目指せナイスミドル!

目指せナイスミドル!

こうも暑いと、走るどころじゃないですね。。

先週の8月2日(金)は、創立記念日で会社が休みだったので、この平日休みを利用し、8月2日と3日の1泊2日で木曽駒ヶ岳に登ってきました。

私にとっては今回が初めての中央アルプスです。自宅から登山口までかなりの時間がかかり、高速代やガソリン代など交通費もお高くなるので、なかなか行く機会がありませんでしたが、今回は学生時代の友人も付き合ってくれるとのことで、交通費も折半できる!と思い行ってきた次第です。

 

1日目の2日(金)は、4時過ぎに自宅を出発し、5時半頃に都内在住の友人をピックアップして、マイカー駐車場のある菅の台バスセンターに着いたのが9時頃。そこからバスとロープウェイを乗り継いで、登山口の千畳敷駅(日本一高いところにある駅)に着いたのが11時。自宅を出発してから登山口まで7時間!遠すぎる!!(笑)

 

ですが、駅から見上げた千畳敷カールはまさに絶景でした。(※写真は駅から少し下ったところにある剣が池から撮影)

 

高所順応のため序盤はゆっくり登って、乗越浄土に到着。素晴らしい景色&天候です。

左手に見えるのが宝剣山荘、右手が中岳です。

 

 

13時頃に頂上山荘のテント場に到着し、テントを張って軽めの昼食をとった後で、木曽駒ヶ岳の山頂へ。

 お目当てだったヒメウスユキソウが見れて感無量。

 

 コマクサもたくさん咲いてました。ミーハーですが、やはり高山植物の中ではコマクサが一番好きかも。


 山頂!でもガスガスで景色はほぼ見えず。。


 でもその代わりに、ライチョウに会えました!親子で連れ添ってましたね。ガスが出るとライチョウに会いやすい、というのを今回も実感しました。

ちなみにこのあと、少し下ったところでも別のライチョウ親子に遭遇してます。

 

 15時半頃にテント場に戻って、そこからはお酒を飲みながらまったり。この日は40張りくらいのテントがあった気がします。

 

この日の夕方はガスが濃くて残念ながら夕焼けは見れませんでしたが、きれいな星空を眺めることができました。で、私は友人とひたすら酒を飲んでおり、気づいたらテントの中で寝てました。多分夜9時から深夜1時くらいまで寝て、その先は寝てるんだか起きてるんだか分からないような状態。幸いスマホの電波が入ったので、時折TVerでオリンピック観たりしてました。この日の夜間の体感での気温は12℃くらいだったでしょうか?朝方はシュラフに入っていてもちょっと寒いと感じましたが、概ねちょうど良いくらいの気温だったかと。



そして、翌朝は4時頃起床。私たちは日の出をテント場で見る予定でしたが、他の人達が続々と山頂に向かったのを見て、「じゃあ我々も」といった感じで山頂へ(笑)


結果、山頂へ行って正解でした。山頂からの日の出は本当に素晴らしかったので。ちなみに日の出はちょうど5時くらいでした。

 

テント場に戻ると、こちらも絶景でした。 

 

その後朝食を済ませ、片付けをして6時半頃にテント場を出発。過ごしやすく、ロケーションも良く、本当に良いテント場でした。


流石に土曜の朝は結構な人が登ってきており、早朝にも関わらず登りと下りがすれ違う登山道では少し渋滞も発生しましたが、そこまで深刻なものではなく、8時過ぎには千畳敷駅に到着。その後またロープウェイとバスを乗り継いて駐車場に戻り、帰路に着きました。



こうして初めての中央アルプス山行も無事終了。天候にも恵まれ、本当に素晴らしい山行になりました。テント場も凄く良かったし、次は木曽駒ヶ岳と空木岳をセットで縦走してみたいです。


さて、この夏はもう一回くらいはテント泊登山に行来たいなと思っていますが・・2日間家をあけた程度ではもはや家族は何も言いませんので(笑)、あとは仕事次第といったところでしょうか。



それでは今日はこの辺で。

尋常でない暑さが続きますので、皆さんくれぐれもお身体にはご自愛ください。

先週末の7/20(土)、生涯3回目となる富士登山に行ってきました!

