城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島にいる28匹ぐらいの野良猫たちの面倒をみています

こんにちは。(^-^)

今年もまた嫌な季節がやって参りました。
忘れもしない一昨年のムカデから受けた恐怖の思い出が、再び蘇ってきました。
夜中に突然耳に強烈な痛みを覚えました。
起き上がって枕元を見たところ、体長10cmぐらいの巨大ムカデがいました。
急いで網で捕獲して外に出したものの、まだ他に何匹かいるのではという恐怖から、その日は朝方まで一睡もできませんでした。
おそらく体験したことのない人にはこの恐ろしさがわからないと思いますが、とにかく恐ろしいの一言です。
以来簡易ベットで寝ています。
今年もムカデの駆除薬をベットの足元に6個置き、畳の隙間にも2個置いています。
ムカデは5月に部屋の中に入って来るのですが、幸い今年はまだ体長3cmぐらいの小さなムカデが1匹現れただけです。
次は9月に現れるのですが、この時は子ムカデしか現れないので、5月を乗り切れば一安心と言えると思います。
話がすっかり長くなってしまいましたが、それでは本題に入らせていただきます。

前回お話しした茶太郎のことですが、進展がありました。

横浜の預かりボランティア様がすぐに里親募集をかけてくださり、すぐに里親候補の方が現れました。
親子3人のご家族様で、4/25に茶太郎とお見合いをすることになったそうです。
ご主人様が16年間飼っていた凛君という猫ちゃんが昨年の11/15に亡くなったそうなのですが、茶太郎がその凛君にそっくりだったそうです。
顔のまるさ、足の柄、しぐさや体形がすごく似ていて、運命を感じたとのことでした。
実際に会って見ると、写真以上に似ていて、ご主人様が大層気に入ってくださり、「今すぐにでも連れて帰りたい」と言ってくださったそうです。(^-^)
そして4/30から2週間のトライアルが決まりました。
とても大きなお家で、ご主人様の実家は動物病院を経営されているそうです。
条件面はとても良いですし、決まってくれることを心から望んでいました。

トライアルの初日は緊張でご飯を食べなかったそうです。

(写真提供 里親様)



そして2週間が経ち、14日に正式譲渡という運びとなりました。(^-^)
茶太郎改め輪となりました。
ご主人様が飼っていた凛君とそっくりなので、輪廻転生から輪君と名付けたようです。
トライアルの途中に仲間のK2さんから動画が送られてきたのですが、ご主人様に撫ぜられて、そのお返しにご主人様の手を茶太郎が舐めている姿を見て、「これなら安心だ」と思ったのですが、同時に一抹の寂しさも覚えました。
茶太郎は素直で大人しく、とても人懐っこい猫で、それでいて無類のおもちゃ好きで、おもちゃを口にくわえて何処かへ持っていこうとする姿が本当に可愛かったです。
今も25匹ぐらいの猫たちの面倒をみている野良猫ボランティアの私では、茶太郎を幸せにしてあげることはできません。
城ヶ島にいた頃は毎日他のオス猫に追い掛け回され、辛かったと思います。
今は里親さまに可愛がっていただき、ストレスのない穏やかな日々を過ごしている茶太郎は、今が一番幸せだと思います。
もう私の事なんか忘れていると思いますが、茶太郎の幸せが私の幸せなので、たとえ忘れてしまっても私にとっても今一番幸せです。(^-^)
これからも茶太郎改め輪くんの幸せを心から祈っています。

(写真提供 里親様)

 

なおこの度の事は仲間のIさん、K2さん、そして横浜の預かりボランティアさんが尽力してくれたおかげです。

皆さんのおかげで茶太郎は幸せな猫生を歩むことができそうです。

本当に心より感謝申し上げます。

★島猫支援のお願い

今28匹ぐらいの猫たちの面倒をみているため、毎月猫缶、カリカリ合わせて7万円ぐらいのフード代が必要です。
猫缶は毎日10~17缶ぐらい(1缶160g)、カリカリは2.5㌔ぐらい使います。

