朝仕事に出掛けるため自転車で路地を走っていると、高校生の女の
子が自転車で私と反対方向に走っていきます。
おやっと思いふと視線が捉えたのは左手に教科書か参考書を持ちな
がらの走行。
よほど読書が好きなのか本やマンガ本を読みながら歩いている人は
時折みかけますが今回の、本を片手にした自転車通学には、瞬時の
出来事でしたが、びっくりしました。
高校の期末試験直前なのか理由は不明ですが必死になると人はこん
な方法も思いついてやってしまうのだなとある意味感心してしまいまし
た。(危険な走行ではあるのですが)
もちろん、その高校生がそうした行動を取った理由の背景には、コーチ
ングの観点で気になるところがあります。
・試験に落ちた時、親御さんや先生が怖いのでなんとしても合格しなけ
ればならない。
・試験に落ちるのは自分らしくないのでなんとか合格したい。
・部活やバイトで忙しくて試験勉強できなかったので絶対なんとかする。
・・・
試験を受けないという方法もある中、ギリギリまで準備をして試験に向
かう姿勢(おそらくの話です)には深い理由があったのは確かでしょう。
いずれにしてもエールを送りたくなるようなひたむきな姿でした。