城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島にいる33匹ぐらいの野良猫たちの面倒をみています

こんにちは(*^^*)

前回歯肉炎の茶白のお話をさせていただきましたが、いつもお世話になっている先生に連絡して、薬(抗生物質とステロイド剤)を送ってもらう手配をしました。

11/25に薬が届いたので、その日に早速チュールに混ぜて茶白に飲ませました。
でも翌日からまた姿を見せなくなり、次に現れたのが12/3でした。
でも翌日からまた姿を現わさなくなり、次に現れたのが12/13でした。
その日も薬をチュールに混ぜて茶白に飲ませたのですが、以来今日に至るまで一度も姿を現わしてはくれませんでした。
マツコの餌場には置き餌があるので、それを食べているのかもしれませんが、毎日薬を飲ませることができないので、なかなか良くなりません。
何故こんなに日を空けてして姿を現わさないかと言いますと、他のオス猫にいじめられているからです。
特にボスには追い掛け回されています。
マツコが居た時は毎日のようにマツコの餌場に居たのですが、最近はほとんどいません。
すごく大人しい猫なので、こういう猫が野良として生きていくのは難しいですね。
もちろん他の猫も野良として生きていくのは過酷ですが、特に大人しい猫は私の餌場を追い出されてしまうので、生きていくのは難しいと思います。
空腹よりも歯周病や疥癬など治療しなければ治らない病気に罹った時のほうがすごく辛いと思います。
野良猫に幸せな猫なんて1匹もいないですね。

マツコの餌場には今、キジトラのチビボスとシロとちびシロとちびシロと姉妹の黒白、そして三毛猫がいます。
チビシロは最初から人懐っこかったのですが、黒白は臆病で警戒心が強く、不妊手術のための捕獲もすごく苦労しました。
あれから1年経ち、生後1才半ぐらになったのですが、毎日ご飯をあげているので少しずつ懐いてきました。
以前は私を見ると逃げ回っていたのに、今では私を見ると近づいてきます。
何故か必ずゴロンコロンをしています。
その傍にご飯を置くのですが、意外と良く食べる猫で、たくさんあげるのにいつも完食しています。
親猫の白ママは別行動をしていて、大橋のたもとの餌場で時々見かけます。
以前より体も大きくなり元気そうなのですが、いつも一匹でいるので、寂しくないのかなと可哀想に思ってしまいます。
シロとチビシロは相変わらず仲が良く、いつも一緒にいるのですが、最近はチビシロのほうが強くなってきて、シロのご飯を横取りしたり自由奔放に振舞っています。
でもチビシロは可愛いのでシロも許しているのだと思います。

話は変わり熊の問題ですが、秋田県のツキノワグマ管理計画では、たとえどんな理由があろうとも放獣しないという方針です。
他の自治体では放獣しているような案件でも秋田県では放獣しないで殺しています。
こんな理不尽な方針を認めるわけにはいきません。

これまで秋田県とは何度も意見の交換をしてきましたが、最近の様子をお伝えさせていただきます。
(私の意見)

藤原様

お忙しいところご返事していただき誠にありがとうございます。

>・クマの生息状況が安定していること

生息状況が安定しているからといって、何故放獣できる案件でも放獣しないのでしょうか?
これまで「放獣しない方針だから」の1点張りで、納得できるようなご説明が一度もありませんでした。
ぜひ納得できるご説明をお願いいたします。

> ・放獣には地域の理解が得られないこと

例えば秋田市から10キロ以上離れた場所で、秋田市に一番近い公有林がある地域は、以下のとおりです。

【秋田県有林】
・下北手寒川地域
・太平中関地域

【秋田市有林】
・上北手古野地域
・下浜長浜地域
・下浜八田地域
・豊岩小山地域

放獣しても元の捕獲場所へ回帰してしまう、放獣先の地権者の理解が得られないという問題に対しては、このような地域に放獣すれば解決できると思いますが・・・。
いかがでしょうか?