お気持ちだけでけっこうですので、猫たちのご飯代を支援していただけたらとても助かります。m(_ _)m

振込先:
かながわ信用金庫 岬陽支店(こうようしてん)
口座番号:(普通)0153325
口座名義:落合 昇

(ぱるる)
記号:10250 番号:86098091

口座名義:落合 昇

フード支援の方はこちらへご連絡ください
chamaru@jcom.zaq.ne.jp

4月分
オナベ様5千円 オオガイ様フード 

☆以前パソコンが壊れ、コミヤさんのメルアドがわからなくなってしまいました。
せっかく支援していただいたにも関わらず、お礼のメールを送ることができなくなってしまい誠に申し訳ありません。m(__)m




 

こんにちは。(^-^)

今回も前回に引き続き、福島県会津美里町における熊に関する記事です。

5/7に福島県会津美里町に熊のことでメールを送りましたが、その返事が5/19に来ました。

以下の通りです。

 日頃より、当町の町政および林務行政へのご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 また、この度は貴重なご意見ならびにご質問を丁寧にお寄せいただき、重ねて御礼申し上げます。
 落合様が仰る野生動物との共存共栄への強い思い、そして人為誘引物の管理や放獣・モニタリングといった具体的な施策へのご示唆は、大変重く受け止めております。
 ご質問いただきました人為誘引物の除去やゴミ箱の設置状況、放獣の可能性等につきましては、今回のご意見で町としても「新たな気づき」がありました。
 本当にありがとうございました。
 今回を一つの契機とし、頂いたご意見を基に、今後のより安全で適切な対策に向けて前向きに検討してまいりたいと考えております。
 町民の安全確保と野生動物との共存という極めて重要な課題に対し、今回いただいた知恵やご意見を参考にしながら、地域の実情に応じたより良い具現化の方法を模索してまいります。
 貴重なご意見をお寄せいただき、重ねて感謝申し上げます。

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会津美里町役場農林振興課林政係 新山

以上です。

概ね私の考えや提案を取り入れて下さり、感謝したいと思います。
出来れば質問3に対するお答えを頂きたかったのですが、あえてこれ以上再質問することは控えたいと思います。
子熊はすでに亡くなっており、これ以上追及しても失われた命は二度と戻らないという理由もその一つにあります。

新山様が質問3に答えなかったのは、答えられない、もしくは答えにくかったからだと思います。
質問3というのは「子熊を駆除したことが福島県ツキノワグマ管理計画に則った対応なのかどうか? もし則った対応なら、その根拠を説明してほしい」という旨のものなのですが、おそらく福島県ツキノワグマ管理計画に則った対応ではなかったと思います。

福島県ツキノワグマ管理計画(第4期)の中に以下の事が書かれています。

(エ)捕獲を行う場合の対応 
a 親子グマへの対応 
近年、特に里山での子グマのみの確認事例が増え、子グマの保護や子グマによる事故等が発生していることから、子グマだけが残ることがないよう、親子グマを狩猟の対象としないことについて、指導をすることが必要となる。 
特に、有害捕獲について、やむを得ず捕獲された場合は、子グマの放獣及びモニタリングを検討することとする。

以上です。

おそらく今回駆除された子熊の母親は冬眠前に殺されており、残された子熊は冬眠する術も知らずに年を越し、お腹を空かせたまま、人里を歩き回っていたものと思われます。
そして目撃され、箱罠で捕獲され駆除されました。

福島県ツキノワグマ管理計画では、「有害鳥獣捕獲について、やむを得ず捕獲された場合は、子グマの放獣及びモニタリングを検討することとする。」となっていますし、ましてや今回の子熊は何の人的被害も与えていないわけですから、放獣及びモニタリングが適切な対応だったと思います。
ですので今回会津美里町がこの子熊に対して取った対応は、明らかに間違った対応だったと思います。

