満開だった桜の花も散り始めて
風に吹かれて舞っている花びらを見ていると
季節がもう変わるんだなぁ、と思いながら
このシーズンになると
必ず現れる”二つの記憶”を眺めていました。
せっかくなので
今日はそのうちの一つを書きたいと思います。
家の近くには
数百メートル続く桜並木があります
あの日は
家族と外出をしていて
予定より少し遅くなったので
急いで
家に向かって車を走らせていました
私は助手席だったので
窓を開けて
風を感じながら
通り過ぎていく
桜を眺めていました
ひらひら舞ってる花びらが
綺麗なのと
儚さのようなものを感じて
なんとなく複雑な気分になっていたことを
よく覚えています。
そして、
ある信号で車が止まった時のことです
一瞬にして
時間が止まって
時空が歪んで
すべてが止まったような感覚があり
ふと、
桜の方に目をやると、、、
私が→桜を見ている
はずが
桜が→私を見ているへと
視点が切り替わっていて
車に乗っていた、
桜を眺めていた、
複雑な気分でいた、
「私（個人の意識）」は
そこにはおらず
観ているものと観られているものは同一、
ひとつなるもの
すべてはひとつ
ワンネス
そこにあったのは
桜が咲いている光景と
至福、歓喜に満たされている
無限のフィールドが広がっていました。
それは
ずっと前から知っている感覚で
とても懐かしさがありました。
＊＊＊
情報や知識では知っていたけれど
イメージしていたものとは
全然違っていて、
衝撃すぎたせいか
思考は停止してしまい
混乱することもなく
とても静かで
まるで夢の中にいるような感じでした
思考といえば
なんでも掴まえては
問題にして分析したり、
理解しようとしたり
納得できるように動くと思うのですが
思考を超えてしまうと
出る幕はなく
まったく役に立たなかったようです。
そして
この体験で起きたもう一つの
気づきは
私＝すべて＝ひとつなるもの
を、深いところで
みんなが知っているということ。
だから
私たちは、
誰かと繋がって
何かを共有したり
共感が生まれると
歓びが湧くのだと思います
＊＊＊
あれから１０年ちょっと経ちますが
いま、
多くの人に
意識のシフトが起きているのをみて
あの時の気づきは
真実だったんだなぁ、と改めて感じながら
これから
繋がっていく人たちと
歓びを共有できることを
とても楽しみにブログを書いています
それでは、また
今日も素敵な１日をお過ごしください
相互フォロー大歓迎です。どうぞよろしくお願いします。