> 現状で放獣の必要性が低いことから体制整備も難しい

錯誤捕獲の場合は放獣が基本ですから、放獣体制を整備する必要があるのではありませんか?
秋田県では錯誤捕獲された熊でも放獣しないという方針なのでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

(秋田県からの回答)

 落合様

 御意見として承ります。
 ただ、当県としては、クマの生息が安定している状況であることと、農作物被害や人身被害など人とのあつれきが大きいことから放獣しない方針としているものです。
 当然ですが、県内のクマについて生息状況が著しく減少するなど、絶滅の恐れがでてきている状況であれば現状の対応とはなりません。
 また、公有林に関しては以前も御回答していますが、土地管理者だけではなく、その周辺地域の集落とも合意形成を図る必要があり、クマとのあつれきが大きい現状では困難と考えています。
 錯誤捕獲個体については、農地周辺で捕獲されており被害を発生させている可能性が高いこと、人の生活圏周辺で生活することに抵抗感が薄く人とのあつれきを発生させるリスクが高いこと(発生させている可能性が高いこと)、放獣作業従事者の安全が確保できないこと、放獣先がないことなどから放獣しないという整理としています。
 
 以上については当県の現状を踏まえた考え方として整理しているものですので、これ以上のご説明はできません。
 御意見とはそぐわず、御理解いただくことは難しいかもしれませんが、御質問については今までと同じ回答にならざるをえません。御了承ください。
よろしくお願いいたします。

(私の意見)

藤原様

お忙しいところご返事していただき誠にありがとうございます。

> 当県としては、クマの生息が安定している状況であることと、農作物被害や人身被害など人とのあつれきが大きいことから放獣しない方針としているものです。

質問1
農作物被害や人身被害などを理由に放獣しないという方針は解りますが、私が問題視しているのは他県では放獣している案件でも貴県では放獣せず駆除しているという点です。
2021年の大館市白沢の自動車リサイクル会社の敷地に現れた熊の案件では放獣していますよね。
同じような案件でも第5次ツキノワグマでは放獣しない。
その理由は「放獣しない方針だから放獣しない」。
これでは納得いく説明とは言えないですよね。
今回のご回答の中にも納得いく説明はありませんでした。
何故放獣しないのか?
誰しもが納得のいくご説明をお願いいたします。

質問2
前回私は「生息状況が安定しているからといって、何故放獣できる案件でも放獣しないのでしょうか?これまで「放獣しない方針だから」の1点張りで、納得できるようなご説明が一度もありませんでした。ぜひ納得できるご説明をお願いいたします。」という質問をさせていただきましたが、今回もまた答えられていませんね。
生息状況が安定しているからといって、何故放獣できる案件でも放獣しないのでしょうか?
次回こそ納得いくご説明をお願いいたします。

> 公有林に関してはその周辺地域の集落とも合意形成を図る必要があり、

第5次ツキノワグマでは「学習放獣しない理由は放獣先の地権者の理解を得ることが困難だから」とありますね。
だとすれば公有林なら行政の判断で放獣できるのではありませんか?
ちなみに公有林でも周辺地域の集落と合意形成を図る必要があるというのは何処に記載されているのでしょうか?

> 錯誤捕獲個体については、農地周辺で捕獲されており被害を発生させている可能性が高いこと、人の生活圏周辺で生活することに抵抗感が薄く人とのあつれきを発生させるリスクが高いこと、放獣作業従事者の安全が確保できないこと、放獣先がないことなどから放獣しないという整理としています。

質問1
農地周辺や人の生活圏周辺で錯誤捕獲された場合は放獣しなくて良いというのは何処に書かれてあるのでしょうか?

