千葉県市川市では公園での地域猫を認めていません~⑭ | 城ケ島に生きる野良猫たち

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城ケ島にいる33匹ぐらいの野良猫たちの面倒をみています

こんにちはヾ ^_^

 

先日公園緑地課から返事が来ました。

でも返事が来るのに1カ月以上もかかりました。

以前は2週間で来てたので、おそらく地域猫を認めないためにはどういう返事をすればいいのか迷っていて、時間がかかってしまったのだと思います。

もう何がなんでも地域猫は推進したくないという思いなんでしょうね・・・。

 

返事は以下の通りです。

 

(公園緑地課からの回答)

 

質問1

地域猫活動が何故公園利用に関するルールに反するような迷惑行為なのでしょうか?

それなら環境省も他の自治体も公園での地域猫を認めていないはずですよね。

でも実際は環境省は公園での地域猫活動を推奨していますし、貴市以外の自治体でも公園での地域猫活動を認めています。

環境省のサイトを見ますと、たとえば地域猫活動の成功事例として、大阪市の公園猫サポーター制度を紹介していますし、「引取り数の削減」のページでも徳島県の公園猫活動を紹介しています。

もし地域猫活動が公園利用に関するルールに反するような迷惑行為なのでしたら、環境省も他の自治体も公園での地

域猫を認めていないはずだと思うのですが、いかがでしょうか?

 

回答1

市民からのメール、電話等により猫の嫌いな人や猫アレルギーの人等からの公園内での要望・苦情に対し、また猫の好きな人嫌いな人とのトラブルを防止するため公園管理者として、市民皆さまに利用していただくために公園内での地域猫活動は認めておりません。

 

質問2

貴市が推進している地域猫活動は社会のルールに反する迷惑行為なのですか?

地域の環境を良くするために地域住民が賛成多数で決めた公益性の高い活動を認めず、公益性の高い活動を認めない一部住民の意見を尊重することが、貴方にとっては公園利用に関するルールなのですか?

そのようなルールを適用しておいて、「全体の奉仕者として公共の利益のために勤務している」と言えますか?

完全に論理が破綻していますよ。

地方公務員法第30条の「すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、」に反していないと仰られるのでしたら、地域の環境を良くするという公益性の高い活動である地域猫活動を地域住民が賛成多数で決めたのでしたら、その活動を後押しすることこそ、「全体の奉仕者として公共の利益のために勤務している」と言えるのではないでょうか?いかがでしょう?

 

回答2

地域猫活動は公園内でなければ、活動できないものではないと認識しております。本市におきましても32団体が活動しております。

 

質問3

市が「猫の問題を解決するために猫の嫌いな人や猫アレルギーの人も、地域猫活動を理解して下さい」とサイトを使って呼び掛けているのに、市の職員が「無理です」と言ったら身も蓋もありませんよ。

何の努力もしないで、初めから諦めているのでしたら、配置転換を願い出るか辞職すべきではないでしょうか?

そもそも猫の嫌いな人や猫アレルギーの人のうち何人が地域猫活動に賛成し、何人が反対しているのかを調査されたことはおありなのでしょうか?

猫の嫌いな人や猫アレルギーの人は公園から猫がいなくなってほしい。

地域猫活動の目的は公園から猫をいなくさせること。願いや目的は同じですよね。私は野良猫ボランティアとして18年活動してきました。だから自信を持って断言できます。

猫の嫌いな人や猫アレルギーの人こそ、地域猫活動の目的や活動内容を話せば、賛同してくれます。

猫嫌いや猫アレルギーの人が活動に参加しているのも、地域から野良猫がいなくなってほしいと願っているからです。

反対している人というのは地域猫活動の目的や活動内容を十分理解していない人か、理解していても頑なに地域猫に反対している人です。

地域猫活動の目的は公園から猫をいなくさせることですから、本当に高橋様が猫の嫌いな人や猫アレルギーの人のことを考えているのでしたら、地域猫活動を推進して野良猫を減らし、野良猫問題を解決すべきではないでしょうか?

