クリ、メロン、白菜、水菜、チンゲンサイ、レンコン、ビール、漢方薬、そして納豆。
カンのいい人なら分かりますよね?
これらは、茨城県が生産量日本一なのです。
都内の飲食店で出されているA社、もしくはK社のビールは、ほぼ茨城の工場で作られているし、サラダや鍋に欠かせない葉物野菜も、ほとんどが茨城産のはずです。
先生 その468
茨城のホウレンソウから高濃度の放射能が検出されたのは、たしか1週間前のこと。
「人体への影響は少ない」と言いつつも、「出荷を控えるように」という、どうにも矛盾してならない方針が打ち出され、地元茨城の農家の方たちが悲鳴を上げています。
昨日「笑いが大事」という話を聴きつつ、笑えない話を耳にしてしまいました。
関東地区のあるスーパーの野菜売り場で、こんな看板が出ていたというのです。
「当店では福島県産、茨城県産の野菜は一切仕入れていないので、安心してお買い求めください」
世間の評価というのは、これほどまでに露骨なんだろうか?
自分の故郷が「悪者扱い」されているようで、ショックを通り越して悲しくなりました。
今のご時世ですから、みなさん情報には敏感です。
スーパーの経営者さんも、「お客様の安全を守る」という大義名分を出しつつ、「クレームをつけられたくない」と自己防衛に走ったのだと思います。
そのことについて、ボクが責められるわけでもないことも、承知しています。
ただ、ふと冷静になって考えてみました。
これが茨城産野菜ではなく、自分にとって縁も利害関係もない場所で採れた、野菜や肉や魚だったらどうだったろうか?
産地の人の痛みを、共感できただろうか?
ボクも情報におどらされていた一消費者だったかもしれません。
今回の話を聴いてボクは、自分が茨城県人なんだということを思い知ることができました。
我の力ではどうにもならない問題ですが、早く福島や茨城の農作物が市場に出回ることができるように!!
ボクにできることは、祈ることだけです。


