士であれば、1台目(Aポート)のMIDIパッチベイの中で、音色の受け渡しが出来ます。

6オペレーターのFM音源同士であれば、2台目(Bポート)のMIDIパッチベイの中で、音色の受け渡しが出来ます。

ただ、他の機能の為に、2台のMIDIパッチベイを結ぶ経路は、残してあります。

一応、MIDIパッチベイA側とMIDIパッチベイB側とで別れてはいるものの、2台のMIDIパッチベイを結んでおけば、互いに相手のMIDIパッチベイに、自由に進入する事が出来ます。

その為にも、MIDIパッチベイ表を作って置くと、表を見ながら目的の機器と接続が出来るので、接続ミスも減って、とても便利ですよ♪

私は、MIDIパッチベイの電源を入れた直後の基本状態は、YAMAHAシーケンサー「QY700」から各MIDI機器に向かって一方通行で信号が流れるように接続されております。

そこから作業によって、「QY700」にデータを入力する鍵盤を設定する時や、他のMIDI機器とバルクデータの受け渡しをする時などに、MIDIパッチベイのボタンを操作して、その都度、接続を変更したりしてます。


こうして、常に工夫や変化をさせる事は、長く使って行く上で、必要なプロセスだと思います。

そして、自分にとって使い易い環境に変えて行く事で、使いたい機能を引き出せると思います。

ストレス無く、思い通りに使えると、使っていて楽しいものです♪

なので、製品が使い難くて駄目だと思う前に、どうしたら使い易くなるか?を考える前向きな姿勢が、工夫なのです。


これからも、機材が増えたり、使い方が変わってくると、MIDIパッチベイの接続も変わって行く事でしょう。

まだまだ、いろんな使い方を発見出来ると思います。



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