でも先ほど申しあげたように、私は質問3に対してこれ以上追及することは控えたいと思います。
新山様も、今回会津美里町が取った対応は福島県ツキノワグマ管理計画に則った対応ではないということは解っていると思いますし、子熊はすでに亡くなっており、これ以上追及しても失われた命は二度と戻らないからです。
人は誰しも失敗する生き物です。
その失敗を責めるのではなく、会津美里町にはその失敗をどう振り返り、次にどう活かすのかを大切にしていただきたいと思っていますし、新山様も私の提言を受け入れてくださったので、会津美里町にこれ以上メールを差し上げるのは控えようと思います。

それにしても福島県ツキノワグマ管理計画はなかなか良くできた計画だと思います。
秋田県とは全然違います。
秋田県では学習放獣は一切しない方針ですし、錯誤捕獲ですらほとんど殺処分ですからね。
今後も福島県には期待しようと思います。

 

 



 

こんにちは。

去年はたくさんの熊が殺されてしまいました。
正当な理由があるのならまだしも、ほとんどの熊は理不尽な理由で殺されています。
このような暴挙を見て見ぬふりをすることはできません。

なので4/6に熊のことで福島県会津美里町にメールを送りました。
以下の通りです。

ネットで以下の記事を読みました。

31日午前9時50分ごろ、会津若松署員が福島県会津美里町旭寺入の民家の敷地内でクマ1頭を発見した。
クマは、約5時間40分後に近くにある蔵の中で町が設置したわなで捕獲された。
けが人や物的被害はなかった。
同署会津美里分庁舎によると、クマの体長は約0.5メートル。
4/1(水) (福島民友新聞) 

質問
福島県庁自然保護課によると、クマは会津美里町の判断で駆除したそうですが、何故放獣なさらなかったのですか?
長野県大町市では同じ大きさのクマを放獣しています。

「子グマを市の職員が網で捕獲 駅から約100mのやぶで発見 麻酔銃で眠らせ山の中で放獣へ 体長約50cm 
長野・大町市 11/6(木)(NBS長野放送)」

けが人や物的被害がなかったのでしたら、長野県大町市のように山の中へ放獣すべきだったのではありませんか?
それが行政としての適切な対応だと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

以上です。

4/8に返事が来ました。

以下の通りです。

日頃より、当町の町政および林務行政へのご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 また、先般のクマ捕獲事案に際しまして、野生鳥獣の保護と行政対応の在り方について貴重なご意見を賜りましたこと、重ねて感謝申し上げます。

 ご質問いただきました「なぜ山へ放獣せず、駆除という判断に至ったのか」という点につきまして、当町の考え方をご説明させていただきます。

1. 帰巣本能による再出没のリスク
クマは非常に強い帰巣本能を持っており、一度人里や民家の近くを「餌がある場所」や「安全な場所」と認識して学習すると、数十キロ離れた山奥に放獣しても、再び短期間で元の場所、あるいは近隣の居住区域に戻ってしまうケースが全国的に数多く報告されています。

2. 人への「馴れ」による被害防止
今回捕獲された個体は体長約0.5メートルと小型ではありましたが、民家の敷地内や蔵といった、人との距離が極めて近い場所で捕獲されました。このように一度人間の生活圏に深く侵入した個体は、人間に対する警戒心が薄れる「人馴れ」の状態にあると考えられます。
放獣した後に再び人里に現れた際、人間を恐れずに接近し、予期せぬ人身被害を引き起こすリスクが非常に高いため、町民の皆様の安全を最優先に考えた判断でございます。

3. 放獣先における生態系への影響と責任
他地域へ放獣を行う場合、その移動先には既に別の個体の縄張りが存在しており、放獣された個体が追い出されて再び人里へ降りてきたり、個体間の闘争を招いたりする懸念があります。また、放獣した個体が移動先で被害を出した場合、放獣を判断した自治体の責任も問われることとなります。

