6月の島猫の近況報告と支援のお願い | 城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島にいる33匹ぐらいの野良猫たちの面倒をみています

こんにちは(*^^*)

5/23に漁港で猫ボラ仲間のHさんやOさんと談笑していたら、漁師さんが突然やってきて、「ここは組合の敷地なので、関係者以外は立ち入り禁止。猫に餌をやって猫の毛が海藻に付いて病気になったら補償できるの?」と言ってきました。

私が「国も県も市も地域猫活動を推進しています。私はその活動に賛同し、野良猫を減らすために活動しているだけなので協力してもらえませんか?」と伝えたのですが、一切聞き入れてもらえませんでした。
でも実際は漁港というのは国の敷地で、県が管理し、組合は借りているだけなので、組合の敷地ではありませんでした。

Oさんはそのことを知っていて、漁師さんに組合の敷地ではないこと、そして猫の毛が海藻に付いて病気になるという根拠やデータを示してもらえないかとお願いしたのですが、それには答えてくれませんでした。
Oさんが「仲良く皆で一緒に野良猫を減らしていきませんか?」とお願いしたのですが、拒否されてしまいました。
結局話し合いは平行線に終わり、漁師さんは「組合の役員会議にかける」という言葉を残し立ち去って行きました。

その後5/26に私の良き理解者である漁師さんから「家に組合の役員が4人やってきて、6/1から関係者以外の立ち入りを禁止する看板を設置するので、猫ボラさんに伝えてほしい」ということを聞かされました。
役員さんの話では「餌をやるとカラスが集まる。小屋の中に猫が入る」というのが餌やりをしてほしくない理由なのだそうですが、今はカラスは集まって来ませんし、小屋は漁師さんの所有物なので、勝手に修理はできません。
漁師さんに迷惑はかけていないと思うので納得はしませんでしたが、漁師さんと揉めて、もし猫たちが虐待でもされたら申し訳ないので餌場を移動することにしました。

野良猫問題は地域の環境問題です。
その問題を解決するためには行政と地域住民が一致協力して取り組まなければなりません。
その最善策が国・県・市が推進している地域猫活動です。
私はその活動に共感し、少しでもお役に立てるように20年以上に渡り、ここで猫ボラ活動に取り組んできました。
50匹以上のメス猫に不妊手術を施し、これ以上増えないよう適切に管理してきました。
それでも野良猫がゼロにならないのは住民が不妊手術をせず、住宅街で野良猫を増やしているからです。
そのせいで今でも時々未手術のメス猫が私の餌場にやって来るので、その度に捕獲して病院に連れていき、自費で不妊手術を施しています。
経済的、肉体的にも大変な活動ですが、それでも頑張っているのは不幸な猫を減らしたいという強い思いがあるからです。
藤沢市にある江の島も以前は城ケ島同様100匹以上の野良猫がいましたが、今はほとんどいないそうです。
それは島の人が地域猫活動をしたからです。
不妊・去勢手術をし、適切に管理して少しづつ野良猫を減らしていったから、今ではほとんど野良猫がいなくなったと聞いています。
同じ猫島と呼ばれている城ヶ島の人たちも、野良猫をゼロにする為に三浦市が推進している地域猫活動に取り組んでもらいたいです。


話は変わりますが、以前札幌市に熊の案件でメールを送ったのですが、その返事がやっと来ました。
遅すぎてすっかり忘れていました。

以下の通りです。

落合様

先日、お問い合わせいただいた件について、ご連絡が遅くなり大変恐れ入りますが、以下のとおり回答します。

質問1
熊が生息できる場所は山の中だけであり、人間が山の中で暮らすわけではありませんよね。
だとすれば山の中では熊の生活を優先させるべきだと思います。
観光客などとの遭遇事故が発生する恐れがあるからといって、何の問題も起こしていないヒグマを箱わなで捕獲するというのは、あまりにも身勝手すぎる考えであり、とても認められる行為ではないと思います。
人間の娯楽のために熊を山から追い出すというのはあまりにも身勝手すぎる行為であり、共存共栄とは相反する逆行する考えだと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