いかがでしょう?

 

回答3

以前も回答いたしましたが、落合様への回答は公園緑地課として組織の方針でございますので、ご理解お願いします。

 

質問4

要するに苦情が来たら対処を考えるが、それまでは未手術のメス猫がいても何もしない、ということですよね。

今まで苦情がなかったのは、個人の猫ボラさんが自費で不妊手術をしていたからだと思います。

高橋様は「にゃんこダイアリー」というブログをご存知でしょうか?

市川市在住の猫ボラさんのブログです。

この方は個人で活動し、公園にいる野良猫の面倒をみています。

メス猫がいたら病院に連れて行き、自費で不妊手術を施しています。

適切に管理しているので、地域の住民からも感謝されているそうです。

野良猫が増えず、大きな苦情もないのは、このような方々の日々の努力があるからこそであり、それにより高橋様も地域猫の必要性を感じていらっしゃらないのかもしれませんが、果たしてそれでいいのでしょうか?

少なくとも公園内で起きている野良猫問題は本来管理者である公園緑地課が解決すべきなのではないでしょうか?

住民の善意だけに頼っていていいものなのでしょうか?

未手術のメス猫がいても何もせず、苦情が来たら対処を考える・・・果たしてそれで職務をまっとうしていると言えるでしょうか?

貴市のサイトを見ると「猫に関する苦情が年々増加しています。」「野良猫が増えて困っている。」と書いてありますよね。

今後公園緑地課がやるべきことは、このような猫ボラさんたちと連携協力をし、野良猫を減らし、野良猫問題を解決

すべく努力をすることではないでしょうか?

いかがでしょう?

 

回答4

公園内につきましては、課として地域猫活動を認めておりませんが、環境保全課にて不妊手術助成金を実施しております。

今後も、安心で安全な公園づくりを行ってまいりますので、ご理解ご協力お願いいたします。

 

水と緑の部 公園緑地課

施設管理グループ

担当:高橋 敏一

電話番号 047-712-6367

 

以上です。

 

(私の見解)

(回答1について)

地域猫活動が迷惑行為なのかどうかを聞いているのに、それには答えず、毎回地域猫を認めない理由に猫の嫌いな人や猫アレルギーの人を出してきますね。

単に自分たちが面倒くさくて地域猫を推進したくないだけなのに、「地域猫を認めないのは猫の嫌いな人や猫アレルギーの人の為」だとか言って、猫の嫌いな人や猫アレルギーの人もいい迷惑ですよね。

完全にダシに使われてますね。

 

(回答2について)

「地域猫活動は公園内でなければ、活動できないものではない」とは、どういう意味でこんな発言をしているんですかね?

「地域住民たちで公園にいる野良猫たちを住宅地に連れていけ」とでも言いたいのですかね?

公園に野良猫がいたら公園管理者と住民が協力し合って解決していく、それが基本方針ですよね。

完全に公園緑地課の職務怠慢ですよね。

 

(回答3について)

猫の嫌いな人や猫アレルギーの人の為にも地域猫活動を推進して野良猫を減らしていくべきではないでしょうか?と聞いているのに、その返事が「回答は公園緑地課として組織の方針でございます」とはどういう意味なのでしょうね?

さっぱり解りません(?_?)

もっと解るように説明してほしいですよね。

 

(回答4について)

個人の猫ボラさんと協力して野良猫問題を解決していくべきだと言っているのに、それには全く言及してないですね。

公園緑地課は野良猫問題を解決しようという意識がゼロですね。

それにしても32団体とはすごいですね。

市川市は愛護意識が高いです。

何故公園緑地課だけがこんなに意識が低いんですかね・・・?