4. 地域情勢に基づいた判断
他県の事例(長野県大町市など)におきましては、その地域のクマの生息密度や地理的条件、専門家による個体分析に基づき、実験的な放獣が行われるケースもございます。しかしながら、当町においては住宅地と山林が近接しており、町民の皆様の安全等を総合的に判断し、現在の「適正処分」というやむを得ない方針を取っております。

 行政といたしましても、やむを得ない措置と考えており、大変心苦しい思いがございますが、町民の皆様の生命・身体の安全を確保することが行政の最優先事項であると考えております。

 今後とも、クマをはじめとする野生鳥獣との適切な距離を保つための環境整備や、情報発信に努めてまいる所存です。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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会津美里町役場農林振興課林政係 新山

〒969-6292 
福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地 
Tel 0242-55-1191 Fax 0242-55-1199 
e-mail:nogyo@town.aizumisato.fukushima.jp
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返事が早いですし、かなり詳しく書いてありますし、なかなか好感が持てる自治体だと思いました。

一見すると駆除もやむなし、という印象ですが、これでは初めから駆除ありきで、それをいかにして正当化させるか、という内容ですね。
命というものは尊いものです。
そんなに軽々しく扱ってほしくはありません。
娯楽で行う狩猟はその最たるものですね。
何の罪もない動物たちを趣味のために銃で打ち殺すわけですから・・・。
単に人里にある食べ物を求めてやってきたのでしたら、それは人為誘因ですし、人間側の管理責任ですね。
管理不十分として、人間の責任で麻酔捕獲して山に戻す、それが行政としての務めだと思います。
自分たちの責任を棚上げにして、その責任をクマに押し付けて射殺するなんて、理不尽な行為としか言いようがありません。

そこでいろいろな質問をしてみました。
4/20にメール送信しました。

以下の通りです。

お忙しいところご返事していただき誠にありがとうございます。
おそれいりますがいろいろお聞きしたいことがありますので、よろしくお願いいたします。

> 数十キロ離れた山奥に放獣しても、再び短期間で元の場所、あるいは近隣の居住区域に戻ってしまうケースが全国的に数多く報告されています。

熊が人里に下りて来る理由は食べ物を求めてです。
柿の実や生ごみ、車のオイルなどの人為誘因物を除去すれば人里に下りてくることはありません。
戻るかどうかは全て人間側の管理次第です。

そもそも数十キロ離れた山奥に放獣しても、再び現場付近まで戻って来ることなどありえないと思いますが・・・。
いったいどなたがそのようなことを仰ったのでしょうか?
おそれいりますが、そのデータや根拠をお示していただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

ちなみに岩手県の調査によりますと、12キロ以上離れた山林に放獣した場合、戻って来た熊は6頭のうち1頭だけだったそうです。
捕獲され怖い思いをしているわけですから、12キロ以上離れた公有林に学習放獣すれば、再出没の可能性はほぼないと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

> 一度人間の生活圏に深く侵入した個体は、人間に対する警戒心が薄れる「人馴れ」の状態にあると考えられます。

子熊が人里に現れたのは、おそらく母熊が殺され、冬眠の仕方がわからず、人里周辺の何処かでそのまま冬を越したのではないかと私は思っております。
ただ野生の熊は本能として人間に対して恐怖心を持っており、警戒心も強い生き物です。
この子熊は初めて捕獲されたわけですよね。
一度民家に侵入したくらいで警戒心が薄れたり、人馴れするとは思えません。
以前テレビで熊の専門家がそのような旨のことを仰っていました。
さこでお伺いしたいのですが、「一度人間の生活圏に深く侵入した個体は、人間に対する警戒心が薄れる「人馴れ」の状態にあると考えられます。」というのは、どなたが仰ったのでしょうか?
その際データや根拠がおありでしたら、お示していただけたらと存じます。

