見てきました～！といっても今から15日も前のことです。
そもそも、THE ICEって知ってる？
公式ＨＰにわざわざ2023と書いてあるところを見ると
これはいったい何年前から続いているのでしょう？
https://fs-theice.com/
国内外から有名なスケーターを集めたアイスショー。
メダリストたちがわんさか来てくれるのだ。この盛岡に。
私は、とくにフィギュアスケートが好き！！というわけではなく、
オリンピックや世界選手権というテレビでも放送する大会があれば
日本選手を応援するという、ま、その程度の人だ。
なので、これまで生でフィギュアスケートを見たこともなく、
「こういうのはファンクラブへの先行発売的なもので、売り切れちゃうんでしょ？」
と、どっちかというと
同じ時期に岩手へ来ていた大相撲の巡業の方を気にしてたのだ。
宇野くん+大輔+りくりゅうペア+ネイサン・チェン＜錦木
しかし、盛岡公演の初日、8/2（水）のツイッタ－を見ると
「素晴らしかった～！！」という歓喜の声とともに
「当日券あります」の投稿が。
さんさとぶつかったからなのか、
お高いからなのか
8/3も8/4も当日券があるという。
手帳を見ると8/3は行ける！！
しかも当日券は会場で買えるらしく
「ま、売り切れてたらその時はその時」と
盛岡公演2日目を見てきたのだった。
ちなみに私が買ったのはスタンドＳ席の12000円
フィギュア＆三鉄＆あまちゃん好きのＭさんの助言に従い、西側を購入。
5種類の座席のうち、下から2番目のお席だったけれど、これがタカヤアリーナの構造なのか。
思ったより、近い！！
宇野君のお顔もネイサン・チェンのお顔をはっきり見えるではないか！！
さて、はじめて目の前で見たアイスショーは
「ブラボー！」のひとことだった。
まずは、滑走が速い。
これ、ほんと、思ったよりはるかにはるかに高速で走り抜ける。
良いたとえが思いつかないが
私の自転車全速力よりは、はるかに速いだろう。
（まったくわからないたとえだ）
そして、みんな細くて小さい。
テレビで見るとお尻がプリッとみえる宇野昌磨くんもとてもスマートだし、
りくりゅうペアの三浦璃来さんや高橋大輔とペアを組む村元哉中さんにいたっては
「こどもなのか？」と思うような小ささだった。
そりゃ、そうだよね。
あのぐらいでなきゃ、男性が上まで上げれないよね～と納得。
ただ、坂本花織さんだけは、テレビでみた感じの重量感だった。
が、テレビよりも華があり、
出てくるだけで「ぱぁ！」と会場が明るくなるような感じ。
ふだん、（普段もよくわかってないが）の競技とは違い、
規定がない分、自由、自由。
バク天あり、宇野くんとネイサン・チェンのコラボあり、ダンスバトルあり、
選手が登場する前には、私のようなド素人にもどんな選手なのかを
紹介する動画あり、
光と音楽と快活なＭＣと、、、
ＭＣの感じはバスケに近いかな？
ああ、書いてるうちにいろいろ思い出してきたけど、
それはそれは素晴らしかった。
盛岡公演は日本で開催した4か所の公演のラストだったそうで
選手も思い切り、楽しんでいるようなそんな感じに見えた。
競技は競技で、独特の緊張感があり、きっと観客も張り詰めたような空気感で
見るのだろうけど
まさに、演者も観客も一体となって楽しんでる。
いちばん素晴らしかったのは
ジュンファン・チャという韓国の選手が飛んだ四回転！！
四回転って高さも速さも全く違う。
残念ながら転んでしまったけれども
「たっか！」と思わず、声にだしたぐらいだった。
先のＭさんに報告したら
「四回転サルコーね。」と。
さっすが、ファンは、目の前でとんだジャンプを見て、種類がわかるのね。。
そして、フィギュアの応援って
ひとりひとりの演技が終了後、歓声と拍手とともに
その選手の国旗や名前いりのタオルを掲げるものなのね！
道理で、やたらキャリアケースをガラガラ持った人が多いなあと思ったけど
あの中身は、そういう応援グッズなんだ。
なーるほどーー。
どこかの保育園の子10人ぐらいが引率者とともに来てたけど
あの年で世界をみたら、「自分も！」と思う素直な気持ちが芽生えるものじゃないかしら。
、、、というわけで、錦木のことはすっかり忘れて
世界のメダリストたちの競演に酔いしれた私。
帰りにプログラム買う！とまんまんで並んだのだが、
初心者は並ぶ列を間違え、グッズ売り場はどんどん遠くなっていく。
「あーれー」と心の声をあげながら、外に押し出されてしまった。
そして、あれだけのショーに明日も当日券があるなんて
「空席があるなんていけないわ！！」という気持ちがぐぐっと盛り上がり、
「明日、仮病使って会社休んでも行く値打ちあるよ～」と
数名に「ズル休み」をすすめた。
それだけでも飽き足らず、
のびあの会員さん向けのメルマガでも
「さぁ、会社を休んでいこう、ＴＨＥＩＣＥ」のノリで
本文より長く書いてしまった。
でもさ、あれは
新幹線代金考えたら、いちばん上のお席でもお安かったんじゃないかと
コーフンしながら思ったのでした。
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