質問2
農地周辺や人の生活圏周辺以外で錯誤捕獲された場合は、基本的に放獣しなければならないと思うのですが・・・。
いかがでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。
落合


(秋田県からの回答)

落合様

頂いたご質問については繰り返し御回答してるとおりです。

「当県では管理計画で放獣しない方針としているため放獣はしません」

この理由、背景については繰り返しご説明しているとおりであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
なお、大館の事例を指摘されていますが、例外的な取扱と考えています。
追加の御質問も同じ回答になりますし、同様の御質問を繰り返されても同じ回答になります。
納得いただくことは難しいかもしれませんが、御了承ください。

鳥獣保護管理チーム 藤原

(私の意見)

藤原様

お忙しいところご返事していただき誠にありがとうございます。

> 納得いただくことは難しいかもしれませんが、御了承ください。

私の質問に対し真摯にお答えくださるなら納得しますが、都合の悪い質問に対しまともに答えないようなご回答では建設的な議論にはなりません。
私が繰り返し質問しているのでしたら、それは藤原様が聞かれたことに答えていないからだと思います。

お忙しいところおそれいりますが、聞かれたことには素直にお答え願えればと思います。
よろしくお願いいたします。<m(__)m>

それでは質問させていただきます。

質問1
2021年の大館市白沢の自動車リサイクル会社の敷地に現れた熊の案件では放獣していますよね。
同じような案件が第5次ツキノワグマで起きた場合には何故放獣しないのか?
その理由が「放獣しない方針だから放獣しない」では納得いく説明とは言えません。
もう少し誰しもが納得できるような説明をしていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。<m(__)m>

質問2
前回私は「生息状況が安定しているからといって、何故放獣できる案件でも放獣しないのでしょうか?これまで「放獣しない方針だから」の1点張りで、納得できるようなご説明が一度もありませんでした。ぜひ納得できるご説明をお願いいたします。」という質問をさせていただきましたが、今回もまた答えられていませんね。
生息状況が安定しているからといって、何故放獣できる案件でも放獣しないのでしょうか?
次回こそ納得いくご説明をお願いいたします。

質問3
第5次ツキノワグマでは「学習放獣しない理由は放獣先の地権者の理解を得ることが困難だから」とありますね。
でも公有林なら行政の判断で放獣できるのではありませんか?
「公有林でも周辺地域の集落と合意形成を図る必要がある」と仰いますが、そのような事は何処にも記載されていないと思いますが・・・。

質問4
農地周辺や人の生活圏周辺で錯誤捕獲された場合は放獣しなくて良いというのは何処に書かれてあるのでしょうか?

質問5
農地周辺や人の生活圏周辺以外で錯誤捕獲された場合は、基本的に放獣しなければならないと思うのですが・・・。
いかがでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

以上です。

最近は聞かれた事に答えてくれず、「管理計画で放獣しない方針と決めているため放獣しない」の1点張りです。
他の自治体では放獣している案件、これまで放獣していた案件までもが第5次ツキノワグマ計画では放獣しないというのでは共存共栄などできるわけがありません。
秋田県知事は熊との共存共栄など微塵も考えていないのでしょうね。
日本全国から非難の電話やメールが来るのもうなづけます。

★島猫支援のお願い

今33匹ぐらいの猫たちの面倒をみているため、毎月猫缶、カリカリ合わせて8万円ぐらいのフード代が必要です。
猫缶は毎日25~35缶ぐらい、カリカリは2.7㌔から3.5㌔ぐらい使います。

お気持ちだけでけっこうですので、猫たちのご飯代を支援していただけたらとても助かります。m(_ _)m

振込先:
かながわ信用金庫 岬陽支店(こうようしてん)
口座番号:(普通)0153325
口座名義:落合 昇

(ぱるる)
記号:10250 番号:86098091

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フード支援の方はこちらへご連絡ください
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11月分
オナベ様5千円 オオガイ様フード コミヤ様5千円

☆以前パソコンが壊れ、コミヤさんのメルアドがわからなくなってしまいました。
せっかく支援していただいたにも関わらず、お礼のメールを送ることができなくなってしまい誠に申し訳ありません。m(__)m




 

こんにちは(*^^*)

以前お話しした歯肉炎の茶白のことですが、捕獲器に対して相当な警戒心を持っていて、捕獲器を見せるだけで逃げて行ってしまいます。
このままでは一生捕獲できないと思い、捕獲方法を変えました。

まずは捕獲器に対して警戒心を弱めなければなりません。
そこでダミーの捕獲器を作ることにしました。
100均でワイヤーネットを4枚、それを繋ぐために4つ入りのコーナースタンドを2袋、結束バンド1袋を買ってきました。
ワイヤーネットをコーナースタンドと結束バンドで繋いで、トンネル状のダミーの捕獲器を作りました。