> 他地域へ放獣を行う場合、その移動先には既に別の個体の縄張りが存在しており、放獣された個体が追い出されて再び人里へ降りてきたり、個体間の闘争を招いたりする懸念があります。

縄張り争いや個体間の闘争は何も放獣をしたから起こる事象ではないと思います。
熊の生息地で強い者同士が喧嘩をしたり、強い熊に追い出された弱い熊が人里に現れるケースはよくあることです。
昨年たくさんの熊が人里に下りて来ましたが、そのほとんどが山から追い出された弱い熊だと専門家が仰っていました。
山の中の食べ物は強い熊に食べられ、食べる物が無くなった弱い熊が仕方なく人里に下りてきたのです。

そもそも熊が人里に現れる要因は多岐多様です。
山に戻しても再出没するから殺処分しかないという考え方をしていては、学習放獣はできないと思います。
「一度でも人里に現れた熊は全て殺処分」という考え方は命の軽視であり、共存共栄はできないと思います。

人的被害を与えていなければ、まずは熊を山に戻す方策を考えるべきだと思います。
熊を殺してもまた新たに別の熊がやって来るだけであり、いつまで経っても問題の解決にはなりえません。
もし熊が人里に現れた場合は追い払いをするとか、耳にタグなどを付けて山に戻すとか、首に電波発信器を付けて熊の行動をモニタリングして今後の熊管理に役立てるとか、そのようなことをするのが行政の果たすべき役割だと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

> 放獣した個体が移動先で被害を出した場合、放獣を判断した自治体の責任も問われることとなります。

被害を出すか出さないかは、放獣してみなければわかりません。
被害を出すことを前提に殺すというのは、あまりにも都合の良い考え方だと思いますが・・・。
貴殿の主張は「放獣のような面倒くさいことはしたくない。被害を出そうが出すまいが、とにかく熊を殺せばそれで済む話だ」と言っているようなものだと思います。
熊が人里に下りて来ないようにするにはどうしたらよいのか?
まずはその方策を考えるべきであり、それが行政の役割だと思いますが・・・。

そもそも「放獣した個体が移動先で被害を出した場合、放獣を判断した自治体の責任が問われる」というのは、どなたが仰ったのでしょうか?
放獣するには放獣先の同意が必要なわけですから、同意したにもかかわらず「被害が出たのは会津美里町のせいだ」などとは言わないと思いますが・・・。
一番良いのは公有林に放すことだと思います。
行政職員同士で話し合い、放獣の同意を得れば責任問題は発生しないと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

> 当町においては住宅地と山林が近接しており、町民の皆様の安全等を総合的に判断し、現在の「適正処分」というやむを得ない方針を取っております。

冒頭で申し上げましたが、岩手県の調査によりますと、12キロ以上離れた山林に放獣した場合、戻って来た熊は6頭のうち1頭だけだったそうです。
捕獲され怖い思いをしているわけですから、現場から12キロ以上離れた公有林に学習放獣すれば、再出没の可能性はほぼないと思いますが・・・。
いかがでしょうか?

> 行政といたしましても、やむを得ない措置と考えており、

昨年テレビでアメリカの熊専門の行政職員が熊管理についてのインタビューを受けていたのですが、アメリカでは熊が人里に下りて来ても殺したりはしないそうです。
理由は人里に現れた熊を殺しても、また新たな熊がやってくるだけであり、このような方策ではいつまで経っても問題解決にはならないからだそうです。

熊を人里に下りて来させないようにするには、人間を管理することが重要なのだそうです。
熊が人里に現れる理由は食べ物があるからだそうです。
なので一番重要なことは生ごみ等の人為的誘因物を完全に除去することであり、熊でも壊せない強固なゴミ箱を設置することだそうです。
その他には電気柵の設置、熊の嫌いな音波の設置などをすることも重要な熊対策になると思います。

