■あなたの前に私はいない
■ある研修で、私が言われたこと。言われると厳しい言葉。何がなにやら分からない。混乱していた自分がいた。混乱の中で、もがきながら、言った人に説明する。説明しながらも、言ってくださった人が遠ざかっていく。「説明しないで!」と言われた。研修では、何人かのメンバーがいた。メンバーの一人が、「会話、噛み合っていないよ」あ、この感じが、会話が噛み合っていないことか?でも。どうして???とりあえず、後味の悪さを残しながら会話は終了してホッとした。 「あなたの前に私はいない。」「説明しないで。」この言葉はとてもありがたかった。私が、初めてコミュニケーションって何?ということを考え始めたきっかけを与えてくれた。本当に勇気を出して私に思いを言っていただいたのですね。
■この人に話をして、私が傷つけられる。思い込みが激しいと、勝手にレッテルを貼って判断されてしまう。簡単に予想される恐怖がある。しかし、予想される恐怖を振り切り、傷つけられる恐怖を超えて、きちんと私との関係性を大切にしていただいた。 関係性を大切にして、自分に正直に「あなたの前に私はいない。」と言ってくださった。あの言葉が無かったら、と思うとぞっとする。
■「説明しないで!」と言われた私は、その人の前で、今ここにいる自分ではなく、その場から離れたところに自分を置いて、話をしていた。だから当然説明的になる。 「いまここ」という言葉の感じがなんとなく分かる気がする。起こっている、「いまここ」のこと。大変だったと言っている人に、何が大変だったのと聞く、背景を理解する会話ではある。 そして、大変だったと事柄に会話が移っていく。 このとき、「いまここ」が「よそごと」になっていく。
■今日は、キャビンアテンダント☆就活☆指南さんの ブログに「上手な受け答えをしたから合格するとは限りません。ある意味、正直な自分がでていたのかも」と言う言葉があった。
また、2月16-17日に嬉野温泉・松園 で受けた、ベンチャー大学栢野さん主催の人生・経営計画セミナー の講師で、九州一の宅配鮨を経営している蔀社長 の「物として扱われてきた人は人を物としてしか扱えない。」と言われていた言葉と、過去の出来事を思い出した。
■人生・経営は、自分の器×願望×弱者の戦略に顧客理解の技術を添えて全体像で仕組みを作り上げること。器は、目的・目標から逆算して必要な役割と時間の計画を作れること+人を使える力。願望については、自分の願望から始まり、家族、メンバー、社会への貢献になるほど、力は上がる。そして、目標を設定し適切なやり方を作り上げる、戦略・計画構築の力。ウエイトは、器50%、願望、25%、目標・戦略13%、そして残りが実際にやる力などなど。戦術他になる。
■ここまで書いてきて、私のオリジナリティーはどこにあるのか?無い。すべての要素は、すでにあるもの、聞いてきて、自分でやってきたもの。しいて言えば、いろいろ失敗してきて、自分にとって都合のいい組合せを見つけたことぐらい。 それと人と話をしてきた事例。ま、口先だけ。器の話は、蔀社長。その蔀社長も学んできた。
天命の暗号
菜根譚に学ぶ人間学
南山大学 人間関係センター
の皆様そのほかであった人。
自分の力は無い。人に育ててもらっただけ。
■そして、「自分自身になること」と言われたA.マズローの言葉が素敵に感じる。
■自分の素質・器を知ろう
■気持ちがあってもうまくいかない。この方法がいいとわかっていても、何かやる気がしない。頑張って、その人のためにやっているのに通じない。周囲からの協力が得られない。
と思いつつ、経営関連の書籍を書店で見ていると、モチベーションを上げよう、モチベーション管理!戦略力を上げる!人間力を上げる!笑顔が大切!などたくさんのキャッチが出てくる。
書籍が多いということは、それだけ悩んでいる人が多いということで、決定的な解決方法が無いということを示している。 経営は雑多な内容を自社のあるべき方向に統合していく作業と考えると、いろいろな要素が絡み合っているわけで、ひとつの要素で片付くことが少ない。
しかし、あなたはどこが欠けているのか?と問いかけてくれる総合的かつ、その人の適性を見た願望・目標サポート、適切な戦略を計画化し実行できるように落とし込む統合的なアプローチより、自分の得意技にもってきてそれさえあればOKというアプローチが多い。戦略があればOK。この戦略をやれば何とかなるといった、戦略至上主義、ありがとうといえば何とかなる、感謝が大切という人、生き方が大切という人など違いはあるが、困っている人の目線というより、提供者の目線。
その人を知ってその人が最も輝く状況を共に共有し、総合的な見地から統合的にアプローチすることの大切さを今は感じている。しかし、今までの私は、まったく自分中心であったと思う。最初は戦術が大切、そして戦略のことを知ると、戦略が大切といってきた。自分自身が、提供者の目線で、如何に誘導するのか考えていたのも事実。まったくの煽りの構造であり、自画自賛。(これは変わらないか・・)
■2月は2つの大きな研修・セミナーを受けた。ひとつは、九州ベンチャー大学主催の人生経営計画セミナー 、もうひとつは、南山大学人間関係研究センター主催の、Tグループ研修 。この2つの影響が出ていると思うが、経営は総合力。中小零細の会社においては、経営=人生になるから、人生・経営は総合力である。
つまり経営・人生=素質・器(人を動かす力)×願望×戦略・戦術 の要素が絡み合って結果が生まれてくる。 2月の人生経営計画セミナー講師で、九州NOの宅配寿司を経営している蔀社長 のお言葉では、素質・器が基本。素質・器に応じたことを考え、知ること。
その上で願望と照らし合わせて、戦略を考えることと言われていた。 そして、各項目をあえてウエイト付けすると、 素質・器 60% 願望・戦略・戦術が40%。願望・戦略・戦術のウエイト付けは願望・53%、目的目標27%、戦略13%、戦術7%。である。 つまり、素質・器=60% 願望=20% 目的目標=10% 戦略=5% 戦術3%である。これが私にとっていまはとても納得できる。人間とできるだけ全人格で係わり合いお互いを刺激し成長していく関係性を構築でき、適切な願望があれば、それだけでも大きく成長できる。
不足している能力は、信頼関係があればお互い補え合える。補い合うことでお互いに刺激しあって、より加速して、組織、グループの成長を促す。 適切な目的目標を設定したうえでの、戦略構築は確かに役に立つが、適切でもない目的目標を設定したときの戦略は、その精度が高くなるほど両羽の件となる。
自分の素質・器を知って適切な目標設定を行うこと。そして目標設定に対して戦略を立てること。これが一番。大切なのは、お互いに係わりあって自分を知り、相手を知って関係性の中でやり方(戦略)を決めることなのでしょうね。
戦略は大切だけど、素質・器も考えず、戦略の原則だけを与え、後は自分で考えてくださいというのは、もしかすると、それは強者が対象になっているのでは? 弱者の戦略の対象者に、戦略から入るのは、強者的対応をしていることになる。栢野さんの人生・経営計画セミナー、器の話×弱者の戦略であったが、味わい深い。