この中にカリカリとチュールを入れて茶白が入るのを待っていたのですが、警戒して入ってくれませんでした。
毎日同じような事を試みてみたのですが、一向に慣れず、どうしても入ってくれませんでした。
このままでは一生捕獲できないと思い、仲間のKさんに相談してみることにしました。

ありがたいことに茶白の捕獲を快く引き受けてくれました。
行動も早く、翌日餌場に来てくれて、午後2時から捕獲作業を初めてくれました。
その間私は他の餌場の猫たちにご飯をあげて、5カ所すべての餌場の猫たちにご飯をやり終えて現場に行きました。
時間は午後4時を過ぎていたと思います。
様子を伺ったところ茶白はまだ姿を現わさず、茶白をいじめるキジトラがずっと居座っているということでした。
仕方がないのでまずはこのいじめっ子のキジトラを捕獲して去勢しようと作戦を変更しました。

kさんがキャリーケースを地面に置いて、その中にカリカリとウエットフードを入れておびき寄せたところ、警戒しながらも中に入ってご飯を食べてくれました。
ところが入口を閉めようとする瞬間になるとサッと飛び出してしまいましす。
あと一歩踏み出してくれたら閉めることができるのですが、勘のするどい猫でこちらの動きを瞬時に察知し、いつでも外に飛び出せるような態勢でご飯を食べているので、なかなか入口を閉めることができません。
私は向かい側の餌場にいる猫たちにご飯をあげなければならないので、現場はKさんに任せて、私は向かい側の餌場へ向かいました。
猫たちにご飯をあげたりしていたら午後5時になったので、申し訳ないと思いながら現場はKさんに任せて私は帰宅しました。

午後8時ちょっと前にk崎さんからメールが来ました。
k崎さんも猫を病院に搬送する為に現場にいらっしゃってくれました。
K崎さんの話では私が帰った後もキジトラは居座り、6時ごろ何処かへ行ったそうです。
その後すぐに入れ替わるようにして茶白が現れたのですが、すぐにはキャリーケースに入らなかったのでしばらく待ったそうなのですが、7時頃になりようやくキャリーケースに入ってくれたそうです。

お2人で茶白をすぐに病院に搬送してくれて、無事治療を受けることができました。
院長の診たてでは抜歯するほど酷くはなかったので、治療は2週間効く抗生剤注射➕ステロイド注射と飲み薬を処方してくれました。
その日にリリースされ、翌日からは液体の薬(要冷蔵)を毎日2週間飲ませる運びとなりました。

これで一件落着かと思いきや、そんな甘いものではありませんでした。
茶白が翌日から来なくなりました。
次の日も、その次の日も来ませんでした。
3週間近く経っても姿を現わすことはなく、液体の薬の容器を見てみたら黒いカビのような物が幾つか浮遊していました。
なので一度も使うことなく廃棄処分となってしまいました。

ところが茶白をリリースしてからちょうど3週間目にKさんが茶白を目撃しました。
11/2です。
マツコの餌場にいたそうで、ご飯をあげてくれました。
Kさんから送られてきた動画を見たのですが、痩せてはおらず、元気そうにご飯を食べていました。
それから2日後の11/4に私もついに茶白に出会うことができました。
城ヶ島公園に行く遊歩道の所にシロとちびシロがいて、その近くに茶白もいました。
早速3匹にご飯をあげたのですが、茶白も普通にご飯を食べていました。
痛そうな素振りも見せず、黙々とたくさん食べていました。

11/11に見た時も普通にご飯を食べていました。
なかなか姿を現わさない猫で、次に見かけたのは11/17(日)でした。
ところがこの時は少し痛がっているような素振りを見せていました。
なのでいつもお世話になっている藤沢のT動物病院の先生に連絡して、薬(抗生物質とステロイド剤)を送ってもらう手配をしました。
もし薬で治らなければ抜歯をしなければならないので、何とか薬で治ってほしいです。

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10月分
オナベ様5千円 オオガイ様フード コミヤ様5千円
ムラヤマ様5千円 アライ様3万円