春クマ駆除についてですが、各自治体が公表している熊の推定生息数は統計学によって算出された数値です。
実際に熊が何頭生息しているのかは誰にもわかりません。
安定的存続地域個体群と呼ばれるためには、成獣熊が800頭以上生息しているのが条件です。
でも「県内に実際に最低でも800頭以上のクマが生息している」と断言できない以上、春クマ駆除は絶対にやるべきではありません。
熊が実際に何頭生息しているのかもわからない条件下で、人的被害を与えていない熊まで殺していたら、近い将来必ず絶滅すると思います。

そもそも何の人的被害も与えていない子熊を人里に現れただけで殺処分するという対応は、福島県ツキノワグマ管理計画に則った対応なのでしょうか?
もしそうだと仰るのでしたら、その根拠をご説明願えませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

以上です。

4/27に会津美里町から返事が届きした。

以下の通りです。

 日頃より、当町の町政および林務行政へのご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 また、この度は貴重なご意見ならびにご質問を丁寧にお寄せいただき、重ねて御礼申し上げます。
 お寄せいただきましたご指摘・ご疑問につきまして、当町の考え方を下記のとおり回答させていただきます。

 まず、当町といたしましても、ご指摘のとおり、柿の実や生ごみ等の誘引物の除去や環境整備がとても重要であることは認識しており、クマを寄せ付けない環境づくりを基本方針として取り組んでおります。
その上で、今回のような住宅敷地内等の生活圏に出没した個体につきましては、住民の安全確保を最優先に対応しております。

 次に、放獣(学習放獣)に関するご意見についてでございます。
クマ類は放獣しても、個体差や地域条件により結果が異なることも想定され、人身被害のリスクを完全に排除できないことから、当町としては、個体の出没場所の状況から、町民の生命・身体の安全確保を最優先事項として対応いたしました。
今後もまずはクマを寄せ付けない環境づくりに注力し、人と野生動物の適切な距離を保てるよう努めてまいります。

 最後に、捕獲の対応につきましては、関係法令および県の管理計画に基づき判断しております。放獣の検討についても承知しておりますが、町民の安全を最優先とし、対応しているところでございます。
現在、当町におきましても鳥獣被害対策や現場での対応が相次いでおり、町民の皆さまの安全を確保するための実務を最優先に行っている状況でございます。
現場の状況は一件ごとに異なるため、すべてのケースにおいて同一の対応を適用することが難しい点につきましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 今回いただきましたご意見については、今後の施策検討の参考とさせていただきます。
 今後とも、町民の安全確保と野生動物との共存の両立を目指し、引き続き適切な対策に努めてまいります。
 この度は貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
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会津美里町役場農林振興課林政係 新山

以上です。

相対的に真摯な対応をしているので、好感が持てますね。
誘引物の除去を基本方針として取り組んでいるようですし、住民の安全確保を最優先に対応しているところは行政としては当然の対応だとは思います。
ただ共存共栄としてのクマへの取り組みも行政が果たさねばならない役割だと思います。
そのためには駆除ではなく、別の方策を皆で考える必要があると思います。
私も会津美里町のためにどうすれば良いのかを考えてみました。
そこで5/7にメールしました。

新山様

お忙しいところご返事していただき誠にありがとうございます。

新山様の仰られることはとてもよく理解できます。
行政職員として町民の安全を最優先するのは職務上当たり前のことだと思います。
ただ同時に行政職員の仕事には山の生態系を守らなければならないという職務もあると思います。

この熊は体長50cmの子熊で、おそらく親熊は駆除されたと思われるため、自分の力だけで生きてゆかねばならず、さぞかし心細い思いをしていたと思います。
お腹を空かせ、食べ物を探しに来ただけで殺されたことは、私としてはとても忍びない思いでいっぱいです。
もしかしたら新山様も心の中ではそう思っていらっゃるのではと思います。

