さて、先週末の6/4（日）は、通称”オクム”で知られる、奥武蔵ウルトラマラソンに参加してきました！
・・ただ、参加したとはいっても、ランナーとしてではなく、ボランティアとしてですが（笑）
ウルトラマラソンが好きな人なら知っている人は多いと思いますが、初夏の暑い時期に開催されるこの大会、距離は78kmとなんとなく中途半端な感じ（失礼言ってすみません）ですが、激しいアップダウンが伴い、その割に水着女性の応援とか色々な風物詩？もあり（笑）、過酷ではあるけどアットホームでどこかユニークな大会といった感じでしょうか。
私も出走を検討したことはありますが、何せ暑いのが苦手なので完走できるイメージが沸かず、結局未だに一度もチャレンジしたことがありません。でも一度くらい出てみたいと思い、今回はレースの下見も兼ねてボランティアとして参加することにした次第です。
当日朝は6時頃に会場入り。受付でTシャツと謝礼をいただいた後、ボランティア向けの打合せが7時過ぎからなので少し時間が空くところでしたが、ちょっとしたトイレトラブル対応のお手伝いをしたり、にゃんランさんからスタッフの方やお知り合いの方の紹介を受けたりしながら（笑）過ごしているうちに、あっという間にスタート時間に。
7時10分過ぎにレースがスタートし、ランナーを見送った後でボランティアの打合せがあり、各エイド担当ごとに分かれて車に分乗しそれぞれ担当エイドへ向かうことに。
私が今回担当したのは、こちら↓の黒山エイドというところです。
このウルトラマラソンは、同じコースを往復する大会で、私の担当した黒山エイドは、往路の30km地点と復路の67km地点に該当する場所でした。
このエイドに配置されたのは、スタッフさんとボランティア合わせて12～13名程度でした。私はドリンク提供担当の人たちの後ろに控え、空になったドリンクボトルの中身の飲料の補充をメインに、その他紙コップの補充や空き容器の廃棄などを主に担当することに。
エイドに到着してからは、ドリンクや食べ物など提供物の準備に取り掛かり、小1時間で準備がちょうど落ち着いたかな？というところで早くもトップのランナーが通過。その後も上位のランナーが通過していきますが、まだ数分に1人通過するといった頻度なのでこの時は作業もほとんどなく余裕で、しばらくの間私はエイドのテントを出てランナーを拍手で出迎える、完全な応援係に専念していました（笑）
ただ、余裕があったのはトップランナーが通過して最初の30分くらいでした。この日は1,000人近いランナーが参加していたこともあり、その後は徐々にランナーが増えていき、1時間も経つと途切れることなくランナーが押し寄せ、エイドはてんやわんやの状態に。あまりのランナーの多さで、私も飲料の補充だけで精一杯といった感じで、しかもそこに加え、ランナーさんからイレギュラーな要望があったり、ちょっとしたトラブルがあってエイドのテントを動かさなければならかったりと、1～2時間程度かなり慌ただしい時間が続きました。この時は空いたペットボトルを処分する時間も惜しいほどの忙しさで、足元に空のペットボトルが無数に転がっているような状況で、どんなランナーが通過して行ったかを見る余裕もないほどでした。
でも、私が担当していた飲料提供はまだよかった方だと思えます。このエイドでは、そばとうどんも提供していたのですが、めんつゆを作って、流水麺を盛り付けて、さらに具材を切ってそれをトッピングして供給するという、そちらの作業の方々は本当に混乱するくらいの状況でしたので。
そんなこんなで先頭のランナーが通過してから2時間超が経過し、時刻はちょうど昼の12時。このころになるとピークを過ぎて、やっと平穏な時間帯が訪れ、交代で食事休憩。
その後は1時間くらいのんびりとした時間を過ごしましたが、間もなく折り返しのランナーが帰ってきて再び臨戦態勢に。ただ、折り返しなのでランナーはばらけていたこともあり、後半戦はそこまで大変ではありませんでした。
仕事が落ち着いてきた代わりに、この時間帯になると、朝から既に数時間も立ちっぱなしの状態だったこともあり、足腰に疲労が。。エイド作業を通して、長いこと立ったままの状態だったことが一番しんどかったかもしれません。
17時頃にはほとんどランナーがいなくなったため、撤収作業を進め、18時前に最後のランナーを見送ったところでエイド作業を終了。一通りの片づけを済ませ、スタート地点まで車で送っていただいたところで解散となり、この日のボランティアを終えました。
終わってみると、ちょうど半日くらいのお仕事になりましたが、今回はさすがに”疲れた”と思うくらい目一杯働けたので、その点ではとても満足です。
ただし、立ちっぱなしによる脚の疲労が翌日までしっかり残ってしまい、翌日の仕事がだるくてしんどかったですが。。
また、初めてのウルトラマラソンのボランティアということで、折り返しの後半は訪れるランナー皆本当にしんどそうですけど、どこかそのしんどさを楽しんでいるように感じられ、それを見て「羨ましい」と思ってしまった私は、やはり病気なのかもしれません（苦笑）
それに、ボランティア目線で見ても、本当にいい大会だったと思えるので、確定ではないですが、来年はランナーとして参加する方向で検討したいと思っています。
さて、こうしてノルマの「年1ボランティア」は無事に終了。
この後は夏山シーズンに入りますが、目標はテント泊でのアルプス登山に2回行くこと。南アの甲斐駒・仙丈ケ岳と、北アの槍ヶ岳、今のところこの2つがターゲットですが、果たしてどうなることやら。
次回の記事更新はいつになるかわかりませんが、登山記事にしたいなと思っています。
それでは。