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せっかく支援していただいたにも関わらず、お礼のメールを送ることができなくなってしまい誠に申し訳ありません。m(__)m




 

こんにちは(*^^*)

この前夕食を終えお茶を飲んでいたら、上から何かが落ちてきて湯呑の中に入ってしまいました。
「ポッチャン」と音がしてすぐに何かがよじ登ってきて顔を出しました。
見るとヤモリでした。
体長5cmぐらいの子どものヤモリで、とても可愛かったです。
外に逃がしてあげようとしたのですが、動きが早くて捕まえられず何処かに消えてしまいました。
無事に生き延びてくれると良いのですが・・・。
以前にも台所にいたら上からヤモリが落ちてきて、私の頭の上に乗って来ました。
時々網戸にヤモリが張り付いていて、家の中に入ろうと虎視眈々と狙っています。
何故そんなに家の中に入りたがるのですかね・・・?

夏の猛暑も終わり、ようやく過ごしやすくなってきましたね。
猫たちも以前と比べて食欲が出てきて、良く食べるようになりました。

私が一番可愛がっている4才ぐらいのキジ白のちょぴ太郎が1/20に突然いなくなってしまいました。
これまでも数日姿を現わさない日が何度かあったので、またそのうち姿を現わすだろうと思っていたのですが、1週間経ち2週間経ち、それでも姿を見せなかったので車に轢かれて死んでしまったのでは・・・と思うようになりました。
私が一番可愛く思っていた猫だったので、いなくなりすごく寂しい気持ちで毎日を過ごしていました。
いつかは保護して飼い猫として毎日一緒に過ごせる日を夢見ていたので、いなくなりすごくショックでした。

毎日悶々とした日々を過ごしていたのですが、9月20日に餌やりを終え、城ヶ島を後にし、大橋を渡り、住宅街を自転車で走っていた時に、後ろから「ニャー、ニャー」と必死に鳴いている猫の鳴き声がしたので振り返ってみると、ちょぴ太郎に似ている猫がいました。
思わず「ちょぴ太郎?}と声をかけてしまいました。
似てはいるのですが、まさかこんな所にちょぴ太郎が居るとは思えなかったので確信が持てませんでした。
同じような顔の猫はたくさんいますし、柄も似ているような猫はたくさんいるので、何度見てもこの猫がちょぴ太郎だという確信が持てませんでした。
でも知らない猫が必死に鳴いて呼び止めたりするでしょうか?
どう考えてもちょぴ太郎のような気がするのですが、城ヶ島にいた猫が1キロぐらい離れた住宅街にいるでしょうか?
いろいろ考えているうちにちょぴ太郎には他の猫と決定的に違う特徴があることを思い出しました。
それは「片玉」です。
生後半年ぐらいの時原因はわかりませんが、突然右側の〇〇玉が袋から飛び出し、やがて萎んできて、いつの間にかなくなってしまいました。
当時はそんな事があるのか?と驚き、不思議に思ったものでしたが、何はともあれこの片玉がちょぴ太郎を他の猫と区別する特徴となっていました。
顔や柄ではどうしてもちょぴ太郎だと断言できなかったのでお尻を見たところ、なんと片玉でした。
思わず「ちょぴ太郎」と声が出てしまいました。

急いで家に帰り、洗濯ネットのような袋を持って戻り、マタタビを使って袋の中に入れようと試みたのですが、どうしても入りませんでした。
袋が少し小さかったです。
無理やり袋の中に入れようとしても入らず、挙句の果てはよそ様の家の庭に入り込んでしまいました。
大失敗をしてしまいました。
せっかくのチャンスを私のミスでふいにしてしまいました。
もうこの日は難しいと思い、泣く泣く帰りました。

