ポールの“WINGS GREATEST” | ナントカのブログ

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人災がひどいから、部屋に音楽を流せる環境がほしい…

・1曲目が「アナザー・デイ」でつかみはばっちりだけど、この曲はウイングスの曲ではなくアルバム・タイトルと相反するので、なぜ“Listen What The Man Said”じゃなかったのか不思議

・“Silly Love Songs”をこのたびイヤホンではなくデッキで聴いたら、スピーカーがはち切れそうなほどのベースの音がすごい。それから音階が細かくよく動く。ポールの弾くベースを歌うベースとはよく言ったものだと思う

・しかしウイングスで大ヒットしたシングル曲は5分超えの曲が多いことに気がついた。ポールは2分以内に聴き終わっちゃうような短さで内容の濃い曲をよく作れると思うけど、長尺の曲でも聴衆の心を次々つかめるんだよね…

でも“Silly Love Songs”“Let 'em In”はシングル化の際にレコード会社が端折っちゃった国もあったそうで…

・「マイ・ラヴ」「ジェット」なんて、いつだって一発で気に入ってしかも色褪せない曲だと思う。曲のタッチやジャンルも多種多様

・“Mull Of Kintyre”は売り上げ枚数がイギリスで物凄かったようで、国民性に根強く染み付いている民謡のような曲は大衆に受けやすかったんだと思う。(君が代みたいな曲とかいう書き込み見たことあったな…)

しかし最近になってポール自身がバグパイプ吹く真似してふざける動画が出たせいで個人的に思い出し笑いを禁じ得ない曲になっちゃった笑


ポール・マッカートニーは長いキャリアにヒット曲がべらぼうに多いわりに本当にベスト盤の少ないアーティストだと思う。だからこのアルバムは貴重だったと思う。CDのボーナストラックと被っている曲も多かったからすぐ廃盤になって見かけることもなかったけど。全盛期のポールの十八番をよくおさえてると思う。

ジャケット写真は氷山に女性の彫像を置いてヘリに乗って撮ったらしいけど、ビートルズの頃はあれだけお手軽なジャケット撮影場所を選んでたのに不思議なもんだと思う…ポール自身が曲を選ぶ予定だった“HOT HITS”のために撮られたって話みたいね

“COLD CUTS”というボツ曲集つけて2枚組にしても、売れただろうね。