05.08.01
目を開くと16という数字が見えた。
まだ日も跨いでいないし、夕方らしい。
俺はただ、日中のツラい感情から逃げたく飲酒をしていたのたがいつの間にか眠っていたようだ。
心が鉛の様に重く不動になっている、寧ろ更に重くなっているかもしれない。
何にも感動しない共鳴しない何も見たくない何も聴きたくない。
ひとはヒト己はオノレ。
助けなんてされないし望んでもいない、期待はしていない。
自己破壊願望が強くなってくる。
こんな小癪なピアスの類い、全て引きちぎってやろうか。
身体の何処かをナイフで刺すのも効果的かもしれない。
何もかも憎い、何もかも煩わしい、この自分が起こし抱えている色々事の全てを確実に暴力的に解決してやりたい。
偽悪願望さえ生まれる。
否、偽悪では無い俺は悪だ害悪だ。
もう服薬せず消極的自殺を図ろうか。
まあ手っ取り早くどっか切ったりしても良いけどさ。
望まれてない生なんて真っ平だ。
どうせこんなもの。
知ってた/知らなかった。
どちらだろう?
まあ薄々分かってはいたよ。
虚しい淡い色の心は流しましょう、あのどぶ川へ、ね。
もうお前には無理なんだ。
もうお前には可能性も何にも残ってはいない、分かってたろ?
今日今からそういう膨らませてしまった心を飲み込む。
淀みのある河に全てを流す。