 

なので以下のような質問メールを送りました。

 

お忙しいところご返事していただき、誠にありがとうございます。m(__)m

 

>市民からのメール、電話等により猫の嫌いな人や猫アレルギーの人等からの公園内での要望・苦情に対し、また猫の好きな人嫌いな人とのトラブルを防止するため公園管理者として、市民皆さまに利用していただくために公園内での地域猫活動は認めておりません。

 

質問1

今まで猫の嫌いな人や猫アレルギーの人等から地域猫に関する苦情があったのでしょうか?

もしそうなのでしたら具体的にご説明願えませんでしょうか?

 

質問2

猫の好きな人と嫌いな人とのトラブルというのは地域猫に関するものなのでしょうか?

もしそうなのでしたら具体的にご説明願えませんでしょうか?

 

>地域猫活動は公園内でなければ、活動できないものではないと認識しております。本市におきましても32団体が活動しております。

 

質問3

貴市は非常に愛護意識の高い自治体だと私も思っております。

だからこそ公園緑地課だけが後ろ向きなのが残念でならないのです。

公園の環境を良くしたいという理由で地域猫活動を地域住民が賛成多数で決めたのでしたら、それを快く快諾し、住民たちが活動し易いように後押しすることこそ、「全体の奉仕者として公共の利益のために勤務している」と言えるのではないでょうか?

いかがでしょう?

 

>落合様への回答は公園緑地課として組織の方針でございますので、ご理解お願いします。

 

質問4

仰っている意味がよくわからないのですが・・・。

高橋様個人としては地域猫を認めたいが、公園緑地課という組織で「地域猫は認められない」と決めたので、自分ではどうにもならない・・・ということなのでしょうか?

もしそういう意味で仰っているのでしたら、公園緑地課の見解をお聞かせ願えませんでしょうか?

宜しくお願い致します。

それでは改めてお聞きさせていただきます。

猫の嫌いな人や猫アレルギーの人は公園から猫がいなくなってほしい。

そして地域猫活動の目的は公園から猫をいなくさせること。

願いや目的は同じですよね。

猫の嫌いな人や猫アレルギーの人こそ、地域猫活動の目的や活動内容を話せば、賛同してくれます。

猫嫌いや猫アレルギーの人が活動に参加しているのも、地域から野良猫がいなくなってほしいと願っているからです。

ですのでもし本当に公園緑地課が猫の嫌いな人や猫アレルギーの人のことを考えているのでしたら、地域猫活動を推進して野良猫を減らし、野良猫問題を解決すべきではないでしょうか?

いかがでしょう?

 

>公園内につきましては、課として地域猫活動を認めておりませんが、環境保全課にて不妊手術助成金を実施しております。

 

質問5

不妊手術助成金を受け取れるのは地域猫活動団体だけで、個人で活動している猫ボラさんには支給されませんよ。

ですので公園で活動している猫ボラさんは経済的にも肉体的にも精神的にもすごく大変です。

それでも頑張っているのは公園から不幸な猫をなくしたいと思っているからです。

それは猫の好きな人も嫌いな人も公園緑地課の職員さんたちも同じ思いだと思います。

だからみんなで協力して公園から野良猫をいなくさせましょうと言っているのです。

繰り返し申し上げて恐縮ですが、貴市のサイトに「猫に関する苦情が年々増加しています。」「野良猫が増えて困っている。」と書いてありますよね。

増えた猫がいつ公園に流入してくるかもわかりません。

その為にもそして猫の嫌いな人や猫アレルギーの人のためにも、このような猫ボラさんたちと連携協力をしていくべきではないでしょうか?

いかがでしょう?

 

お忙しいところ恐縮ですが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。m(__)m

 

以上です。

 

不幸な動物たちを助けたいと思っても、何もしなければ、それは見殺しにしているのと同じです。

私たち市民と行政が一致協力して取り組まなければ、不幸な動物たちを減らすことはできません。

行政の愛護意識を高めるためにどんどん意見を送りましょう。_(._.)_

 

「公園緑地課問い合わせフォーム」

https://faq.city.ichikawa.lg.jp/faq/web/faq/inquiryForm102.html?section=40030000