 

1回目の2016年は御殿場ルートで、2回目の昨年は吉田ルートで登りましたが、今年は須走ルートで、しかもおひとりさまで登頂することに。土曜日の日帰りでも比較的混雑せずに行けるだろうと考えたのが、須走ルートを選んだ理由です。

そして今回は、過去2回とも出来なかったお鉢巡り&剣が峰登頂を果たすことが目標でした。

 

 

当日は4時前に自宅を出発し、道の駅すばしりの向かいの登山者用臨時駐車場に6:20分頃到着しましたが、駐車スペースはまだ余裕がありました。その後、6:45分発の5合目行きのバスに乗りましたが、定員40名ほどのバスに乗っていたのは10名ほど。ある程度の混雑は覚悟していましたが、思いのほか空いていたという感じです。

 

 

さて、富士登山はオーバーユース対策として、今年から登山者の事前登録が必要になったので、私も事前に須走ルートでの山行を登録し、登録した際に配布されるQRコードを登山口で読み取ってもらい、協力金1,000円をお支払いして、7:20に登山を開始。須走ルートの登山口は、賑やかな吉田ルートの登山口と比較するとだいぶ静かでひっそりとした雰囲気でした。
 

 

須走ルートは、富士山の主要4ルートの中では唯一、比較的長い時間樹林帯を歩くルートです。周りの景色が見えにくいため飽きてしまったり、スタート地点の標高もやや低いことなどが、この須走ルートがあまり人気のない理由なのですが、この日は終始強烈な日差しが照り付けていたので、樹林帯は日差しが遮れてむしろ私は有難いと感じていました。それに、元々樹林帯を歩くのが好きですし。

 

 

しばらく進んで、スタートから約1時間20分後に、本六合目の瀬戸館に到着。

この辺りで森林限界を迎え、いわゆる富士山らしい景色がお目見えします。

 

 

須走ルートは、”段差”よりも”斜面”が特に多いルートなので、登りはやや歩きにくく感じましたが、この日は高山病対策として、特にゆっくり登ることを意識していたので、脚の負担が辛いということはなかったです。

 

 

スタートしてちょうど3時間後に、本八合目の富士山ホテルに到着。

ここまで須走ルートは人がとても少なく、快適な登山が続いていましたが、ここから吉田ルートと合流するため一気に登山者が増えました。それでも渋滞が発生するほどの人の多さではなく、概ねマイペースで登れたと思います。

 

この辺りまで来ると、さすがに息が乱れて少し苦しくなってきましたが、とにかく腹式呼吸を意識して、しっかりと酸素を取り入れることに気を遣ったせいか、高山病と思われる症状はここまでほとんど出ませんでした。

 

 

そして、スタートしてから4時間とちょっと、11時半に吉田ルートの山頂に到着。

 

少しだけ頭痛がありましたが、吐き気や腹痛はなかったので、休憩もそこそこにお鉢巡りへ。

今回は逆時計周りで行きました。

 

 

ただ、歩き始めると、なんだか左右にふらつく感じが・・

たぶん高山病の一種なのでしょうが、めまいだったのだと思います。

5分ほど腰かけて休んだところで少し良くなったので再度スタート。

 

 

そして、念願の剣が峰登頂!

正真正銘日本の最高峰に到達できて感無量でした。

 

時間も早かったので、広い山頂のどこかでのんびりしようかとも思いましたが、やはり高山病の影響なのか、食べ物が何も喉を通らない状況だったため、体を回復させるためすぐに下山することに。

 

 

そして、須走ルートの下山は、長い砂走コースが続きます。

私はうっかりスパッツ(ゲイター)を忘れてしまったため、小走りで降りるたびにシューズの中に砂と小砂利が入ってきて、なんともうっとおしい状態に。最初はこまめにシューズを脱いで砂と砂利を取り除いていましたが、途中で面倒になりやめました。。

 

最後はまたスタート地点の樹林帯を戻り、14:45分頃に須走ルートの登山口に無事下山。所要時間はトータルで7時間半くらいでしょうか。おかげさまで特にトラブルもなく、楽しい山行となりました。

 

 

 

こうして3回目の富士登山も終了。富士登山は高山病等のリスクもありますので、まず今回も無事に帰ってこれて良かったですし、目標としていたお鉢巡り&剣が峰登頂を果たすこともできたので、もう言うことなしです。

で、今回は土曜日の日帰りということで、かなりの混雑を予想していましたが・・結局登山前も登山中も渋滞や混雑とはほぼ無縁でした。やはり富士山は山頂ご来光の時間帯さえ外せば割と快適に登れるのだということを再認識した次第です。

そして・・今年も相変わらず外国人登山者が多かったです。感覚的には、道中会った人の3~4割は外国籍の登山者だったのではないかと。純粋に羨ましいですね。私も海外の山、いつか登ってみたいので。

 

さて、これで富士山は主要4ルートのうち3つを制覇し、富士山全ルートコンプリート?に向けて、あとは富士宮ルートを残すのみです。でも、さすがに今年登るつもりはないので、早くても来年ですね。とにかく今は、短い夏山シーズンを満喫したいと思います。

 

それでは。

さて、先週末の23日(日)は、スポーツエイド・ジャパンさん主催の「両神山麓トレイルラン」に参加してきました!