(回答)
札幌市は市街地のすぐ裏に隣り合わせでヒグマの定着する山や森林が広がっており、人の住む環境や自動車の音などに馴れたヒグマが市街地へ出没し、市民生活に影響を及ぼしていることが問題であると認識しております。
ヒグマ対策重点エリアは、それらの山や森林の中でも、特に人口が密集し、観光客や市民の利用が多い藻岩山、円山、三角山を含む一部のエリアとしており、箱わなによる捕獲だけでなく、防除や普及啓発などの対策を組み合わせて、当該エリアにおける生息密度の低減を目指しております。

質問2
三角山、藻岩山及びその周辺の山に人間が近づかなければ人的被害は起きないわけですから、娯楽における入山の禁止や自粛要請をするとか、遭遇事故は自己責任であることを認識させたりすれば熊との事故は防げると思うのですが・・・。
いかがでしょうか?

(回答)
秋の実りのシーズンなどには、登山者に対しごみの管理を徹底するなどの普及啓発を行っており、ヒグマの出没が頻発する場合には登山道を閉鎖するなどの措置を取っております。

札幌市環境局環境共生担当課

 

以上です。

私が問題視しているのは人的被害が無いにも関わらず、人間の娯楽のために藻岩山、円山、三角山などに生息している熊を駆除しようとしていることです。
このような理不尽な事をしようとしているのは札幌市だけだと思います。
絶対に止めなければなりません。

すぐに以下のようなメールを送りました。

落合です。
お忙しいところご返事していただき誠にありがとうございます。

> ヒグマ対策重点エリアは、それらの山や森林の中でも、特に人口が密集し、観光客や市民の利用が多い藻岩山、円山、三角山を含む一部のエリアとしており、 箱わなによる捕獲だけでなく、防除や普及啓発などの対策を組み合わせて、当該エリアにおける生息密度の低減を目指しております。

質問1
質問にお答えいただけませんでしたので、改めて質問させていただきます。

熊が生息できる場所は山の中だけであり、人間が山の中で暮らすわけではありませんよね。
だとすれば山の中では熊の生活を優先させるべきだと思います。
観光客などとの遭遇事故が発生する恐れがあるからといって、何の問題も起こしていないヒグマを箱わなで捕獲するというのは、あまりにも身勝手すぎる考えであり、とても認められる行為ではないと思います。
人的被害を減少させたいのなら、熊の生息密度を低減させるのではなく、観光客の入山や市民の利用を減らせばいいだけの話ではないでしょうか?
人間の娯楽のために山の中にいる熊を駆除するというのはあまりにも身勝手すぎる行為であり、共存共栄に逆行する考えだと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

> 山菜や秋の実りのシーズンなどには、登山者に対しごみの管理を徹底するなどの普及啓発を行っており、

質問2
北海道庁のHPには以下の事が記載されていますね。

「森林に立ち入って山菜などを無断で採取することは森林法が定める「森林窃盗」という犯罪に該当する可能性があります。
事前に地権者等に許可を得てから採取しましょう。」

三角山、藻岩山及びその周辺の山での山菜採りは地権者の許可は要らないのでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。
 落合 

 

札幌市環境局環境共生担当課

ヒグマ対策/札幌市 (city.sapporo.jp)
 
 ☆お薦めの動物番組
 「野生動物を救え!」
 
 地球温暖化や環境破壊、人的被害によって絶滅の危機にさらされている野生動物たち。
身近なペットから絶滅保護種まで、動物保護に挑む世界中の人々を追った、動物たちと人間の感動的なドキュメンタリーシリーズ。

毎週日曜 22:00~22:54放送 BS日テレ

★島猫支援のお願い

今34匹ぐらいの猫たちの面倒をみているため、毎月猫缶、カリカリ合わせて8万円ぐらいのフード代が必要です。
猫缶は毎日25~35缶ぐらい、カリカリは2.7㌔から3.5㌔ぐらい使います。

お気持ちだけでけっこうですので、猫たちのご飯代を支援していただけたらとても助かります。m(_ _)m

振込先:
かながわ信用金庫 岬陽支店(こうようしてん)
口座番号:(普通)0153325
口座名義:落合 昇

(ぱるる)
記号:10250 番号:86098091

口座名義:落合 昇

フード支援の方はこちらへご連絡ください
chamaru@jcom.zaq.ne.jp

4月分
オナベ様5千円 オオガイ様フード コミヤ様1万円
ヤマモト様1万円