唇は自然に閉じてマウスピースに当てる。

 

息を出せば自然に音が出る。

 

音程は舌の奥(オクタン)の上げ下げで操作する。

 

これだけのことなんだけれども、やっぱり上手くいかない。

 

特に、上のD(実音C)から上の音は、なかなかオクタンの動きだけでは綺麗に音が出せない。

 

やっぱり、アパチュアの開閉が伴うのだろうと思う。

 

先生は、それは自然にできる。自転車に乗るのと同じで、この音を出そうと意図すれば人体はその通りにやってくるとおっしゃるのだが。。。

 

意識しすぎで、人体(てか自分の身体)が本来の能力を発揮できていない状態なのだろうか。。

 

何事も、意識しすぎると良くない。これはわかっているのだが。

リップスラーはタングスラーだ。

先生からしっかりこれをやりなさいと言われているのは、、、

 

・息を大きく吸い込んで、音程の上下に関わらず、安定的に出し続けること

・これをやりながら、オクタン(舌の奥)を上下させて音程を操作する

・このとき、唇の形は忘れる

 

音程の操作は、上下上下もあるし、上行ってさらに上行ってそこから下げる、など何種類かある。

自分で工夫しても良いと言われた。

 

声を出しながらでも良い。

いーー〜ーと発音しながらオクタンを上下させると確かに音程は操作できる。

 

しかーし。

 

オクタンに気を取られると息の安定がおろそかになる。。。

 

これほんとに難しい。

 

早く慣れたい。

午前中に2時間練習。

 

アンブシュアは自然に変わってきた。

もう口先をとんがらせたりしない。

軽く閉じた唇の上から、サッとマウスピースをかぶせる感じ。

唇で何らかの形を作ることなく、そのまま息を吹き込んで音を出す。

良い音が出る。

音程はオクタンの上下運動で操作する。これはまだぎこちない。うまくできないけれども、この方針でやっていけば綺麗な音でメロディが吹けるという感覚はあるのでひたすら繰り返して練習。

 

しかし。。。メロディの中にオクターブ飛ぶような部分があると、対応しきれない。

何度も何度もやっていくしかないなとは思う。

ていうか、昨日も一昨日も、オクターブ飛びはできなかった。

ここは停滞中。

 

が、音域を広げる練習では日々成果が出ている。

一昨日は上のC♯(実音B)まで。2オクターブ半の音域に入ってきてるわけだ。

これ自分でも信じられない。

1ヶ月前まで、2オクターブが苦しかったわけだから。

 

で、今日は上のF(実音E♭)まで。

3オクターブまであとちょっとに迫ってきた。

 

ただ出すだけなら上のGまでいける。音は弱くて、全然安定しないけど。

 

オクタンの効果はでかい。

個人レッスン記録の補遺。

 

前回のレッスンで、自分はリップスラーができた。

それまではできなかった。

 

リップスラーという用語は若干ミスリーディングであり、要はオクタンの上げ下げで音程を操作するのだ。

自分はそのことを知らず、また知ってからも出来ず、長年の癖になっていた「アパチュアの開閉と空気圧による音程操作」を続けていた。

 

先生は、なんとかして本来のリップスラーを伝授しようとしてくれていたが、そもそもオクタンのイメージがない自分は、動かせないし、仮に動かせても、その他の筋肉、例えば下顎とか口輪筋とかを連動させてしまって、オクタンだけ独立させて動かすことなどできなかった。

 

こんな状態がもう半年も続いていただろうか。

先生も、こりゃあダメかもしれない、と思ったかな?

なんでこんな簡単なことができないんだ、ドアホ!くらいは思っていたような気もする。

でもできなかった。

 

が、4月の初めに、たまたま読んだKindleの中に「上下の歯を平面に揃えてマウスピースを当てる」というのがあって、これを試してみたらかなり楽にリップスラーができるようになった。

 

そうした状態で、個人レッスンを受けたら、ああ、ついにできるようになったねと。

 

トランペットに限らないが、技術は教わってわかることが少ない。

自分で「発見」しないといけないことが多い。

先生というのは因果な商売で、生徒が発見するまでは伝えたいことが伝わらないのだ。(変な日本語だが)

 

自分も教師をやったことがあるが、伝えたいことが伝わったと感じられた瞬間などほぼ皆無である。

 

そういう意味では先生孝行というか、前回のレッスンでは喜ばせてあげられた気がする。

 

先生が本当に嬉しそうだったのが印象に残った。

先生曰く、

 

・音色は非常に良い。

・リップスラーはタングスラー。

・アタックした後に息が弱まる。息は柱なので弱めないように。

・息を弱めなければ楽に次の音に行ける。

・アタックはもう少し強めで良い。

・唇のことは忘れる。

・舌のことも忘れる。

・アイウエオを発音するときに唇や舌の動きをいちいち意識しないのと同じ。

・人間の体は良くできていて、この音を出そうと思えば最善の処置を体がしてくれる。それを信じること。

・唇とか舌とかではなくて、出ている「音」に集中する。

・「俺は間違える」と思ったら間違える。「俺は大丈夫、吹ける」と思えば吹ける。

・プロの金管奏者でもミスは出る。でも努力と意識の持ち方で99%までは行ける。

・あなたは唇の形も良いし肺活量もある。あとは意識の問題だけ。

 

だそうです。

 

頑張るぞ。