 

 

・・と言っても、選手としての参加ではありません。毎年恒例の「年に1回くらいはボランティアしておこう活動」の一環で、今回は大会ボランティアとして参加してきた次第です。

 

8時頃現地入りした私は、ボランティア受付を済ませ、まずは着替え&荷物置き場となっている体育館を担当しました。会場に入ってきたランナーに荷物の置き方を案内したり、その他トイレや貴重品預かりに関するランナーの問合せを受けたり、そんな感じです。最初は人が少なく館内もガラガラで暇だったのですが、スタート1時間前頃になると体育館は人でごった返し、誘導や説明に慌ただしく動いているような感じでした。

 

1時間半ほどそこで働いたのち、スタート時間30分前に、今度は大会スタッフさんともう1人のボランティアの方と計3名で車でコース途中の峠に移動し、以降はここでランナーの誘導を担当しました。

ちょうど私は登山道からアスファルト林道に出入りするところを担当し、片手に誘導棒(工事現場なんかで使う赤く光るもの)を持ってランナーを誘導しつつ、通りかかるランナーに適当に声をかける(笑)、というのが主な役目です。

 

 

私が配置された誘導箇所は、一番長い20kmの部のランナーは周回で計4回通ることになるため、時間が経つにつれて顔を覚えてきて、途中からは見覚えのあるランナーばかり通っていくような感覚になりました。

暫くの間はランナーが途切れず通ったので、常に誘導棒を振ってランナーに声かけをしていた感じでしたが、正午過ぎに休憩を兼ねて昼ご飯を食べた後、午後になるとランナーはまばらになり、やや手持ち無沙汰に。暇な時間は同じ場所を担当したボランティアの方やスタッフさんとお話ししながらまったりと過ごしていました。

 

ちなみに、一緒だったスタッフさんに「スポーツエイドジャパンさんの大会で、最もボランティアの人手が欲しい大会はどれですか?」って聞いたら、来月開催される「みちのく津軽ジャーニーラン(青森県)」だそうで。まあ、遠方ですから、当然でしょうね。。現地までの送迎はするので、是非ボランティアどうですか?とお誘いいただきましたが、さすがに厳しいので丁重にお断りさせていただきました。。

 

それにしても、周回レースということもあり、3周目・4周目ともなるとさすがにランナーの皆さん、精神的にも肉体的にも辛そうなのですが、その辛そうな様子を見ていると何故かちょっとだけ羨ましくなるという、これはランナーあるある?かもしれませんね。昨年のハセツネリタイア以降、もうトレランの大会は遠慮しようかなとも思っていましたが、またちょっとだけ走ってみたいと思いましたので。

 

 

その後、15時過ぎに近くの関門の閉鎖時間が過ぎたあたりでスイーパーさんが到着し、スイーパーさんを見送ったところで誘導業務を終了。車で本部に戻り、全てのランナーの到着を待った後で、テントやごみの片づけなど撤収作業を全員で行い、17時半頃にボランティア業務を終了しました。

最後に館山代表が大会総括をされた際「いい大会でしたよね」としみじみと語っておられたのがとても印象に残っていますし、実際にそうだなと私も思いました。ちなみにこの大会、最も距離が長い20.7kmでも、参加費がたったの4900円。一般的にロードの大会よりトレランの大会の方が参加費が高くなる傾向にあると思いますが、このご時世にこれだけ安価な参加費設定ができるのはさすがですよね。。

 

さて、こうして今回もとても充実した時間を過ごせたなと思っています。ボランティア、何気に好きなんですよね。自身が出場する大会だと、当日の朝は色々と神経質になったりしますが、ボランティアだと気楽だから現地に向かうのもなんだか楽しいですし。それに、走っているランナーの皆さんを見ていて、刺激をもらえたりもしますしね。年1回と決めず、タイミングが合えば今後ももっと参加したいなと思っています。

