大器晩成型中間管理職の野望 -2ページ目

ガンなんかに負けるな 15

最近のシフト勤務のめぐり合わせや


近所の人たちの見舞い軍団への遠慮などで


しばらく顔を出していなかったが


今日の朝、久しぶりに会ってきました。


人工呼吸器が外れたと話を聞いていたんで


すっかりリハビリだけかと思ったら


お腹のチューブがまだ入ったままでした。


声もかすれかすれで、


時々声が出ないときがあると言ってました。


相変わらず テレビで「暴れん坊将軍」に見入ってたけど


話のところどころで 孫娘の話が出る。


確かに、高校生のお兄ちゃんも含め


娘も中学バレーの部活が忙しかったり


中間テストがあったりで、見舞いに行ってないんだな。


人工呼吸器など装着されているときには


   「怖い」


と言ってましたが、もう見た目にはなんともないと・・・。


でも、見舞いに言ってないのは事実なんで


明るく理由付けしておきました。




親父も知ってる幼馴染のおかあさんが先日亡くなったこと


それも大腸がんで・・・。


近所のおじいさんが腸閉塞にかかって入院したこと。


そんなことは話題に出来ず


あたりさわりのないことを話してきました。



でもやっぱり孫が行くことが一番喜ぶんだろうな。


何とか調整できるものであれば連れて行こう。

 

ガンなんかに負けるな 14

闘病中の親父も少しづつリハビリが始まっているらしい。


食事にも肉が出ていたということで母親は驚いていた。


考えてみれば、順調であれば9月末には退院予定


1ヶ月も余計に睡眠薬で寝かされていたのだから


くっつけた内臓もそりゃ動きたくなる。


前回も書いた夢の真実が解かってきました。




(夢と現実がごっちゃごちゃ)


親父は初期ガンを宣告され手術をすることになる。

 ⇒ 当然事実


これからが物語の始まり・・・


手術が終わったものの、病院を車で脱走。


高速道路のような道で横から別の車にぶつけられる。


右肩を負傷し別の病院に入院。

 ⇒ 睡眠薬が切れてくると痛がっていたことも事実


目を開けたとき、


そこにいたレントゲン技師はガンで入院した病院にいた技師。


この技師も病院を移ったんだと思い


話しかけようとするが声が出ない。

 ⇒ 人工呼吸器が入ったままなので声が出ないのは事実


人工呼吸器も取れ、しばらくして目を開けたとき、


自分の嫁がいたために最初に入院した病院はいくらかかった?


と、質問。        一同唖然。



治療の都合で最初に入院した部屋からは2回変わっているが、


手術をした日からずっと寝たまま状態。


病院は変わっていないし


車で脱走もしていないし、事故にもあってない。


副院長自ら執刀して、その後のケアも一生懸命にしてくれた。


学生看護婦さんも目が覚める前に他の医療機関に移った。


最後は涙していたそうだ。


わがまま親父を兄弟はじめ、みんなが心配していた。


あなたは幸せものだよ。



右手が痛いなんてわがまま言ってないで


リハビリをがんばれ。 

ガンなんかに負けるな 13

散々心配かけた親父は


ようやく人工呼吸器も外れ、


少しずつ固形の食事に変わってきたようです。


永い眠りの間に見たであろう“夢”と現実が


まだ入り混じっていて、


ところどころボケているように思えます。


ボケ① 高速道路を走行中に横からきた車にぶつけられた。

     ⇒ 右肩が痛く入院している。


ボケ② 医者を転々とし今の病院にいるが

     最初にお世話になった看護婦さんがいる。

     ⇒ あの看護婦さんも病院を替わったんだ。


ボケ③ あの看護婦さんは俺と同じ年(68歳)なんだって。

     ⇒ どう見ても息子の僕と同じくらい。


そんな愛嬌のある親父ですが、


やっぱりしっかり覚えることは覚えていて


廃業にした家業の酒屋の電気の心配や


孫娘の迎えの心配、車の車検の心配


まだまだ自分がしっかりしていないと、との思いは強いようです。


リハビリも今週から本格的に始まるようなので


わがまま言わずガンバレ。