翌日は作戦を変え、今度は大きな黒いバッグを持って行きました。
もしかしたらもう会えないかも?と思いながら昨日ちょぴ太郎が逃げ込んだお宅の庭を見回していたところ、しばらくしてちょぴ太郎が姿を現わしました。
もう今日は絶対に失敗できない、絶対に捕獲すると覚悟を決めて、バッグの中にマタタビを入れました。
すぐに私の所にやって来て、バッグの中に前足を入れてマタタビを舐め始めたので、少しづつ後ろ足もバッグに入れながら、チャックを閉めました。
失敗したらもう二度と会えないかもと思い、緊張しましたが、思いの他すんなり入ってくれました。
チャックを閉めた瞬間は本当にホッとしました。

急いで自転車のカゴにバッグを載せ、また城ヶ島に戻りました。
ちょぴ太郎は大人しい猫なので、鳴くことも暴れることもなく、大人しくしていました。
島に着き、急いでバッグを開け、レトルトの黒缶を2袋あげました。
他にも柔らかいレトルトをあげたりして、少し食べさせすぎてしまいました。
久しぶりに会えてお腹が空いているのではないかと思い、たくさんあげてしまいました。
その後少し席を離れて戻って来ると、いなくなっていました。

翌日大橋のたもとの餌場に行ってみると、メス猫のトラ子しかいませんでした。
ちょぴ太郎がちゃんと来てくれるかどうか心配だったのですが、ほどなくして石段から下りてきました。
以前はトラ子とじゃれ合ったりして大の仲良しだったのですが、8カ月も会っていなかったので、もしかしたら忘れているかもしれないと思いました。
トラ子がちょぴ太郎のお尻の匂いを嗅いだりして、その後普通にご飯を食べたりしていたので、憶えていたのかもしれません。
でもほとんど無反応で、ご飯を食べたら何処かへ行ってしまいました。
ちょぴ太郎は何処へも行かず、私の傍で横になり、まったりしていました。

1月20日に姿を消してからも片時も忘れたことはなく、いつもちょぴ太郎のことを考えていたので、再びこのような光景が見れることになり、本当に嬉しかったです。
数か所餌場を回り、最後にまた大橋のたもとの餌場に戻ってきたところ、草むらからトラ子が飛び出して来て、ほどなくしてちょぴ太郎も石段から下りてきました。
2匹にマタタビをあげたり、おもちゃで遊んだり、また再び以前と同じ日常がやって来て今は本当に幸せです。

ただ一つ心配なのは父親のボスが息子のちょぴ太郎の事を忘れてしまったらしく、いじめるようになってしまったことです。
以前は一緒にご飯を食べていたのですが、今は父親のボスがいると避けるようになり、同じ時間帯にやって来て鉢合わせしたりした時はできるだけご飯の場所を離したりしています。
お尻の匂いを嗅いだりすれば親子だということが解るかもしれませんが、ボスの様子を見ていると、まだ敵対心を持ってちょぴ太郎を見つめています。
いじめられてまたいなくなったりしたら大変なので、今はできるだけ近づけさせないように気を使っています。
「ボスよ、お願いだからちょぴ太郎をいじめないでくれ」と心の中で念じています。

それにしても城ヶ島にいたちょぴ太郎がどうして市立病院近くの住宅街にいたのでしょうね?
捕獲されて遺棄されたのか?それとも自分で大橋を渡ったのか?
でも餌場付近で捕獲するような人は見当たりませんし、かといって自分で大橋を渡るというのも考えにくいです。
ただ如何せん餌場が橋のたもとなので、可能性は否定できないですね。
実際に住宅街にいたわけですから、そのどちらなのかもしれませんが、本当に不思議な出来事なのでいまだに謎のままです。

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 「野生動物を救え!」
 
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身近なペットから絶滅保護種まで、動物保護に挑む世界中の人々を追った、
動物たちと人間の感動的なドキュメンタリーシリーズ。

毎週日曜 22:00~22:54放放送 BS日テレ

★島猫支援のお願い

今33匹ぐらいの猫たちの面倒をみているため、毎月猫缶、カリカリ合わせて8万円ぐらいのフード代が必要です。
猫缶は毎日25~35缶ぐらい、カリカリは2.7㌔から3.5㌔ぐらい使います。

お気持ちだけでけっこうですので、猫たちのご飯代を支援していただけたらとても助かります。m(_ _)m

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口座名義:落合 昇

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