今高市政権がやろうとしていることは、簡単に言えばクマの絶滅です。
とても共存共栄を考えた施策とは思えません。
日本に今一番必要なことは、アメリカのようにクマ専門の行政職員を養成することだと思います。
アメリカでは駆除という対症療法では熊問題は解決できないと考えています。
日本におけるガバメントハンターのようにクマを駆除する職員のことではなく、人とクマが共存できる役割を果たす職員のことです。
クマの管理というのは結局は「人間の管理」でもあるため、アメリカのクマ専門の行政職員の仕事は人々にクマの生態についての正しい知識を普及したり、人家にある誘引物を除去するといった啓発教育をするのが主な任務です。

新山様のご回答の中に「町民の安全確保と野生動物との共存の両立を目指し、引き続き適切な対策に努めてまいります」とありますが、そのお言葉に賛同しますし、理解も致します。
問題はそれをどうやって具現化していくかですね。
そのためにはいろいろ知恵を出し合って、考えて行く必要があると思います。

> クマ類は放獣しても、個体差や地域条件により結果が異なることも想定され、人身被害のリスクを完全に排除できないことから、当町としては、個体の出没場所の状況から、町民の生命・身体の安全確保を最優先事項として対応いたしました。

質問1
新山様もご存じのように熊が人里に下りて来る目的は食べ物です。
柿の実や生ごみ、車のオイル、養蜂などの人為誘因物を除去すれば人里に下りてくることはありません。
しかしまったく下りて来ないと言い切れる保証はありません。
何故なら熊は7キロ先から好物を嗅ぎ分けることができると言われているからです。
戻るかどうかは全て人間側の管理次第です。
そのためにはクマでも壊せない強固なゴミ箱の設置も必要不可欠だと思います。
この点についてお聞きしたいのですが、会津美里町では全域で人為誘因物は完全に除去され、なおかつ強固なゴミ箱も設置されているのでしょうか?

質問2
「人里に下りてきた熊はたとえどんな熊であっても、どんな理由があっても捕殺する」という方針には反対です。
人的被害を与えていなければ、まずは熊を山に戻す方策を考えるべきだと思います。
アメリカでは熊を殺してもまた新たに別の熊がやって来るだけであり、いつまで経っても問題の解決にはなりえないという理由で、殺したりはせず、山に戻しています。
熊が人里に現れた場合は追い払いをするとか、耳にタグなどを付けて山に戻すとか、首に電波発信器を付けて熊の行動をモニタリングして今後の熊管理に役立てるとか、そのようなことをするのが行政の果たすべき役割だと思います。

繰り返し申し上げて恐縮ですが、岩手県の調査によりますと、12キロ以上離れた山林に放獣した場合、戻って来た熊は6頭のうち1頭だけだったそうです。

今回の案件では会津美里町旭寺入の民家の敷地内に50cm子熊が現れ、蔵の中に設置したわなで捕獲されたわけですよね。
けが人や物的被害がなかったにも関わらず駆除した、とも報道されていました。
子熊は捕獲されて怖い思いをしていますので、再び人里に下りて来る可能性のほうが低いと思います。
殺処分ではなく、山に戻すことこそ適切な対応だと思います。
子熊の首に電波発信器を付けて、12キロ以上離れた公有林に放獣し、どのような行動をするのかをモニタリングしたほうが今後の熊対策にも役立てると思うのですが・・・。
いかがでしょうか?

>捕獲の対応につきましては、関係法令および県の管理計画に基づき判断しております。

質問3
今回の案件では会津美里町旭寺入の民家の敷地内に50cm子熊が現れ、蔵の中に設置したわなで捕獲されたわけですよね。
けが人や物的被害がなかったにも関わらず駆除した、ということのようですが、このような対応は、福島県ツキノワグマ管理計画に則った対応なのでしょうか?
もしそうなのでしたら、その根拠をご説明願えませんでしょうか。

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

以上です。

返事はおそらく1週間後だと思います。