それでは。

さて、3月に小江戸大江戸200kを走ってちょうど2か月が経過しましたが・・ 痛めた左膝の状態がまだ思わしくありません。

日常生活には全く問題ないのですが、走るとなると、10km程度走っただけでも違和感があり、長い距離を走ったら確実に痛みが出そうな状況です。歳のせいか、年々回復に時間がかかっている気がしますが・・ここは無理せずじっくり療養しようかと思っています。

 

それにこれから先は、登山シーズン到来ですから、ここから秋になるまではリハビリも兼ねて登山を目一杯楽しみたいなと。

なお、昨年まで履いていた登山靴(トレランシューズ)の傷みがひどく廃棄してしまったため、今年は新しい靴を見つけることからスタートし、検討の結果こちら↓に決まりました。

 

 

アシックスのゲルトラブーコというトレランシューズです。私がランニング&登山を始めてかれこれ12~13年ほどになりますが、ランニングと登山でアシックスのシューズを履くのは初めてです。これまでアシックスだとなかなか気に入ったデザインのものがなかったのですが、こちらはデザイン重視の私のニーズに合致したことで購入に至りました。

ちなみに、トレランシューズではなく、ちゃんとした登山靴の購入も検討しましたが、やはり普段からランニングシューズに慣れ過ぎてしまっていることもあり、重量があり嵩張るシューズは自分には合わないと判断し見送った次第です。

 

 

 

で、早速シューズの履き心地を試すべく、GWは榛名山に登山へ。

GWでも混雑せずにアクセスできて登れる山で、且つ、膝の状態を考慮し、周回コースでも気軽にエスケープできるという点で今回は榛名山に決めました。

 

※山頂近く、覗岩という場所からの景色です

 

 

昨年10月にハセツネを走って以来の登山でしたが、天候にも恵まれ、景色や自然を堪能できて、道中登山者の方々とコミュニケーションとったりしつつ、とても楽しい山行になりました。

で、肝心のシューズですが、クッション性があり履き心地もとてもよく、グリップもしっかり効いてくれて、とても良い感じでした。いい買い物ができたなと実感しています。

 

 

こうして山に行くようになると、またニューギアが欲しくなるんですよね。

で、今年最優先で購入したいと思っているのが、テント泊用で使える大型ザックです。2016年に購入した現在の55Lのザック(廃版ですがノースフェイスのバンチーというモデルです)が、だいぶくたびれて色あせてしまっており、しかもテントなどを入れて重くなると、背負った際にとにかく肩が痛くなるのが難点でした。ショップの店員さんに相談したところ、「ノースフェイスはアウトドアメーカーの中でもアパレル系のメーカーで、大型ザックがあまり得意なメーカーではないから、重くても作りがしっかりした別メーカーのザックの方が良い」と勧められたこともあり、ドイターかカリマーで代替を検討しているところです。

他にも、そろそろパンツ(長ズボン)も買い足したいし、キャップも欲しいし・・ 欲望はつきません。

 

そして、今年も行きたい山がたくさんありすぎて、どれにしようかチョイスが悩ましい状況です。

最優先は未踏の中央アルプスで木曽駒ケ岳かなと思っていますが、火打・妙高のセットも捨てがたいし・・

いずれにしても、今年も2~3回くらいはテント泊で山行が楽しめるといいなと思っています。

 

 

・・ということで、山に行くようになるとニューギアが欲しくなり、ニューギアを買うとまた山に行きたくなる・・ 今年もこのサイクルが9月頃まで続くものと予想されます(笑)

 

 

 

さて、登山関係でもう1点。

先日我が家に、ココヘリが届きました。

 

 

ココヘリは、登山時に携帯しておくことで、遭難時等に簡単に見つけてもらえるセンサーのようなものです。

もともと私はジロー会員だったのですが、昨年ジローとココヘリがサービス統合されたので、ほぼ自動的にココヘリとジローのダブル会員になった形ですね。

 

もし、それなりに登山やトレランをされる方で何の保険等にも加入されていない方がいらっしゃるのであれば、加入を強くお勧めしたいです。有事の際にご家族等にご迷惑をかけるようなことがあってはならないと思いますので。

ジローやココヘリに限らず、通常の山岳保険のようなものでもいいと思いますので、皆さまくれぐれも保険等へご加入いただき、安心安全に登山を楽しみましょう。

 

それでは。