近況報告と創作報告♪ | 哲学のプロムナード

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早いもので、もう年末だね。
最近レビューばっかりだったし、ちょっと近況報告でもしようかなと思います。


今日は研究発表でした。
ゼミの研究発表は今日で最後かな。まあゼミ以外で発表がないから、僕が学問の発表をするという機会はもうないかもしれない。

そういえばゼミについてはあんまり詳しく書いていなかったかもね。僕は古典文学のゼミに入っていて、1年間清少納言の『枕草子』を勉強してました。本文を現代語訳していって、多角的に研究していくゼミかな。
先生が担当箇所を学生に割り振っていって、そこを訳した上で疑問点と研究を自分で選ぶのが基本で、発表のあとの質問とかで意見が分かれて盛り上がっていく場合もある。
古典文学というと高校の古典を思い出しがちなのだけれど、別に現代訳は探せばいくらでもあるし、文法知識はいらない。
むしろ平安時代の生活とか文化とか常識とかそういう他ジャンルの内容に拡散していくことが多いね。
もちろん文法的な解析をすることもあるし、写本が現代にはいくつも残っていてそれぞれ微妙に文章が違ったりするから、どれが正当性があるのかとかを研究したりもする。
ハード面とソフト面がある結構緩い感じのジャンルのくくり方をする。

今日は「貴なるもの」と「虫は」の段をやったのだけれど、これだけでもなかなかジャンルはバラつくよね。

うちの大学は4年で、ゼミをもう一回やるか卒業論文を書くか選ぶことができるのだけれど、僕は卒論を選択することにした。
1年のことから卒論にしようとは思っていたけれどね。

就活が早く終わったら集中してできるんだけれど……

そういえば就活が本格的に始まって、なかなか疲れが溜まっていたりする。
やっぱり癒やしとか休息とかって大事だよね。毎日頑張ったらすぐに失速してしまうと思う。
好きなことも続けてやっていくのが案外一番うまく行くんじゃないかなとは思うんだよね。よく、集中するために今までやってきたことを中断してしまう人もいるけれど、僕は少しだけでも続けていたほうがいいのかなって思う。

2日には学科の友達6人で鍋をしたのだけれど、みんなで集まってお酒飲んで、たまには大変なこととか苦労していることとか忘れるのも大事だね。
大学の友人にも結構感謝しているのだけど、Twitterのみんなにも、助けてもらっている感じはするね。みんな色々大変なこと多そうだし頑張ってるなと思う。
るるぽんなんかちゃんと目標達成したし、僕も頑張らないといけないな。
リリコちゃんもいつも、もうだめだ~と思いかけてるタイミングで気にかけてくれて何度助けられたかわかんないしほんとうにありがとう。いつかちゃんと恩返しをしたいな。


さて、最後に創作の話を。
大きめの報告としては2つあります。

ひとつは竜司が新作を書いたこと。
僕はまだ読んでいなくて(忙しくて……)、詳しいことは言えないし、後日、僕の感想も加えた上で詳細は紹介します。ただ、既に公開されているので軽い紹介を。

ちなみに、多分単体でも読めるのだと思うのだが、一応関連作というか前作があるので、もし良かったら前作から読むことをおすすめします。
「クラムボン」をテーマとした創作企画を開催したことがありまして、その時に竜司が書いたものが、今回の新作の前作に当たります。

まず前作から紹介。


タイトル外道の秘
種別:短編
キーワード:クラムボン 宮沢賢治 ミステリー 伝奇
ジャンル:文学 ミステリ 伝記
あらすじ
「なる程。善く判りました、ご老体」大学生の林と景皇は喫茶店にて稀代の天才白伊豆に偶然出くわした。微睡みに包まれる林は薄まりつつある意識の淵で白伊豆の発した言葉――クラムボン――を確かに聞いていた。三人は”答え”を求め元雲水の老人の住む屋敷に赴くが……
作者:竜司
創作企画『クラムボンの多い料理店』参加作

この小説のURL : http://ncode.syosetu.com/n3318w/


竜司の作品の中で特に評価が高い小説ですね。
ちなみに宮沢賢治の『やまなし』を読んでいなくても解るので、気軽に読んでみてください。
京極夏彦のオマージュをうまく狙っていると思うみたいなツイートを僕がしたら、やっぱりそうらしいので、京極さんのシリーズ読んでる人にはちょっと楽しい仕掛けがあるかも。

続いて今回の新作です。


タイトル暗夢の怜
種別:連載(3話完結済み)
キーワードミステリー 幽霊 恋愛
ジャンル:文学 ミステリ 恋愛
あらすじ
「まずはこの家にかかった呪いを解くぞ」真夜中のほろ酔い道中、少女の怪に晒された大学生林は、十九年前に自殺した少女の幽霊が現れると云う氏家宅へ白伊豆兄妹と共に赴くが……。
作者:竜司

この小説のURL : http://ncode.syosetu.com/n6047bw/


こちらは、クラムボンは関係ないです。まだ読んでないので確証はないですけど、関係してたら企画の方にも入れると思うので。
後日正式な新作紹介として記事をあげますね。


さて、長くなってきましたが、もう一つ。
僕が1年ほど止めてしまっていた『undecided』がもうすぐ再開準備を整え終わるところなので、近いうち(年内?)には連載再開をしたいと思っています。
どうもご迷惑をおかけしました。

ちなみに、予定では忘れてしまった人用のあらすじを投稿してから、本編に戻ろうと考えています。
今後もよろしくお願いします。

それから、新作連載も実は数年前から制作していました。
いま最終話の制作が史上最高に難航していて公開時期は明言できません。大学生のうちにはなんとか仕上げたいです。
内容は彗星に関するSF、哲学の話もふんだんに盛り込んだ、人類に本当の自由意志はあるか?みたいな問の物語としての解答を出すような作品になりそうです。
まあ……ほんとに完成するのか不安なところではありますが……

そして僕単独の新作も一応進んでいます。
ちょっと異色な感じのものを公開できそう。これも執筆が不定期なのでいつになることやら……

とりあえずは、読書の方もなんとか時間を作っていきたいね。
今は瀬名秀明の『デカルトの密室』を読んでいて凄い面白いからあとでしっかりレビューを書くね。
リリコちゃんの『追憶の』も更新が楽しみだし、ファンタジーって現実逃避できるというか、癒やされるから結構いいかもね。
まあそう思うのも彼女の実力があるからなのだけれど。空間的な想像力を掻き立てる感じも、精神面の葛藤とか成長とかを丁寧に書いてる感じも良いし、見習いたいところです。キャラクターもあれくらい色を濃くできたらいいなぁ。
僕らの『undecided』も、主に暁の成長を楽しみにしていただければ。いままでちょっと神屋聖孝が神がかってたというか、まあこれからもなかなかに神がかっているのだけれど、まあ彼のダークサイド的な部分も注目してくださいw 主人公も成長しますが神屋の独擅場をどう崩していくかが作者の楽しみでもあります。

それでは、長いことすみませんでした。
今後もよろしくお願いします。


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